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プラトニック 8

2016.12.01 (Thu)








「"送る"って
ユンホ君、その日本語おかしいよ?
同じマンションなんだから。

それに
高校生に心配されなくても僕は大丈夫。


あ、そうだ。
ユンホ君、アイスでも食べる?

お兄さんが奢ってあげるよ。
ふふ。

昨日のカレーのお礼。」



チャンミンさんは
俺の言葉なんて
サラッとかわして大人な対応…。


だけど俺は
この酔っ払いチャンミンさんの事が
やっぱり心配で。

だってあまりに綺麗なチャンミンさんは
身長は俺とさほど変わらないけど
俺よりも細いし力弱そうだし。

男だけどほっとけない感じ。




それにチャンミンさんに
軽くあしらわれた事に

俺はなんだかムキになっちゃって


「…違わない。
チャンミンさんの部屋の前まで
送るって言ってるんだよ。」


生意気な感じに言ってしまった。


あ…、

ヤバい。

こんな言い方よくないかな?

チャンミンさんは一瞬
傷ついた様な表情になった。


どうしよう。
冗談だって言わないと…
空気が悪くなる。



そう思ったところで

蚊帳の外だったドンへが


「ちょっ、ユノっ
同じマンションって事は
この人?
今朝、ユノが話してた人って。

あ、初めまして
俺、ユノの親友のドンへです。
よろしくです。

ユノが言ってた通りの
綺麗なマシュマロさんですね。」




トランクスのパンツを持ったまま
唐突に話しに入ってきて
そんな事を口走る。




「ちょっ。
ドンへ、何わかんない事
言ってるんだよっ?

チャンミンさん、こいつ
時々変な事言うから気にしないで。」


「なんだよ。
ユノがフワフワなマシュマロって…、」


「いいからもうお前は
黙ってろって。」


俺はこれ以上ドンへが
変な事言わない様に遮る。

すると

「ふふ。ユンホ君の友達?
面白いね。

マシュマロ?

マシュマロが好きなの?
じゃあ、ドンへ君にはマシュマロ
買ってあげるね。」


チャンミンさんは
酔ってるからなのか見当はずれな答えで
話もどんどん逸れていって。




…、




違うのに。



マシュマロチャンミンさんを
好きなのは俺なのに。


なんかズキっとした。



だってチャンミンさんは

ドンへにも俺に接するみたいに
優しい笑顔。


それにドンへの奴に
マシュマロ買ってあげるとか
言っちゃってさ。


そっか。


チャンミンさんは
誰にでも優しいんだ。



昨日、優しくしてくれたのは
相手が俺だったからじゃないんだ。

きっとマンションに引っ越してきたのが
ドンへでも同じ事したんだ。


そっか…。








なんだかズキっとモヤっとする。



あ…、


そう言えばドンへが

マネージャーと俺が喋ってる時
嫉妬したって言ってたな。


さっきはピンとこなかったけど
今はわかる気がした。





嫉妬…。




この感情は嫉妬なんだ。

そうなんだ。


人を好きになると
ドキドキするだけじゃないんだ。

温かい気持ちだけじゃないんだ。



知らなかった。




…、



俺はいろんな感情について
いけないでいると




「それより
ユンホ君、パンツ買いに来たの?

ユンホ君はボクサーなんだ?」

不意にフワフワしてるチャンミンさんに
そう言われて。


「えっ。
違っ、
あ、いや違わないけどっ、

って、これドンへのでっ。」

「ふふ。
照れなくてもいいのに。


あ、ユンホ君もドンへ君も
アイスのコーナーでアイス選んでて。
マシュマロも選んでね?」




「いいよ。
アイスもマシュマロも買ってくれなくて
いいよ。」


「いいから。
ね?
選んできて。」



言われるままに
俺とドンへはアイスコーナーに。

チャンミンさんは他の売り場に。



するとドンへが興奮気味に

「ユノユノっ。
なにあの人?
なんであんな綺麗なの?
マジで確かにユノの言った通り。
マシュマロみたいに
柔らかそーな雰囲気だな?

男だけどなんか可愛いな?」

そんな事言ってきて。




「う…ん。
そだな。」



…、なんか嫌だな。


チャンミンさんを好きって
思ったらチャンミンさんと普通に
できないし

ドンへにも嫉妬の気持ちが
どんどん湧いてきて。





恋って
面倒なんだな。




厄介な気持ちなんだな。



それから




複雑な気持ちのまま
ストロベリーチョコアイスを選んで
ドンへはバナナアイスを選んで。

それとマシュマロをどの種類に
しようか選んだところで


「ユンホ君
マシュマロもストロベリー味にしたら?」

チャンミンさんの声がして
振り返ると

チャンミンさんの持つ買い物カゴには
ビールが数本。


お酒好きなんだ…。
そんなに酔ってるのに
まだ飲むの?








お酒好きなチャンミンさんと
未成年の俺。




ビールとアイスクリーム…。



年の差感じて凹んだ。









だけどそんな俺の気持ちを
知らない二人は
なんだか楽しそうに話してる。


コンビニを出て

そんな二人に話しかけられても

俺はノリの悪い態度のまま

マンションに戻ってきて
エレベーターに乗り込んだ。



それで

2階に着いたところで



「おやすみ。

ユンホ君。ドンへ君。」


チャンミンさんがエレベーターを
降りてしまった。


その時の俺を見るチャンミンさんの
なんだか困った様な笑顔に


俺は



堪らない気持ちになって






エレベーターのドアが閉まる
その瞬間




「ドンへっ
先帰ってて。」



マンションのカギを
ドンへに押し付けて








「チャンミンさんっ
待って!」







チャンミンさんを追いかけて
エレベーターを降りたんだ。














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