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プラトニック 49

2017.07.14 (Fri)







不安定なチャンミンに動揺しながらも

俺は

抱きしめる事はしないで
一呼吸おいて




「…、応援しなくていいなんて
何で?

応援くらい俺にもさせてよ。」


そう答えると


チャンミンから
絞り出す様な声の返事。






「…、もう、
もう諦めるから。」






その言葉に思考が止まる。






え?


諦める?


「…、何それ。
何で?
両想いなんだろ?」



「…、だから
何度も言ってるでしょ?

キュヒョナの勘違いだってば。

両想いなんかじゃないよ。
僕の気持ちなんて
全然届いてないよ。


あっ…、ご、ごめんね。

ごめんねっ。
ユンホ君、熱あるのに。
今する話しじゃないよね。

本当にごめんね。


とにかく横になって。
冷えピタも新しいの持って来るね。
待ってて。」



「…、え?
ちょ、待ってよ。
勝手に話し終わらすなよ。
諦めるってどう言う事?」





「…、言葉通りの意味。


…、もういいよ。


もうわかったから。

抱きしめてくれなくていいから。


…、

ユンホ君は好きな人だけを
抱きしめたいって事だよね。

…、ごめんね。」




そう言って
チャンミンは立ち上がって
俺に背を向けて部屋から
出て行こうとする。


その背中がやけに寂しそうで

あまりに悲しそうで





「ちょっ、
待ってチャンミン。」


俺はベッドから飛び起きて
チャンミンを追いかけて


「待ってって。」


腕を掴んで振り向かせた。


すると




え?


何で?





チャンミンは
大粒の涙を瞳いっぱいに溜めていた。




っ…。


それを見たら

無意識に


自然と腕が伸びて

チャンミンをそっと引き寄せて
抱きしめてしまった。


トクン。



トクン。



トクン。


さっき


"こんなのやっぱりおかしいよ"




そう言ったくせに


言ったそばから
抱きしめるなんて


何やってんだよ。





でも




こんなチャンミンを


ほっておける筈がない。





「…
チャンミン。

…、わかったから。

チャンミンが寂しい時は
またこうして抱きしめるから。」


俺はチャンミンの背中を
トントンとする。






「…。」


「チャンミン?」



「…、ユンホ君に恋人が
出来るまででいいから。」


「え?」


「…、こうしてると安心する。

だから

それまでは抱きしめて。」






その台詞は


"俺に恋人が出来るまでの
期限付きね"



前に俺がチャンミンに
言った言葉だ。


だけど


チャンミンを好きでいる限り
恋人なんて出来ないし


結局またこんな事…。


ダメだって思うけど


チャンミンの温もりはやっぱり
温かくて。

愛おしくて。



それと同時に無性に切なくて。


だってそうだろ?

チャンミンはきっと今この瞬間も
好きな相手を想ってる。


はあ…。


このままじゃ俺は
都合のいい男ってやつだ。


自分が可哀想過ぎる。


好きな相手を抱きしめる事が
できるのに悲しいなんて。




そんな気持ちを隠したまま
俺はしばらくチャンミンを
抱きしめていたんだけど






「…、ありがとう。
今日はもう大丈夫。

それよりユンホ君の熱
上がっちゃうから
もうベッドに戻って。」


チャンミンは
俺の胸に埋めていた顔をあげる。





…、





また切ない顔してる。


…、






…、やっぱり俺じゃ
ダメなの?


俺じゃ寂しさ埋める事できない?





またネガティブな考えが
浮かぶけど

流石に熱がしんどくて

チャンミンの背中に
回した手をそっと離したんだ。








それからベッドへ潜り込むと

薬のせいか
急速に睡魔がやってきて

深い眠りについた。







そして


うつらうつらと





熟睡してるところに



「ユンホ君。」


柔らかい愛しい声がして







「…、起きて。

ユンホ君。」



瞳を開けると
覗き込むようにして俺を見る
チャンミン。



「熱、まだ下がらないかな。
汗かいてるから
着替えないと。」


綺麗な手が
俺の頬にそっと触れる。



「…まだ少し熱いね。

待ってて。
今ポカリ持ってくるから。

あ、お腹空いてない?
夕飯には早いけど
お粥作ったから食べれる?」






あー…。


なんかいいな。

こういうのマジでいい。





起きたらチャンミンが
いてくれる事に
胸がいっぱいだった。



「あ、うん…。
食べる。
ありがと。」



「…、待っててね。」



ホッとしたように
微笑むチャンミンが
可愛くて。



「うん…。」



わかってるよ。


チャンミンは俺が熱を出したから
看病してくれてるだけだって。


キュヒョナさんに
お世話してたのと同じ事だ。


でも



だけどさ


何で?


何で俺がプレゼントした
ニットにわざわざ着替えてきたの?



他にもたくさん服持ってるだろ?






なんか


こう言うのって



恋人みたいじゃん。



ヤバイ。



嬉しくてにやけそう。







チャンミンが
"好きな人を諦める"

そう決めたなら
それでいい。


それって考えてみたら
ラッキーじゃん。



キュヒョナさんの言った事なんかより


当の本人がそんなわけないって
言うならそうなんじゃないの?




きっとそうだ。





だったら





俺が


その人の事を忘れさせてやる。





俺は
チャンミンを泣かせたりしない。






ふんわり甘いマシュマロみたいな
笑顔だけにしてみせる。





なんて





熱でふわふわしながらも



キザな事を思ったんだ。
















☆チャユノです☆

拍手コメントを下さった

葉◯さん♡ mi◯hi◯onさん♡ じゅ◯ぺ◯さん♡
sh◯nochanさん♡ あーち◯さん♡ Miy○さん♡

いつも本当にありがとう(*´ω`*)♡
おひとりおひとりにお返事が
できなくて本当にごめんなさい。
でも、皆さんの優しい気持ち届いてますT^T♡
もどかしい2人だけど
最後までよろしくね(*^_^*)






改めて皆さん♡こんばんは♡

ユノの来日が嬉しくてたまりませんT^T♡
SMT大阪に参戦の皆さん
楽しんできて下さいね!
私は今回は東京ドームに参戦なので
ユノに会えるのはもう少し先ですが
エア参戦します(≧∇≦*)

最高のステージになります様に☆彡






※次の更新は
7月17日 月曜日です。

では、では
皆さんも楽しい連休にして下さいね♡





チャンミンを泣かせたりしない
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いつも応援ありがとうございます♡

頑張れるので「読んだよー!」と
拍手ポチ貰えたら嬉しいです(*^_^*)

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