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プラトニック 58 ~最終話~

2017.07.25 (Tue)








それから俺は
チャンミンの手首を掴んだまま

ひと気のない場所を
無我夢中で探した。

頭の中はとにかくチャンミンに
好きな気持ちを伝える事で
いっぱいで。

だけど春のお台場は
俺の予想に反して平日とは言え

海辺にも
観光客やカップルがたくさんいて

チャンミンと二人に
なれる場所がない。

弱ったな。家に帰ってから
告白する?


どうしたらいいのか
迷ってると


「ま、待ってユンホ君っ…、
手、痛いよっ…。」

チャンミンの声に
ハッとして立ち止まる。



「あ…、ごめん。
ごめん。チャンミンっ。
痛くしてごめん。」

俺は慌てて強く掴んでいた
手を離す事はせずに緩めた。

「…うん…。
…、ね、ユンホ君
いきなりどうしたの?

それに店長さんとの約束
破っちゃったけど大丈夫かな?」


「…店長には俺から
あやまっておくからいいよ。」



「…、ん。
それより大事な話しって何?」


「…ここじゃ
言えない。

どこかふたりきりになれるところ
ないかな。」

「…、ふたりきり?」

「うん。」

俺は周りをキョロキョロと
見渡すと

「…、ね、じゃあ
またホテル泊まる?」



「え?」

「…、だって
この辺のホテル
見晴らしもよさそうだよ?

…、ねえ。ホテル泊まろう?
僕、なんか酔っちゃったし
疲れちゃった。」

チャンミンの甘えた様な顔。


…、そりゃ
あれだけ飲めば酔うだろ。


それにしても江ノ島のホテルの時といい
平気でホテルに誘う相変わらず
俺に警戒心のないチャンミンに
少し凹みながらも

そうか。 ホテルか。
そこなら誰にも邪魔されずに告白できる。

そうだな。
そうしようと決めたんだ。



「…、じゃ、ホテル行こう?
でもごめん。
ホテル代、バイトの給料出るまで
立て替えといて。」

「ふふ?
そんなのいいよ。

…、ね、それより
どこのホテルにする?」







そして

俺とチャンミンは

ベイサイドホテルの一室の前に
やってきた。
ルームキーを差し込んて
部屋を開けて入ると
そこには大きなベッドがひとつ。

と言うのも今日はお台場で
イベントをやってるらしく
ツインの部屋は全て満室。

空いていたのはダブルベッドの
部屋のみ。

しかも、スィートルーム。

俺は金額に迷ったけど
チャンミンがここにしようって言うし
早く二人きりになりたくて
そうしたのはいいんだけど

間接照明に照らされた
豪華な薄暗い部屋と
クイーンサイズのベッド。


なんか…、



めちゃくちゃ
緊張してきた。





トクン

トクン。


…とりあえず
落ち着かないと。

まずは水でも飲もう。

「チャンミン、
ミネラルウォーター飲んで。」

「…、うん。ありがとう。」


冷蔵庫から取り出したペットボトルを
ベッドに腰掛けるチャンミンに渡して

俺もその隣に座る。


するとチャンミンが

「はい。
ユンホ君も飲んで。」

そう言ってミネラルウォーターを
俺に渡してきたから

俺はゴクゴクと飲み干した。


あまりの緊張感で
喉もカラカラだったみたいで

その緊張をときたくて
とりあえずはパーティーでの話しをする。




「…、お姉さんにはびっくりしたな。
俺がダメならチャンミンって
どんだけ軽いんだよな?」


「…ん。そうだね。
でも、なんか羨ましかった。」

「え?何が?」

「…だってなんの迷いもなく
好きな気持ちを伝えて。」



「…。確かにそうだな。」


お姉さんは確かに
突拍子もない告白だったけど
一年以上も片想いの俺より
よっぽどカッコよかった。


…、ましてや
店長だってカッコよ過ぎた。


そうだよ。

もう迷ってないで

言わないと。


これ以上
気持ちを抑えるなんてせずに

言うんだ。





そう決意したところで




「…ユンホ君
大事な話しって?」

チャンミンが
俺を覗き込むように聞いてきた。


トクン


トクン



ドキドキが



ヤバイ。




だって人生初の告白なんだ。






…フーッ…と
俺は深呼吸。


そして


チャンミンに身体を向けて







「…、チャンミン。
俺、チャンミンの事が好き。」





単刀直入に想いを告げた。





「え?」




チャンミンは俺の言ってる意味が
わからないかのような表情。

そんなチャンミンに
続けて想いを伝える。



「…、あ、や、
ごめんっ。いきなりごめんっ…。
俺なんかに好きとか言われても
困るよな?

…わかってる。
そんな事わかってるっ…。
チャンミンが好きな人の事をまだ
諦められない事だってわかってる。」


「何言って…、」



「ごめん、チャンミン、
最後まで聞いてっ…、

…、チャンミン、
さっき、次の恋しようって
お姉さんに言ったよな?

それが
俺じゃダメかな?



好きなんだよ。


チャンミンの事が
ずっとずっと好きだった。」






その瞬間



チャンミンが大きな瞳から

ポロポロと涙を流したと思ったら


いきなり俺に

抱きついてきて




その後に







奇跡が起きた。





「ダメっ…、無理っ…。
次の恋はしないっ…、



だ、だって、僕はやっぱり
今でもユンホ君の事が好きだからっ…、。

今の恋を諦めるなんて
できないよっ…。



ゆ、ユンホくんっ。


僕も…、好きっ…。


僕もずっとユンホ君の事が
好きだった。


ずっと好きでっ…、




諦めるなんてできるわけないっ…。


だって初めて好きになったんだよ。

ユンホ君が
初めての恋だったんだよっ?


諦めるなんてっ…

…うっ…、っく、…、」





え?


初めての恋?


それって…


俺が初恋?




嘘…っ。



「チャンミンっ…、
…、


俺もチャンミンが初恋。」








それから




お互いがどれだけ好きだったかを
告げて




お互いの気持ちがわかって




チャンミンがどれだけ俺の事が
好きかを知った。






チャンミンの


"寂しいから抱きしめて"

それは

"好きだから抱きしめて"
だったんだんだ。



過去のチャンミンの恋人に
嫉妬もした事もあったけど



俺がチャンミンの最初の男って


知ったんだ。




それがわかった今




もう


俺は止まらなかった。


いや俺たちは



止められなかった。








「んっ…、んっ、んんっ。…んあっ…。」





俺はスーツのジャケットを脱ぎながら

チャンミンをベッドに
押し倒して

服を脱がせて


覆いかぶさった。


「ん。ん…っ…、んんっ。」


何度も何度も
舌を絡め合って






ファーストキスに夢中に
なっていた。





…、キスって
こんなに気持ちよくて
愛おしいもんなんだ。


高校時代の文化祭で
視聴覚室で触れただけの事故とは
全然違う。







「っ。んあっ…ん。
…、やっ…、

はあっ、んあっ…
あっ…、あっ…あっ…んあっ…。

や、ちょっ、ゆっくり、
んんっ…、」




身体を重ねる事だって

お互い初めてだった。



「ごめっ…、
痛い?」






「…痛いって言うか
熱くてっ…

っ、あっ…、あっ、

、んっ…やっ…、んあっ…、」



やり方なんてわからなかったけど
始めてしまえば


慣れない行為に戸惑いもしたけど
お互い早くひとつになりたくて。











俺に抱かれながら



俺に揺らされながも







優しいマシュマロ笑顔で





「ユンホ君…。

…好きっ…。

大好きっ…。んっ…、」





手を伸ばして

俺の頬を撫でるチャンミンが、


綺麗で


物凄く綺麗で


愛おしくて


切ない程愛おしくて。







泣きそうな程



大好きで。








「…俺もチャンミンの事が

好き。」












この先一生




チャンミンだけを好きでいる



そう誓ったんだ。


























♡終わり♡









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拍手コメントを下さった

sh◯nochanさん♡ 葉◯さん♡ イチ◯ミチさん♡
き◯さん♡ しまっ○ょさん♡ ぽ◯ちゃ◯さん♡
ちょ○みさん♡ mm◯y◯nkoさん♡ み○チャンさん♡ きな◯さん♡
Miy○さん♡

いつも本当にありがとう♡
プラトニックな関係は卒業しました\(//∇//)\
何度も書いてるけど皆さんのコメントは
本当に励みになってました☆彡
感謝してますT^T♡








改めて皆さん♡こんばんは(*^_^*)

最後まで読んでくださって
ありがとうございましたT^T♡
終わってしまって寂しいけど
無事に完結できてホッとしてます。

このお話しは
"お互いが初めての恋" を
書きたかったんです。
でも読んでる皆さんには
不器用過ぎる二人が焦ったかったと
思いますf^_^;
でも、やっと想いが通じ合いました♡
この先二人はずーっと永遠に
甘々で幸せです(*´ω`*)♡


本当に皆さんが読んで
応援して下さってくれたから
ここまで書き上げる事ができました。
感謝の気持ちでいっぱいです。


そして、恒例の
"あとがき&その後の二人"は

7月31日 月曜日に
更新します。

日にちが空いてしまいますが
まだまだ書きたい事があるので
皆さん、読みに来て下さいね☆彡

その後の二人のお話しは
ユンホ君の20歳のバースデー編です!
やっとお酒が飲めるユンホ君です♡


日にちが空いてしまう理由は
SMTに参戦する為に明日から帰省するからなんです。
なので落ち着くまで少し待っていて下さいね。
東京ドームに行かれる皆さんも
エア参戦の皆さんも
一緒に楽しみましょうね♡
素敵なステージになります様に☆彡




それでは、また来週♡
暑い日が続いてるので
皆さんも体調には気をつけて下さいね。



最終話なのでよかったら
コメ欄をオープンにしたので
感想を聞かせて下さいね(*^_^*)




それから


読んで貰った証に
拍手ポチを押して頂けたら
嬉しいです(*^_^*)


チャユノ






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最後まで本当にありがとうございました♡

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コメント
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| 2017.07.25 22:21 | 編集
チャユノさん こんばんは〜

やっっとやーーっとでした( ✧Д✧) カッ!!

ここまで長かったーーーーー󾬌󾬌󾬌󾬌󾬌

お互い好きなくせに 勘違いして

ライバルが次から次に出てきてやっっとやーーっと

告白出来ましたとさっ♡wwwww

でも チャンミンなんだかんだ ホテルに泊まろうっ

て大胆発言2回してるからこの無自覚チャンミン

何気に小悪魔👿ですよね( ̄∀ ̄;)

でもほんと歳下ユノが背伸びして頑張る姿に

ついつい応援しちゃいましたよ(ฅ'ω'ฅ)♪

初夜がスイートルームで良かったね♡(笑)

チャユノさんはSMT東京ドーム参戦なんですね。

あたしは今回はお留守番で家から

ユノにエールを贈りたいと思います٩(๑>∀<๑)و♡

チャユノさんはスタポしてますか?

もしやられてたら 『CIMU』の部屋に遊びに来て下さいませ♡(๑¯ ³¯๑)
お部屋に笹の葉のサラサラ飾ってますから(笑)
くみちゃん | 2017.07.25 22:23 | 編集
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| 2017.07.25 22:40 | 編集
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| 2017.07.25 22:43 | 編集
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| 2017.07.25 22:49 | 編集
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| 2017.07.25 23:07 | 編集
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| 2017.07.25 23:25 | 編集
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| 2017.07.26 00:51 | 編集
そうそう題名はプラトニックでしたね(笑)もう早くくっついてほしくていちゃこらをしてほしくてすっかりプラトニックだってことを忘れてましたよwww

あたしもSMT2日間参戦です!
一緒に命がけでユノを応援しましょうね!!
きなこ | 2017.07.26 05:30 | 編集
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| 2017.07.26 09:22 | 編集
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| 2017.07.26 11:27 | 編集
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| 2017.07.26 12:47 | 編集
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| 2017.07.26 19:28 | 編集
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| 2017.07.26 20:05 | 編集
あんにょん。
プラトニックな初恋が完了しましたね。ぐるぐる色々あったけど、最後はカッコよく告白できて、ユノくん良かったね〜٩(๑❛ᴗ❛๑)۶チャミもみんなに愛されながらも自分の思いを貫き通せてめでたし。
ちゃゆのさん、本当お疲れ様でした。
michipon | 2017.07.26 21:52 | 編集
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| 2017.07.26 22:04 | 編集
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| 2017.07.26 22:13 | 編集
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| 2017.07.26 23:32 | 編集
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| 2017.07.28 23:17 | 編集
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| 2017.10.14 20:25 | 編集
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