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プラトニック 36

2017.04.14 (Fri)





いきなりの俺の行動に
驚きを隠せないチャンミンさんは




「 え?
あの…、ゆ、ユンホ君?」


動揺してるのがわかる。

睫毛フサフサバンビアイが
揺れてる。




でも、ダメ。


今さらさっきのは
冗談なんて言わせないからな?


本当に寂しいんだ。
チャンミンさんと離れたくない。





「…だから
聞こえない?
寂くなったから抱きしめてって
言ってるんだけど?」


そう言って腕を掴んだまま
チャンミンさんを俺に向かせると



チャンミンさんは

頬を染めて






「…わかったから。
でもここは外だし。

…、うちに来て。」


その大きな瞳を逸らした。









トクン



トクン。



部屋に入ると相変わらず
綺麗に片付けられていて。



「とりあえず座って。」


「うん…。」



言われた通りに
ソファーに腰掛ける。





なんか緊張するな。



だって

抱きしめてもらう為に
チャンミンさんの部屋に
来たわけだから。


…、考えてみたらおかしいよな。




こんな事。



…、けど言い出したのは
チャンミンさんだ。



少し寂しいの意味が
違うかもしれないけど。





"もしユンホ君がその人の事を
思って寂しくなったら

僕が抱きしめてあげるね"




そうチャンミンさんは
言ったんだよな?

でも俺は昨日からずっと
チャンミンさんとふたりでいて
離れたくなくて
寂しくなったんだ。


それだと寂しい理由が違う?


…、だけど俺は
チャンミンさんの事が
好きなんだ。


好きな人を想って
寂しくなったんだからいいんだよな。


うん。


嘘じゃない。

そんな変な屁理屈を
考えていると

「ユンホ君、
疲れたでしょ?

カフェラテ飲む?」

チャンミンさんは上着を脱いで
キッチンへと行ってしまった。



「え?
…、あ、うん。
飲む。」


…なんだ。

すぐに抱きしめてくれるのかと
思ったのに。


…、もしかして
チャンミンさんも緊張してるのかな?




…、



カフェラテより
チャンミンさんなんだけどな。




「はい。
ユンホ君。」

「ありがと。」

「ん。」


それで俺たちは
ソファーに並んで座って


俺はカフェラテを飲んで
チャンミンさんは
コーヒーのブラックを飲む。





「今日のバイトも17時からでしょ?」

「うん。」

「…、また行こうかな。」

「本当?」

「うん。
料理も美味しいし。
居心地いいから。


…、そういえば最近
お酒のサービスしてくれるよね。

今日もしてくれるかな?」


「え?
何それ。」



「え?
何それって…。

店長さんが
シャンパンだったり
ワインだったり持って来てくれるよ。」



は?


何だよ。それ。


その店長っていうのは
30代前半の割とイケメンな奴で
レストランのオーナーの息子。





マジで?





知らなかった。




あいつ公私混同じゃん。






「…、そんなサービスないから。」

「え?
…でも…。」

「きっと店長がチャンミンの事
狙ってるんだよ。

チャンミンも気をつけないと。」


「…、そんな事言われても…。」



…、はあ…。

チャンミンさんって

本当に無自覚だ。


普通、気がつくだろ?


アルコール飲んで
ふわふわしてる場合じゃないだろ。



…、全く。


きっと俺の知らないところで
こんな出来事たくさんあるんだろう。


…、とにかく




店長からチャンミンさんを
守らないと。


今日は店長がチャンミンさんのとこに
行こうとしたら阻止しないと。






だけど今はそれよりも…、





「…ね、チャンミン?
そろそろ抱きしめてよ。

俺、寂しくて。」






チャンミンさんに
抱きしめて貰いたい。


「チャンミン?」


俺はチャンミンさんの顔を
覗きこむ。






すると




「…、う、うん。

…、わかった。」





フワリとチャンミンさんの腕が
俺の背中へと回ってきて

チャンミンさんの身体に
引き寄せられて


ぎゅーっと


抱きしめてくれた。








…、トクン


トクン



チャンミンさんの心臓の音。



…、ほんとだ。






あったかい。


抱きしめるのと

抱きしめてもらうのって違うんだ。





俺はその両方が初めてで。


…、うん。


なんかわかる気がした。

抱きしめて貰うと安心する。








…、好きな人に抱きしめて貰う事が
こんなにも幸せなんて知らなかった。



知らなかったよ。


チャンミン。




でも抱きしめて貰うだけじゃ



やっぱり足らなくて





"好き"の一言を飲み込んで





今度は俺の腕をチャンミンの
背中に回して





そっと





その細い身体を




俺の腕の中に閉じ込めたんだ。


















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ユノ◯モさん♡ yu◯iさん♡
くみちゃんさん♡ み◯チャンさん♡
Miy○さん♡
いつもふたりの事応援してくれてありがとね(*´ω`*)♡
本当に楽しくコメント読んでるよ(*´艸`*)




改めて皆さん♡こんばんは♡

お話し焦れったいですよね(^^;;
でもユンホ君にとって全てが初めてなんです。
なのでもどかしいかもしれませんが
最後まで応援してくださいね。


それからまたお願いです。
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☆チャユノ☆














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