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プラトニック 23

2017.03.31 (Fri)







「…本当、お酒飲んだらダメだよ?

羽目外しちゃだめだよ?」

「わかってるよ。
大丈夫だよ。
俺、もう18だよ?
何度も言ってるじゃん。
子供扱いしないでよ。」

「…、そうだね。
ごめんね。

あ、ユンホ君、
これありがとう。」

チャンミンさんは
そう言って俺がプレゼントした
紙袋に目を落とした。

さっき
チャンミンさんが先に俺にプレゼント
してくれるって言ったけど
気に入らなかったと嘘をついて断ったら
逆にチャンミンさんも
俺がプレゼントする事に



「こんな高い服貰うわけにいかないよ。
いいよ。いらないから。

それに貰う理由ないし…。」

少し咎める様な言い方をされた。



だけど俺はどうしても
かっこつけたくて。






「ほら、チャンミンさん
約1年間ずっと
モーニングコールしてくれただろ?

それのお礼。
ねえ。お礼させてよ。」


ムキになってプレゼントするなんて
言っちゃってそれこそ
ガキみたいだってわかってる。



自分がそんなの1番わかってるけど
少し強引に言ったんだ。



そしたらチャンミンさん
また困った様な顔したけど

でもすぐに嬉しそうな顔してくれて。

「…ありがとう。」

「うん。
絶対似合う筈だから。」

「ふふ。
今日帰ったら早速着てみるね。」

そんなチャンミンさんの笑顔に
俺は嬉しくて。
なんだかちょっとだけ大人になった気がしたんだ。


だけど


嬉しかった気持ちは
チャンミンさんの一言で
萎んでしまった。





「…なんか付き合わせちゃって
ごめん。
俺、そろそろ行くけど
チャンミンさんは?」

「あ、うん。
…、もう少し買い物してから
桜を見に行ってくる。」

「え? 桜?
桜はもう散ってると思うけど。」

「うん。
ソメイヨシノはもう終わったけど
少し行ったところに
遅咲きの桜が咲いてる場所があるんだ。

あー…。カメラ持って来ればよかったな。
でもiPhoneあるしね。」


チャンミンさんの趣味は
写真を撮ることだもんな。


「そうなんだ。
…、気をつけて。」





「ふふ。
それ僕のセリフ。

…、あの…、ユンホ君?」

「ん?」



「…、可愛い子いるといいね。」




え?




可愛い子?


チャンミンさんのその言葉に
心臓がズキっとした。








そっか。





やっぱりそうなんだ…。


チャンミンさんにとって
俺は恋愛対象外。




合コンで俺に彼女が
できたって別にいいんだ。

…、








ねえ。





チャンミンさん


そんなセリフ


俺の大好きなマシュマロ笑顔で
言わないで。













それから


チャンミンさんと別れて
ドンへと合流した俺はカフェで
とりあえず合コンの前の打ち合わせ。

凹みまくりの俺とは
対照的にテンション高いドンへ。


「今日の合コンは
シウォン先輩の紹介だから
きっと美人が来るはず。
楽しみだなー!

な、ユノ。
俺が気に入った子がいたら
絶対協力してな?
な?頼んだからな?」


「はい。はい。
ドンへの良さを
アピールすればいいんだろ?」

「うん。
あー、でもシウォン先輩
かっこいいからなー!
みんなシウォン先輩狙いかもな。」



シウォン先輩って言うのは
二つ上の高校時代のサッカー部の先輩。
それで今また大学のサッカー部でも
一緒なんだけど
シウォン先輩は
見た目がめちゃくちゃ派手。
彫りの深い顔立ちのイケメンだから
彼女がいない時はなくて
かなり遊んでるらしい。


そんなシウォン先輩にとって
合コンは日常みたいなもので
ドンへは振られたから
ヤケになってるのかシウォン先輩に
誰か紹介して下さいなんて言って
今回の合コンに取り付けたんだけど。






やっぱり行きたくないな。
でもシウォン先輩の手前
そんなわけにいかないか。








それで待ち合わせ時間になって
仕方なく俺はドンへに連れられて
浮かない気持ちのまま
合コンは始まった。



合コンの場所は
新宿の繁華街にある
イタリアン居酒屋。



メンバーは
3対3。


まずは自己紹介をして始まった。

俺はもちろんアルコールは禁止で
アイスカフェラテで


乾杯をした。





合コン初心者の俺は
どうしていいかわからなかったけど
シウォン先輩は盛り上げ上手で
OL女子を褒めちぎってる。




その中の一人とシウォン先輩が
友達らしくて
特に親しそうに話していて。


ドンへの奴も鼻の下伸ばして
嬉しそうにOL女子と
しゃべってる。



…、酒なんてついじゃって。

ふーん。
合コンって初めて会った相手と
最初からテンション高く
はしゃぎまくるんだな。


けど

俺は全然楽しくなくて。



そもそも苦手なんだよな。
こう言うノリって。




それにしても
OLってみんなメイク濃過ぎ。

ケバいし
軽そうだし
うるさいし。



…、


と 、そんな事を思っていたら




不意に


「ねえ。
ユンホ君のタイプって
どんな子?」

シウォン先輩の友達が
俺に話しかけてきた。


「え?」

「ふふ。
ユンホ君はおとなしいんだね?

お姉さん、なんか好みかも。」



自分の事を"お姉さん"
と呼ぶその一番ケバい人は
俺を見つめてそんな事を言ってきた。




すると今度は


「嘘。お前
ユノみたいのが好み?

ま、でもユノは
イケメンだからなー。
な、ユノは?
お前はどう?
このおねーさん。好み?」


シウォン先輩が
ニヤニヤしながらケバい人の肘を
つつきながら俺を見て
ビールを口に含んだ。



それで


「ふふ。
ねえ、ユンホ君?
お姉さんの事どう思う?」


シウォン先輩の友達OLは
ブラウンの長い髪をかきあげる。



「あ、えーと…。」

俺は答えにつまった。


さっき自己紹介で
チョン.ユンホって
名前を言ったのは俺だけど


その女の人が

"ユンホ君"

そう呼ぶのが堪らなく嫌で。







死ぬほど嫌で。





だって


それはチャンミンさんが
俺を呼ぶ呼び名だって


チャンミンさんにしか
呼ばれたくない


そう思った



その時




いきなりジーンズのポケットの中の
iPhoneのバイブが揺れた。





それを取り出して画面を見ると


あ…。








チャンミンさんからの
LINE。







急いでタップすると



そのLINEには



メッセージはなく



満開の桜の写真が添付されていた。



遅咲きの桜。



それは



あまりに綺麗な桜で。






それを見た瞬間









「ごめっ。
俺、急用っ…、

帰る。」




チャンミンさんに
逢いたくなって




今すぐ逢いたくなって




気がついた時には






店を飛び出して





チャンミンさんの元へと




駆け出していたんだ。





























☆チャユノです☆

皆さん♡こんばんは♡
ユンホ君はやっぱり
チャンミンさんの事が大好きです(*´ω`*)♡

※拍手コメントを下さった

k○i○oさん♡
しまっ○ょさん♡
mi◯hi◯onさん♡

コメントありがとうー(*^o^*)
本当ユンホ君無理しなくていいのにね(^^;;
キュンキュンして貰えて嬉しいな♡
お気遣いもありがとう(*´ω`*)♡
あ、はい♡正解♡
昨日の目玉トレーナーと
チンパンジートレーナーは
ユノが着てたやつです(*^o^*)笑
目玉のはチャンミンも着てたよね♡

コメ欄クローズの時は
おひとりづつお返事ができなくて
ごめんなさい!
でも本当に楽しく 読んでます(*´∀`*)ノ。+゚ *。


※チャミ◯モさん♡
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覗いてみて下さいね☆彡





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