スポンサーサイト

--.--.-- (--)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

プラトニック 35

2017.04.13 (Thu)





チャンミンさんは俺の言葉に





「…、

…っ…、
そ、そうだよね。

ご、ごめんね。


昨日は僕が泣いてしまって
ユンホ君が同情してそれで
抱きしめてくれただけなのにっ…、。

また抱きしめて欲しいなんて
変な事言ってごめっ…、、

い、今の忘れてっ…、。

ごめんねっ。

…ごめっ…、…。」


傷ついた表情になった。

あ…


どうしよう。

チャンミンさんを傷つけた?
せっかくチャンミンさんが
俺を頼ってくれたのに。





昨日

"チャンミンさんが少しでも
楽になれるならそれでもいい"


そう思ってチャンミンさんを
抱きしめたくせに。



何が"俺に恋人が出来るまでまで"だよ?

"期限付き"だよ?


何言ってんだよ。


俺は。





だけど今は
余裕のあるとこみせないと

なんて変な気持ちがあって



「なに言ってんの?
別にあやまる事ないし。

チャンミンが寂しい時
抱きしめるよ。」




バカみたいにカッコつけて
そんなセリフを言ってしまって。


すると

チャンミンさんは



「…、ううん。
いいよ。
いいから…。

本当、忘れて。」




「でもじゃあ
寂しい時どうするの?

一人で泣くの?」


「…、うん。泣くかもね。
でも大丈夫。

それに寂しい時って
たまにじゃないかもよ?


毎日ユンホ君に抱きしめて貰わないと
いけなくなっちゃう。

そうなったらユンホ君
大変だよ?」


潮風に吹かれた髪を
かきあげながら微笑んで

俺を傷つける。







そんなに毎日寂しいの?



俺とこうして会っていても
寂しいの?


そんなに好きなの?

俺じゃその人の代わりにならないの?



でもチャンミンさんの
寂しさが少しでも和らぐなら




「…いいよ。
それでも。」




そう答えた。



するとチャンミンさんは
それには答えず


「…ユンホ君、
もしかして好きな人いるの?」



って。


「え?」

いきなり話し変えるとか
なんなんだよ。




「…だってユンホ君モテるのに
知り合ってからずっとフリーでしょ?



…、もしかしてユンホ君が
恋人を作らないのは
僕と同じなのかなって…。

違う?」


「…、。」




図星…。


その通り。



って言っても俺の場合は
18年間フリーなんだけど…。






「…、黙るってことは
当たりって事?

…、

…ユンホ君は恋愛の話しは
内緒だもんね。

人の好きな人の事は聞いといて
ズルいよ?

ほんと、秘密主義ー。


ふふ。
ま、いいけど…。

…、ユンホ君がその人に
どうして気持ち伝えないのか
わからないけど

もしユンホ君がその人の事を
思って寂しくなったら

僕が抱きしめてあげるね。」




「え?」




「ふふ。
もうこの話しは終わりっ。

ね、ユンホ君。

僕、しらす丼食べたい。

あと、江ノ島水族館に
行きたいっ。」



な、なんだよ。
チャンミンさんっ。




"僕が抱きしめてあげるね"





そんな事言って
話し変えるのマジでズルいよ。



それ本気?


いいの?



そんな事言って。

毎日抱きしめてもらう事になるよ?


言ったからな?


約束守ってもらうからな?



なんて


今度はテンションが
あがってきた俺は






「しらす丼?
今さっきホテルで
バイキング食べて来たじゃんっ。


チャンミンってほんと
痩せの大食いだよな。


いいよ。
行こう?

しらす丼は俺が奢るよ。」


張り切って言っちゃって。




「ふふ。
ありがとう。

じゃ、いっぱい食べちゃおうかな。」










それから


俺とチャンミンさんは
少し気まずくなってしまった雰囲気も
すっかりなくなって


大盛りのしらす丼を
海を見ながら食べて




水族館ではクラゲをバックに
セルカも撮ったりして




江ノ島を満喫したんだ。












それで一日ぶりに


マンションへと戻ってきて



エレベーターの中。







2階に着いて
エレベーターの扉が開いて






「じゃあね。ユンホ君。

…、楽しかった。



またね。
バイト頑張ってね。」



チャンミンさんが降りると




なんだか無性に寂しくて。



ずっと一緒にいたから
チャンミンさんと離れたくなくて



「チャンミン
待ってっ…、、」


追いかける様にして
思わず俺も降りてしまって














「チャンミン。
俺、寂しくなった。


…、



抱きしめてくれる?」




そう言ってチャンミンさんの




腕を掴んだんだ。


















"抱きしめてあげる"
にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村

読んで下さって
ありがとうございます(*^_^*)

関連記事
スポンサーサイト

トラックバックURL
http://chayuno02.blog.fc2.com/tb.php/596-5f3a7956
トラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。