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プラトニック 20

2017.03.28 (Tue)










チャンミンさんと
知り合った会った春から一年が過ぎた。


季節が変わるのは早い。

チャンミンさんと出会って
チャンミンさんを好きになって
一年。



新しい春がやってきた。




諦めようと思った事もあったけど
それはできなかった。


やっぱりどうしたって好きで




俺の片思いも



恋人いない歴18年も続行中。









チャンミンさんに
好きな人がいるって知った
去年の高校の学園祭のあの日



"好きな人と
うまくいくといいね。"

俺がそう言ったら
何故かチャンミンさんは
悲しそうな顔をした。




その寸前まで
笑顔だったのに。




…どうして?

その人とはどんな関係なの?



俺はチャンミンさんの好きな人の事を
知りたかったし物凄く気になったけど
聞かない事にした。


それよりも

とにかくその時は
ショックで涙を堪えるのに必死だったし。






…、いや、



聞きたくなかったのが本当だ。

それに

もともと恋愛の話しを
チャンミンさんは教えてくれなかったし
聞いたところで俺なんかに
話してくれるはずもない。



…、


考えてみたら
当たり前だよな。

7つも歳下の俺なんかに
恋愛の話しなんてしないよな。



チャンミンさんからしたら
俺はただの年下の気を使わない友達。






その証拠にチャンミンさんは
最近ではうちに来ると
ソファーで寝ちゃったりしてる。




仕事、大変なんだろうな。


俺はそっと毛布をかける。

…、




不意にチャンミンさんの

「…ん…、」

と漏らす声に



ピクンとなったけど

チャンミンさんは目を閉じたまま
まるで眠り姫のよう。






一度だけ事故で触れてしまった唇に


俺がどれだけ変な気持ちになってるか
気がつかず



安心しきった顔しちゃって。




俺には警戒心ゼロって事か。






本当、勘弁してよ。












それから


大学生になった俺は
またサッカー部に入部した。
当たり前だけど一年だから
新人扱い。
今の目標はレギュラーになる事。

それと将来の為に
勉強も頑張る事。


だけじゃなくて
社会勉強もしたくて
春からイタリアンレストランで
働き始めた。

高校の時も土日は
バイトしてたけど
簡単な荷物整理の仕事だった
それとは違って
レストランは接客業で
丁寧な言葉遣いだったり
身のこなしだったりを覚えるのは
なかなか大変だけど楽しい。







平日部活が終わると
殆どそこのバイトに行っていて
バイトが終わるのは22時。

だから以前の様にチャンミンさんと一緒に
夕飯を食べる事が少なくなった。




もちろんそれは俺にとって
寂しい事なんだけど
母さんが冷凍で送ってくれるおかずも
高校卒業と一緒に卒業したし
いろいろ経験したくて。


と言っても
チャンミンさんは
俺の出勤日は必ずと言っていい程
レストランへ来る。





このレストランは
俺らの住むマンションから
わりと近くて
カウンター席もあるから
チャンミンさんは来やすいみたい。



チャンミンさんが来るまで俺は
ソワソワ。

ずっと店の入り口のチェック。




チャンミンさんが来たら
メニューを手に取り
何気なさを装って
俺が必ず接客をする。



「いらっしゃいませ。
チャンミンさん。」


「こんばんは。
ユンホ君。

はあ。お腹空いちゃった。

…、ね、
今日のオススメは?」

「今日はウニのパスタと
アボガドと白身魚のカルパッチョが
オススメです。」


「ふふ。
他人行儀ー。

…、じゃそれにする。
あとそれに合うワインね?」

「かしこまりました。」

「ふふ。
だから他人行儀だって。」

「ふっ。
だって仕事だから。」

こんなやり取りが
楽しくて。
嬉しくて。





チャンミンさんはカウンター席で
一人で夕飯を食べて
その後はコーヒーを飲みながら
本を読んだりパソコンで
仕事らしきことをして
一時間ほどして帰るのがいつものパターン。



…、仕事帰りのチャンミンさんは
スーツ。


ワイシャツにネクタイ。
時々ネクタイを緩める姿を見るけど
それが大人っぽくて色っぽくて。









実は俺がこのバイトを選んだのには
理由があって


それはユニフォームが
カッコよかったから。




白いシャツにネクタイに
黒のベスト。
それから黒のパンツ。
腰からの長いエプロン。

俺はまだ18歳だけど
そのユニフォームを着ると
23くらいに見えるんじゃないかな。


自分でもバカだなって思うけど
まずは見た目からチャンミンさんに
追いつこうなんて考えて。


髪だって伸ばして。
茶髪にして。


そんな俺にチャンミンさんは

「急に大人になっちゃって…。
なんだかユンホ君じゃないみたい。」

困った様な顔をしてるけど。







…、だって

追いつきたいんだよ。


チャンミンさんに。




社会人のチャンミンさんと
学生の俺との距離は縮まない。





縮んだのは友達としての距離。




視聴覚室でのキスは
なかった事にされて

そのおかげか気まずくなる事もなくて
あれからチャンミンさんと
二人きりで出かけたりする様になっていて。



それは映画だったり
ご飯を食べに行ったり。






映画館で触れる肩に
ドキドキしてるのは俺だけで。

そう。

ドキドキしてるのはいつも
俺だけ。







チャンミンさんに好きな人がいるって
わかってる。



でもチャンミンさんは
今も恋人がいない。


それは好きな人に告白していないのか
もしくは
できない状況なのかもしれない。


それでもしかしたらチャンミンさんは
寂しくて
その人の代わりに
俺といるのかもしれない。



俺に会いにくるのかもしれない。



それでもいい。



いいんだ。





俺は



もっと大人になって




自分に自信が持てた時




例え叶わない恋だとしても





例えその時にチャンミンさんに
恋人がいたとしても







チャンミンさんに








告白するって決めたんだ。




























☆チャユノです☆

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