スポンサーサイト

--.--.-- (--)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

プラトニック 9

2016.12.02 (Fri)




エレベーターから
チャンミンさんを追いかけた俺に
チャンミンさんは驚いた顔。


そりゃそうだ。

でもそうせずにいられなくて。



だって
チャンミンさんに嫌われたくない
そんな気持ちになって。





「チャンミンさん。
なんかごめんっ。」




滅多に人にあやまらない俺が
素直にあやまる。


「…え?

どうして?
あやまる事なんてユンホ君
してないでしょ?」



「…
俺、歳下のくせに生意気
言った。

それにチャンミンさんは男なのに
送るなんて言って。
俺にそんな事言われて
気持ち悪いよな?

本当にごめんっ。」


「そんな事ないよ。
あやまらないで。

気持ち悪いなんて事ないよ。
…、。


あ…、ね
ユンホ君、ここだと
丸聞こえだから

うち来て。」


「えっ。
いや、俺そんなつもりじゃっ…、」

「いいから。
ね?」


まさかの展開に
どうしようかと思ったけど



結局、


「アイスも溶けちゃうよ?」

チャンミンさんにそう言われて
そのままチャンミンさんの家へと
入る事になったんだ。





家に入ると同じ間取りだけど
俺の部屋とは全く違う
チャンミンさんの部屋は

ブラウン系で統一された
落ち着いた雰囲気。


しかも
めちゃくちゃ綺麗にしてある。

片付け下手な俺と大違い。

几帳面なんだな。





…、リビングテーブルには
何冊かの小説。
それと意外にもゲームの
ソフトがある。


チャンミンさんって
ゲームやるんだ。



一緒にやりたいな

…なんて。










トクン



トクン



ヤバっ…。





いきなり好きになった人の家に
入るなんて

ハードル高過ぎで

どうしていいかわからずに
戸惑ってると

チャンミンさんが
スーツのジャケットを脱ぎながら

「ソファーに座ってて。」

そう言ってきた。


その服を脱ぐ仕草にまた
ドキっとして


変にチャンミンさんを意識しちゃって
居心地が悪くて…。



「あ。うん…。

あ、でもドンへが待ってるから…、
早く戻らないと。」



ドンへなんて適当にテレビ見たり
ゲームしたりしてる筈だし
いくら待たせてたって平気なんだけど

そう答えた。







「ふふ。
わかってるよ。

だから少しだけね。

あ、ユンホ君、何飲む?

と、言っても…、
コーヒーとウーロン茶くらいしか
ないんだけど…、」


コーヒー…
飲めないんだよな。

けど飲めないなんてカッコ悪いから
言わない。




「じゃあ
ウーロン茶で…。」



それから俺はウーロン茶。

チャンミンさんは買ってきたばかりの
ビールを飲みながら



俺はソファー


チャンミンさんは
ラグマットに体育座りで
話しをしたんだ。










「…、あのね


そういう事よく言われるんだよね。

…どうしてかな?
自分ではわからないけど…。」


「え?そういう事って?」




「…、ユンホ君
僕の事、危ないって言ったでしょ?

ね、どこがそんなに危ないの?

だって酔ったらみんな
目のフチ紅くなるよ?

みんなと一緒なのに
どうして僕にだけ危ないって言うの?
今日も同僚のキュヒョナだって
目のフチ紅くして
頬も耳も真っ赤にしてたよ?

それなのに
自分の事は棚に上げて

"今日はもう帰ろう。
チャンミンの酔い顏、ヤバイ。
心配で飲めない"

とか言い出して。

久しぶりに二人で飲みに行ったのに
まだ時間も早いのに
キュヒョナが帰ろうって聞かなくて。
まだ飲みたかったのに…。


それで飲み足りなくてコンビニで
ビール買おうと思って。

そしたら

ユンホ君までそんな事
言うんだもん。


なんかお兄さんは凹んじゃうよ。」


チャンミンさんは
そう言ってビールを飲む。


ゴクゴク飲む。




いやいや
チャンミンさん。

その同僚のキュヒョナ?さんって人の
気持ちよーくわかるんですけど。





誰が見ても


元々の中性的な甘くて
美人過ぎるビジュアルに


そのトロンとした
バンビアイ

上目遣いはダメだろ。


…、





すると




「…、そんな気ないのに
誘ってるとか

煽ってるとか言われるし。


どうして僕が
迫られなくちゃいけないの?」


「えっ…、」

チャンミンさんは
酔いが回ってきたのか
そんな事を言い出した。




「迫られた事あるの?」


チャンミンさんさんは
コクンと頷く。


「…、それって男?」


「え?あ…、
…うん。」


「っ…、」


俺はなんて言っていいか
わからなかった。

だって恋愛初心者なんだ。



だいたい俺は今まで結構な数
告白されたけど、男から告白された事も
ましてや迫られた事なんてない。

だけど

チャンミンさんは
俺だけじゃなく他の男から見ても
危ないって思われてるんだ。

他の男に迫られたりしたんだ。


そう思ったら
俺以外の男にこんな顔を見せないで
欲しいって思った。



見せるなよって思った。






「チャンミンさん。
やっぱり俺、
チャンミンさんの事
心配。

もし、また迫られたりしたら
俺に電話してよ。

そいつからチャンミンさんの事
守るから。」



もちろん電話してきたからって
その場に駆けつけるの
遅いかもしれない。

そんな事わかってる。

わかってるけど…。







「えっ、?
何言って…、」



「チャンミンさんだって
俺の事
気にかけてくれただろ?

今朝だって俺が起きれるか心配して
テレビ電話してくれたじゃんっ。


俺だって心配なんだよ。
心配させてよ。


それに俺、子供の頃
合気道してたから強いんだ。

だから俺を頼ってよ。」




するとチャンミンさん
なんだか

さっきまでの酔ってたのと
うって変わって

ハッとした様な顔で


体育座りから立ち上がって
俺の隣にきて

ソファーで向き合う様に
座る。






「ユンホ君…。

ごめっ。


なんかごめんね。
僕、変な事言っちゃったから
心配させちゃったね?

あ、えーと、
その、
あ、うん。僕は大丈夫だからね。

大丈夫。大丈夫。

迫られたりしたけど
抵抗して変な事にはなってないから。

…、困ったな。

ユンホ君、話しやすいから
喋り過ぎちゃった。


さっき言った事忘れて。

ね?」



…っ…、



なんだよ。





急に俺を子供扱い。


いや、急にじゃないよな。


最初から
ずっと子供扱い。




なんか

またズキっとした。


でも


もうさっきみたいな
生意気な態度はもう取らない。



俺はチャンミンさんを
守りたいし
この先絶対に
危険な目に合わせたくない。



だから

チャンミンさんに釣り合う様な
大人になるって決めた。


好きなんだ。




チャンミンさんが好き。




おとといまで知らなかった人の筈なのに
自分でも信じられないけど


チャンミンさんの事が好きなんだ。





この気持ちを伝える事が
出来る日なんてくるかわからないけど




チャンミンさんに釣り合う
大人の男になりたい。



絶対なる



そう決めたんだ。

















------------------------------------------------

☆チャユノです☆

皆さん♡こんばんは♡

このお話は短編の予定でしたがもう少し続きます。
よろしくお願いしますね(*^_^*)


それと次の更新は2.3日後になりそうです。
はっきりしなくてごめんなさい(>_<)
よかったらその頃にまた
覗きに来て下さいね☆彡


拍手コメントを下さった
くみちゃんさん♡
しまっ○ょさん♡
k○i○oさん♡
コメントをありがとう(≧∇≦)
コメ欄をクローズしていてお返事はできませんが
本当にいつも楽しく読んでます♡
ユンホ君、頑張ってます(*´ω`*)♡



※7話に拍手コメントを下さった
き○さんへ。
7話のコメ欄にお返事したので
覗いてみて下さいね♡


それでは皆さん♡
体調には気をつけて
楽しい週末を過ごして下さいね☆彡









"大人になりたい"
にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村
↑少しでも上がったら嬉しいので
ランキングバナーのポチを
よろしくお願いしますね♡

いつも温かい拍手とコメントを
ありがとうございます♡
本当に励みになってます(*^_^*)


関連記事
スポンサーサイト

トラックバックURL
http://chayuno02.blog.fc2.com/tb.php/564-f6ce8d61
トラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。