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プラトニック 12

2017.02.22 (Wed)








「なんだよ。ユノ。
お前まだ学園祭に
チャンミンさん誘ってないの?」




学校からの帰り道
電車通学のドンへに合わせて駅まで
自転車をひきながら歩いていた俺に

ドンへのとがめるようなセリフ。




「…、うん。
まだ誘ってない。」

「彼女いないってわかったんだろ?
誘えよ。
もう、来週だぞ?」



ドンへに言われなくてもわかってる。




学園祭はもう来週に迫っていて
ここしばらく部活は休みで
今日も学園祭の準備だったんだ。

その準備も大分進んでは
いたけど


俺はチャンミンさんを学園祭に
誘えてなくて…。





「…、そうなんだけど…、
仮装した姿をチャンミンさんに
見られたくない。」


「え?
何で?
ユノ、すっげー似合ってたよ。」

「は?
似合ってるって言われても
全然嬉しくないし。」

「ハハ。
まあなー。
トラの着ぐるみじゃなあ。」





虎…。



…、そうなんだよ。


トラなんだよ。
俺は。





ちなみにドンへは
ライオン。




「だいたい、何で女子はメイドで
男は動物の着ぐるみなんだよ。
俺、着ぐるみなんかじゃなくて
もっと大人っぽく見える仮装がよかった。

例えばホストとかさー。
白のスーツとか着たら20歳くらいに
見えるだろ?」



「なんだよ。
お前だって仮装カフェに
賛成してただろ。

動物の着ぐるみ面白いとか言って。

今さらそんな事言ったって仕方ないじゃん。

ドンキで着ぐるみも
買って来たんだし
我慢して着るしかないだろ。

絶対、ウケると思うなー。

女子だって着ぐるみ着た俺たち見て
可愛いって言ってたじゃん。」



「…、そうなんだけど…。」



確かにウケるよ。
トラやライオンがウェイターのカフェ。


賛成もしたし
ウケるとは思ったよ。





けどその時は
チャンミンさんを学園祭に
誘おうとか思ってなかったし…。



…、はあ…。





女子に可愛いって言われたって
全然嬉しくない。


俺は大人っぽくなりたいんだよ。



「とにかく
ぐちぐち言ってないで
早くチャンミンさん誘えよ!

着ぐるみはとにかく
チャンミンさんと学校でデート出来るんだぞ?
おばけ屋敷とかマジでいいじゃんっ。

あ、じゃ、俺、こっちだから。

じゃ、また明日な!」




「あー…。
うん。

またな。」













チャンミンさんと俺は
今ではすっかり友達関係みたいに
なった。




チャンミンさんが
仕事で遅くなった日以外は
一緒に夕飯を食べるのは当たり前に
なっていて


チャンミンさんの手料理だったり
買って来てくれたものだったり
俺の母さんの冷凍のおかずだったりと
その日によって違うんだけど

とにかくチャンミンさんと一緒に
食事をする事が嬉しくて
楽しくて。

他愛ない話も楽しくて。



でもまだ一度も一緒には
出かけた事はなくて。

俺は土日は部活とバイト。



チャンミンさんは
土日は英会話教室や写真を撮りに行ったり
会社の友達の"キュヒョナさん"と
会ったりしてる。


…、キュヒョナさんが
羨ましい。


きっとチャンミンさんと対等に
話しをしてるんだろう。


会社の話しや恋愛の話し。





俺は一緒に夕飯食べたり
モーニングコール貰ったりしてるけど

チャンミンさんに彼女がいないって
聞いてガッツポーズをした俺だったけど


縮まらない距離に
もどかしさも感じていて。






だから
学校でデートらしきものしたい。


デートを誘うきっかけには
学園祭はちょうどいい。




チャンミンさんとのデート
楽しいだろうな。




…。




なんて例えチャンミンさんが
学園祭に来てくれたとしても

デート気分なのは俺だけなんだけど…。













いつだったか
チャンミンさんに




「ね、チャンミンさん
今までどんな人と付き合ってたの?」



そう聞いてみたんだ。

チャンミンさんの過去の恋愛を
知りたかった。


知りたくないけど
知りたかった。



でも


チャンミンさんは
困った様な顔になって



「え?


…、。内緒。

ユンホ君は?」


逆に質問で
返してきた。






俺は彼女いない歴17年なんて
かっこ悪くて言えなくて

「チャンミンさんが内緒なら
俺も内緒。」


そう答えた。






誰とも付き合った事がない俺と
違ってチャンミンさんは


きっと
たくさん恋愛経験があるんだ。


内緒って事は

辛い恋でもしたのかな。


それとも
忘れられない人でもいるのか…。


もしかして
数え切れないくらいの恋愛をしてきたとか?


付き合ってる人はいないって
わかったけど

その他の事はわからなくて。


わからないけど
妄想だけは広がって。


きっとチャンミンさんは
彼女に優しい彼氏だったんだろう。


俺にこんなに優しいんだ。
彼女にはもっと優しくしてたはず。


…、


俺がした事ない事も
いろいろしてたんだろう。




なんか

大人なチャンミンさんと
歳の差を感じて

学園祭でトラの着ぐるみ姿を
見せるなんて恥ずかしくて。



…、





本当に恋っていろんな気持ちに
なるもんなんだな。






家に着いてからも

そんな事を考えていたら


ピンポーン。


ピンポーン。






インターフォンの音。




ソファーから飛び起きて
玄関に向かって扉を開けると




「こんばんは。
ふふ。

お待たせ。」





いつものマシュマロチャンミンさん。




「今日はカルボナーラ
作ってあげるね。

あ、イチゴのショートケーキも
買ってきたよ。」



チャンミンさんはそう言って
スーパーの袋とケーキの入った紙袋を
俺に見せる。





「マジで?

超嬉しいんだけどっ。
チャンミンさんのカルボナーラ
また食べたいって思ってたんだ。

ケーキもありがとうっ。」



チャンミンさんのカルボナーラ
めちゃくちゃ美味しんだよな。


しかも俺の大好きな
イチゴショートまで。





マジで嬉しすぎる。








そう思ったのも束の間。





「ふふ。
待っててね。

すぐにお兄さんが
カルボナーラ作っちゃうからね。」




チャンミンさんが自分の事を




"お兄さん"




そう呼ぶ




その言葉に





俺はまた歳の差を感じて







胸の奥がチクリと軋んだんだ。


























☆チャユノです☆


皆さん♡こんばんは♡
久しぶりの高校生ユンホ君です(*´艸`*)
覚えてくれてましたか(^^;;?
相変わらずぐるぐるしてますが
こちらの二人の恋を応援して下さいね♡



それから
「恋に堕ちた日」への
コメントがまだでごめんなさい。
もう少し待っていて下さいね。
いつも優しいコメントを
本当にありがとうございます(*^^*)



(※コメ欄は返信ができる時だけ
オープンにしますね☆彡)









ちなみに虎ユンホ君はこんなんです(*´ω`*)♡

あ、でもお話しのユンホ君は
もう少し幼いです♡





ではではまた明日♡















「お待たせ。」
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ランキングポチを
ありがとうございます♡
本当に励みになってます*\(^o^)/*


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