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プラトニック 45

2017.04.25 (Tue)






「ユノ
今日もあの人は来ないの?」


ドンへと別れて俺はバイト。



ユニフォームに着替えて事務所に
入ると
今日も事務所に店長だけがいて
俺の顔を見るなり聞いてくる。


そんなにチャンミンが気になる?



「え?
…あー…。

はい。
また残業で来ないと思います。」





残業だけじゃなくて
キュヒョナさんのお世話もあるから。

ま、そこまでは言わないけど。



すると


「…そっか。残念だな。」


心底残念そうな顔をして
店長は俺を見たあと


「…、ユノ?
どうかした?」



そう聞いてきた。


「え?」



「なんか元気ないけど…。」


「別にそんな事ないですけど。」




「…、明らかに元気ないと思うけど。

ふっ。
"あの人は誰にも渡しません"とか

威勢のいい事言ってたユノと
違う人みたいだけど?」


…、

それを言われると耳が痛い。




だよな。





チャンミン本人には
"好き"の一言が言えないくせに
店長には大きな口たたいて。


カッコ悪。

だけど仕方ないじゃん。





「…、あの人には
好きな人がいるんです。」





「え?」






「ずっと長いこと好きみたいで。

それで俺、告白できずに
いるんです。」


それでつい
いい訳がましい事を言ってしまった後
後悔する事になる。


「…、そう。

好きな人がいたんだ。
でも恋人はいないんだよね?

だったら俺にも
チャンスがあるって事だよな。」


「え?」

「今は誰のものでもないんだから。
…急がないとな…。」







"急がないと"




それってどう言う意味?



あ…。

どうしよう。

俺余計な事言った?

まさか店長の事
煽った?


あー、何、俺は余計な事を
言ってんだよ。



それから




店長の事で頭がいっぱいの中


なんとかバイトを終えて
家へと戻ってきて


疲れ果てて


そのまま寝室のベッドに
横になった。



…、
それにしても




店長のやつ
どうやってチャンミンに
近づくつもりなんだろう?


…来週のワインパーティーで
チャンミンがフラフラしない様にしないとな。





もうチャンミンの事で
気持ちはぐちゃぐちゃだ。



…、



チャンミン
今日も店に来てくれなかったな。

バイト始めてから
チャンミンが来るのが日課に
なっていたからなんだか寂しい。






しかも今日は
LINEもくれなくて。


…、そりゃそうか。

チャンミンが店に来る事は
約束してるわけじゃないし。






…家にはもう帰って来てるのかな?




チャンミンに会いたい。

iPhoneを手に取り画面に目をやると
すでに22時半。








別に今までだって用がなくても
お互いの家に行き来してたんだから
チャンミンに会いに行こうと思えば
行けるけど


チャンミンの友達が来てるのに
それはできないよなあ。







今ごろキュヒョナさんの
世話してるのかな?






一緒に夕飯食べてるのかな?

…俺の大好きな
チャンミン特製カルボナーラだったりして。




なんて
またネガティブになってるところに


ピンポーンと


インターフォンの音が鳴る。






…、もしかして
チャンミンっ?




チャンミンだよな?



俺はそう思ってリビングにある
インターフォンのディスプレイを
見るのももどかしくて
そのまま寝室から廊下へ出て


玄関へと行って扉を開けると









その先には
会いたかったチャンミンの姿。




…ヤバイっ。


なんだか泣きそうなくらい
嬉しい。





チャンミンに会えただけで

こんなにテンションがあがるなんて
俺も本当に重症だよな。




「こんばんは。
ユンホ君、夕飯はもう食べたよね?


レストランで
まかないが出るもんね。」


チャンミンの優しい話し方
優しい笑顔に癒される。



「あ、うん。
でも今日はあんまり食欲なくて
食べれなかったんだ。」


「え?食欲ないなんて
どうかした?
大丈夫?」



チャンミンは心配そうな顔。
そんな顔も愛おしくて。






「…うん。大丈夫。」

「…、本当?
ちゃんと食べないとダメだよ?

ね、じゃあ
うちで一緒に夕飯食べよ?」

「え?」

「ワンパターンだけど
カルボナーラ作ったから。」


それで



チャンミンの家に来たのは
いいんだけど



キュヒョナさん…、


この人なんか嫌いかも。



だって


キュヒョナさんは
さっきからチャンミンを
召使いみたいに使ってる。




テーブルの上には
チャンミン特製のカルボナーラ。

そのほかは遅くまでやってる
スーパーで買ってきたって言う
彩りのいいお惣菜が並んでいて。


カルボナーラはともかく
お惣菜はチキンだったり
ローストビーフだったりと
カットされてるもの。

多分チャンミンはキュヒョナさんが
利き腕じゃない手でも
フォークを使って
食べやすそうなのを選んできたんだ。

それなのに



「ね、チャンミンっ
ローストビーフ
食べさせてよ。」

わがまま言って。


「はいはい。
はい。どうぞ。」


そんなわがままに付き合って
チャンミンはキュヒョナさんに
食べさてあげちゃって。



「ん。おいひい。…、」







…子供かよ。






「もうキュヒョナ?
自分でたべれるのは自分で食べてよ。」


「食べられないから
チャンミンに頼んでるんだろ?
あ、生春巻きも食べたい。」

「生春巻きは
怪我してない方の手で食べれるでしょ?」



チャンミンも流石に呆れ顔。





そんな目の前のふたりに


「…、仲いいんですね。」


思わず出てしまった言葉。





すると



「え?
あー。まあね。


ふっ。俺、チャンミンのことなら
何でも知ってるよ。

なんか聞きたい事あったら
教えてあげるけど。」



なぜかいきなりキュヒョナさんは
俺にそんな事を言ってきて



「え?」



「ちょっと、キュヒョナ
何勝手な事っ…」


チャンミンの言葉を遮る様に



「チャンミンは
一年以上ずっと片想いしてるんだよね。」


って。




「知っ てますよ。
でも告白出来ずにいるんですよね?」




「うん。

…、俺は
その相手も誰だか知ってるんだよね。」


え?




やっぱりそうなんだ。
きっとチャンミンはその人の事を
キュヒョナさんに
いろいろと相談してるんだ。



ドンへの言う事は
検討はずれだったってわけだ。



チャンミンがキュヒョナさんを
好きなだなんてさ。


そんな事を思ってると



「告白すればいいのに。

俺はその相手もチャンミンの事
好きなんじゃないのかなって
思ってるんだよね。

だから昨日、チャンミンに
告白した方がいいって
言ったんだけど。」


キュヒョナさんから
予想外の言葉に息がつまる。




「キュヒョナっ…
いい加減な事言わないでっ。

…ユンホ君、
ごめっ。

キュヒョナ、ちょっと酔ってて。

なんでもないから。


キュヒョナ?それ以上
しゃべらないでっ。

そんなわけないんだからっ…。」




チャンミンは慌てた様にして
俺に言うけど
全然耳に入ってこない。






ドクン


ドクンっ




ウソ…。



チャンミンの好きな人も



チャンミンを好き?









それじゃあ両想いって事?




チャンミンがその人に告白をしたら



チャンミンは他の誰かのものに
なってしまう?





嫌だ。




そんなの嫌だ。














俺はキュヒョナさんの言葉に




頭が真っ白になった。




だけど



言わないと。



この前チャンミンが
江ノ島のホテルで泣き出した時に
俺は応援するって言ったんだ。









だから




「だったら
チャンミン、告白したら?


俺、応援するって言ったじゃん。


ね、チャンミン。


これからはその人に
抱きしめて貰ったら?」






俺は





涙が零れ落ちるギリギリのところで







笑顔でそう言ったんだ。















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☆皆さんへ☆

こんばんは♡ チャユノです。

早速ですがお知らせがあります。

こんな場面で申し訳ないのですが
明日からしばらく
お休みさせて頂きます。
TILL2参戦とGWが続くため
お話しを書く時間を全く取れません>_<
本当にごめんなさい>_<

GWが終わって落ち着いたら
すぐに再開するので
その時はまた覗きにきてくれたら
嬉しいです(*^_^*)


それからいつもたくさんの
拍手、応援ポチ、
温かいコメントをして下さって
ありがとうございます(^-^)
応援してくれる方がいたから
頑張ってこれました。
感謝の気持ちでいっぱいです(*^_^*)
「プラトニック」のふたり、
最後までよろしくお願いしますね♡

ではでは、皆さんも
楽しいGWを過ごして下さいね♡
TILL2に行かれる方は思い切り
楽しみましょうね*\(^o^)/*





つけたし♡ 今日も
「読んだよー」の拍手を頂けたら
嬉しいです(*´ω`*)♡






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