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プラトニック 43

2017.04.23 (Sun)




家を飛び出したはいいけど
キュヒョナさんの家なんて
知らなくて。



それでチャンミンに
電話をしようとしたその時
iPhoneのバイブが鳴って

画面を見るとチャンミンからの着信。



「もしもし?ユンホ君?
今どこ?」

「マンション出たとこ。

ね、チャンミンに
会いに行ってもいい?
キュヒョナさんの家ってどこらへん?」



少しの間の後


「…、でもユンホ君。
もう夜の11時だよ?
明日も学校でしょ?」


チャンミンは
キュヒョナさんが側にいるからなのか
遠慮がちに言う。






あ…、



俺は自分の子供さ加減に我に返って
飽きれた。


チャンミンはキュヒョナさんの家に
遊びに行ってるわけじゃないのに。

キュヒョナさんが利き腕を
使えなくて困ってるから行ってるんだ。




ただでさえ残業で疲れてる筈。

それなのに俺が行くなんて
困るに決まってる。


だいたいキュヒョナさんに
何て言って家を出てくればいいんだよ?

同じマンションに住んでる弟みたいな存在の俺が
夜遅くに寂しいからって
自分に会いに来るなんて
チャンミンがキュヒョナさんに
言えるわけない。





会いたいからって
相手の迷惑考えないなんて

本当に最低だ。





「…、あ。
そ、そうだよな?

ごめっ…。
ごめん。チャンミンっ。

俺、やってるんだろうな。
忘れて。
…、
家に戻るよ。」


「…う、うん。
ごめんね?」


「チャンミンが
あやまることないよ。

…、キュヒョナさんのお世話
頑張って。」


「うん。
ありがとう。」


「…おやすみ。」


「おやすみなさい。」




結局


マンションに逆戻りの俺は
自己嫌悪でいっぱいで

ドサッとソファーに
仰向けに寝転んで天上を見上げる。



なんだか寂しいだけじゃなくて
悲しくもなってきた。




…、


変なの。




チャンミンを好きになるまで
ここまで寂しい気持ちなんて
なった事ないのに

たった一日チャンミンに会えないだけで …。



でもチャンミンは俺が寂しいのは
他に好きな人がいるって
思ってるんだよな。



違うのに。




チャンミンの事をこんなに
好きなのに。



…、なんかダメだ。
いろいろ考えちゃって
落ち込む。


それにしても、みんな恋をしたら
どのタイミングで告白をするんだろう?


振られてもいいって
気持ちで告白するの?



そういえば俺は
今まで俺結構な数告白されてきたけど
簡単に振ってきたんだよな。


自分が恋した事がなかったから
相手の気持ちなんて考えもしなかった。


…、


傷つけてきたんだなって思った。


チャンミンに告白したら
俺が傷つく番なのかもな…、



そんな事考えていたらウトウトしてきて


いつの間にか
意識がなくなっていた。








どれくらいの時間が立ったんだろうか。



ピンポーン



ピンポーン




静まり返った
部屋にインターフォンの音が
鳴り響いて
びっくりして飛び起きた。





時計を見ると深夜0時前。



…、




こんな時間に誰だろ?


恐る恐るインターフォンの
ディスプレイを見ると


うそっ。



チャンミンっ?



俺は玄関まで走る様にして
急いで扉を開けると


チャンミンが




「…、やっぱり
来ちゃった。」


フニャっとした笑顔で
言うもんだから

嬉しくて



本当に嬉しくて


愛おしくて


チャンミンの腕を掴んで

抱きしめた。






あー…。




やっぱりあったかい。

チャンミンの温もりは
安心する。


このまま朝まで抱きしめていたい。




でも


「…、ユンホ君?

ごめんね。

…、今日はもうこれで終わり。」


チャンミンはそう言いながら
俺の背中をポンポンってして

身体を離した。




「…少しは落ち着いた?」

「うん…。ありがとう。
落ち着いた。」


そう答えつつも

まだチャンミンの事
抱きしめていたいのに






「…、じゃ、僕行くね?
マンションの下に
キュヒョナ待たせてるから。」


って。



「え?」

「キュヒョナの車で
帰ってきたんだ。」



チャンミンがそう言ってドアを
開けると
その先にひょっこりと人影が現れた。



「こんばんは。
へぇ。君がユンホ君?」







いきなりのキュヒョナさんの訪問。




「ちょっと、
キュヒョナ、なんで勝手に
来るの?

車で待っててって言ったのに。」


「だってさー
いつもチャンミンから
ユンホ君の事聞いてるから
どんな子か知りたいじゃん。」


え?

チャンミンが俺の話しを?



…、どんな話しをしてるのかな?



やっぱりただの友達?


気になる。



「ハハ。

…、だけどさっきチャンミンが
ユンホ君の事が心配だから帰るって
言い出すから驚いたよ。


まるで
恋人に会いに行くみたいに。」




「っ…/////、
だからっ…キュヒョナ変な事
言わないでってば。」


「ふっ。
本当のことじゃん。


それにユンホ君が引っ越して来てから
急に付き合い悪くなったしさ。」


「…ちょっ、そう言うのいいからっ。

キュヒョナ、


ほら、行くよ?

ユンホ君、じゃ、
またね。」



何言ってんだよ。


キュヒョナさんだって
チャンミンが他の誰かを
好きなのを知ってるくせに

チャンミンをからかうキュヒョナさんに
ちょっと無神経なんじゃないかな
って思った。


もちろん顔には出さないで




「あ、うん。
…、

あ、あのっ、キュヒョナさんも
お大事にして下さい。」



俺はそう答えたんだけど






「ありがとう。ユンホ君。

…、あ、そだ。



しばらくチャンミンの家で
お世話になる事になったから
よろしく。」




「え?」



キュヒョナさんは
なんだか楽しそうな顔をして
そんな事を言う。






それで

「チャンミン、

今日は

一緒に寝よっか?」


ふざけた感じで
甘えた台詞。



そんなキュヒョナさんの
怪我をしていない方の腕を掴んで
チャンミンは



「わかったからっ…。
ほら、もう行こう?」


キュヒョナさんを
玄関から連れ出す。




…、ふーん。




仲いいんだ。








そうだよな。


キュヒョナさんとは同期入社って
言ってたもんな。










"一緒に寝よっか"



冗談なのか本気なのか
わからないけど







俺は



俺よりもチャンミンと仲のいい



キュヒョナさんに




嫉妬の気持ちで







いっぱいになったんだ。



















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拍手コメントを下さった

k○i○oさん♡ le◯nさん♡
み◯チャンさん♡ じゅ◯ぺ◯さん♡
mi◯hi◯onさん♡ Miy○さん♡

いつもありがとね(*´ω`*)♡
またまた楽しいコメに
笑っちゃいました(≧ω≦)
本当に大切に読んでます(*^_^*)
そろそろユンホ君も
告白しないとダメだよね(^ω^;)




改めて皆さん♡こんばんは♡
ワインパーティーやら
キュヒョン登場でユンホ君は
更にヤキモキです(^^;;


ではでは今日も「読んだよー!」の
拍手を頂けたら嬉しいので
よろしくお願いしますね(^-^)


☆チャユノ☆






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