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プラトニック 48

2017.07.13 (Thu)




それから

お腹が空いた俺に


チャンミンがリゾットを温め直して
お皿に盛りつけてくれたんだけど


何を思ったのか
ふーふーした後

「はい。ユンホ君。」

そう言ってスプーンを
俺の口元に持ってくる。

しかも
ベッドに腰掛けて。



このシチュエーションは
ヤバイ。

近過ぎっ…。
それに子供じゃないしっ。


「あ、や…。チャンミンっ。
俺、自分で食べれるから。」

「え?
…でも、熱あるんだし
食べさせてあげるよ?

ほら、口開けて。」


「いや、いいって。
自分で食べるって。」


「いいから
口開けて?」



前から思ってたけど
チャンミンってわりと
こうと決めたら強引なんだよな。



… 、まあ

嬉しいんだけどさ。


「ユンホ君?」




仕方なく


言われるままに口を
開けると

ちょうどいい温かさのリゾットが
美味しくて。


「美味しい。」

「ふふ。
よかった。
店長さんが作ったんだもんね。

…、でも夕飯は僕が
作るからね。
何食べたい?」


「え?
いいよ。
大丈夫だよ。
適当に食べるから。

ね、チャンミン
やっぱり会社にだけは戻って。

俺の為に会社休むなんて
ダメだって。
仕事忙しいんだろ?」



不意に昨日のキュヒョナさんが
頭に浮かんだ。

手を怪我したキュヒョナさんは
チャンミンに甘えまくってた。
チャンミンも呆れた顔しながらも
世話してあげて。

きっと疲れてる筈だ。


だから俺まで甘えるなんて
よくない。




そう思って言ったんだけど
チャンミンは





「僕がユンホ君の
看病したいだけだから。

仕事なら大丈夫。
ここで少しするから。
ね?

それより食べて。
体力つけて早く元気になって。」


って。


「でも…。」


「いいから。
ユンホ君は何も気にしないで。」


「う…ん…。」




結局チャンミンが言うがままに
リゾットを食べさせて貰った。


…、平気なふりしてたけど
ずっとドキドキしながら。


だって、チャンミンは
俺が一口頬張るごとに
上目遣いでずっと俺の事見てる。






平日の昼間の静かな部屋は
チャンミンと
俺だけの世界みたいで


なんだか幸せだったんだ。



…もういい。

このままでいい。


チャンミンが
他の誰かと付き合う事になっても

この関係を続ける事ができるなら

俺はチャンミンを
諦められる。



チャンミンが幸せなら
それでいい。






そんな風に無理やり思おうとしたら


チャンミンは

また俺の心をかき乱す。



リゾットも食べ終えて
イチゴも食べさせて貰って


「チャンミン
ありがとう。
ご馳走様。」


「うん…。
じゃあ、寝ないとね。」



そうチャンミンに促されて

俺はベッドに潜り込もうとした
その時


チャンミンは
俺をまた上目遣いで見つめる。






「…ユンホ君…。
あの…、

お願いがあるんだけど…。」



「え?
何?」


「…、。」


何故か黙り込むチャンミンに
俺は上半身を向ける。





「チャンミン?
お願いって何?」



「う、うん…。」


「チャンミン?」



「ユンホ君…。

…、

ちょっとでいいから

ほんの数秒でもいいから


っ…、




…また寂しくなっちゃったから

抱きしめてくれないかな?」


「え?」




「ユンホ君。
ダメ?」



チャンミンは
そう言いながら俺に
両腕を伸ばしてくる。






…、

なんで?




なんでだよ?


好きな相手と

両想いなんだろ?


それなのに
何で?





ひょんな事から
江ノ島のホテルでの夜がきっかけで
抱きしめ合う事になった俺とチャンミン。





違和感に気がつきながらも
チャンミンの温もりが愛おしくて

抱きしめて
抱きしめられて。






でも、ダメだ。


こんなのやっぱりおかしい。



チャンミンの寂しさは
俺がいくら抱きしめても埋まらなない。



俺じゃダメなんだよ。



俺がどんなにチャンミンを想って
抱きしめたってダメなんだ。


こんな事してたらダメだ。





そう感じて

伸ばされたチャンミンの
細い腕を掴んで


そっと押し返した。


すると

チャンミンは
傷ついた顔して俺を見る。



そんな顔で見るなよ。


俺だって抱きしめたいよ。



抱きしめて貰いたいよ。






それだけじゃない。


それ以上の事だってしたい。



そうだよ。

もうこのままの関係なんて本当は
嫌なんだよ。



ベッドに押し倒して
キスして

それから



その先の事だって。



でも

だから



わかってよ。

チャンミン。









「チャンミン…。

寂しいからって
こんなのやっぱりおかしいよ。」


「え?
…、どう言う意味?」



「昨日も言ったけど

こういう事は
好きな人に言わないと。
好きな人に抱きしめて貰わないと。

キュヒョナさん言ってたじゃん。
チャンミンの好きな人も
チャンミンの事を好きだって。

だったらその人に気持ち
伝えないと。

俺、応援するから。


…、だから

俺も寂しくても
チャンミンに抱きしめてなんて
言わないから


チャンミンも
もう言わないで。」




頼むから

わかってよ


チャンミンっ。





なのに

チャンミンは
わかってくれなくて…。









「…っ…、応援なんて
しなくていいよ。


そんなのいらない。

それに
両想いなんかじゃないって
言ったでしょ?

僕の一方的な片想い。

だからユンホ君っ…

お願いっ…


少しでいいから抱きしめて。」




















☆チャユノです☆

拍手コメントを下さった

sh◯nochanさん♡ にゅ◯さん♡ てん◯さん♡
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しまっ○ょさん♡ k○i○oさん♡ きな◯さん♡

いつもありがとうー(≧∇≦)
ふたりを応援してくれて
ほんっとに嬉しいです♡
優しいお気遣いもありがとう。
無理はしないで自分のペースでね(*^_^*)


それからありがたい事に
拍手を何度も押しますって
書いて下さった方がいましたが
ひとつの記事に一度拍手したら
24時間経たないと再拍手 はできないみたいです。
(未確認ですが。多分…。)
なので無理しなくても大丈夫です♡
読んだよーって一度押して貰えたらで
十分ですT^T♡本当にありがとね(*^_^*)





改めて皆さん♡ こんばんは♡
ふたりの気持ちは
高まるばかり。困りましたね…(^^;;
もう少しこのふたりに
お付き合い下さいね。

では続きはまた明日(^-^)/











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