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プラトニック 1

2016.11.24 (Thu)







俺は高三になった春
一人暮らしをする事になった。


と言うのも一ヶ月前に
親父の転勤が決まったのが理由。


もちろん最初は俺の一人暮らしに
親は大反対。

母さんにも親父からも
一緒に転勤先について来るよう
転校を勧められた。



でも俺が通う高校は
中学から大学へはエスカレート式に進学できる。
もう受験しなくて済むし
何よりもサッカー部を辞めたくなかった。


弱かったチームを
俺たちが強くしたんだ。
それがどれだけ過酷だったか。
でもそのおかげで信頼できる仲間ができた。

部活を引退するまで
一緒に頑張って来た仲間と
このままサッカーを続けたい。


俺は絶対に転校したくないって
言いはった。


だいたい、編入試験とか
絶対嫌だしっ。


それで
俺の言い分をわかってくれた母さんが

「じゃあ
お母さんも、ここに残るわ。

お父さんには単身赴任して貰うしか
ないわね。」

そう言ったんだけど

大人のくせに寂しがり屋で
ひとりじゃ何もできない親父。

そんな親父をひとりに
するのはかわいそうで


「俺は一人でも大丈夫だよ。
って言うか大学入ったら
一人暮らししたいって言ってただろ?

それが1年早まっただけだしっ。

母さんは親父と一緒に行けよ。」

そう言ったんだ。







それから一カ月が
慌ただしく過ぎた。



元々住んでる家は一軒家で
そこに俺が一人で住むのは物騒だからって
セキュリティー完備の
一人暮らし専用マンションを
母さんが探してくれて。




それで今日が入居の日。

引っ越し屋のトラックに
ベッドやら机やら必要なものを乗せて
新居へと運び込んで。


とりあえずカーテンつけたり
新たに買った食器棚に皿とか
母さんが片付けてくれて
テレビも観れるようにして

なんとか暮らしていけそうな
部屋になった。



今までは家から学校まで
電車通学で40分くらいかかっていたのが

今度はそのマンションから
自転車で10分。

めちゃくちゃ近い。

朝もゆっくりできるし
親には小言を言われずに済むし

これからは好き勝手できる。

友達だって呼べる。

今までは家が遠くて
友達呼べなかったんだよな。




俺はなんだかウキウキしながら
新居での片付けをしていた。






「ユノ。」

「ん?」

「今日はカレーを作っていくけど
明日からは冷凍庫の中に
冷凍したおかずがたくさんはいってるから
チンして食べるのよ?」

「あー。
うん。」

「なくなる頃にまたユノの好きなもの作って
クール宅急便で送るからね。」

「え?
別にいいよ。
適当にレトルトのもん食べるよ。」

「ダメよ!
そんなんじゃダメ。
ちゃんとお母さんの作るもの食べなくちゃ。

栄養に気をつけないとダメよ?
コンビニのお弁当とかファーストフードは
ダメよ?
わかった?」

「はい。はい。」

「それから洗濯の仕方わかる?」

「わかるよ。
ボタン押すだけだろ?」

「そうだけど
一緒くたに洗っちゃダメよ!

サッカーのユニフォームなんて
真っ黒になるんだから
それと白のシャツ一緒に洗ったら
絶対にダメよ!」


そんな事くらい
わかってるよ。



「わかったよ。
母さんうるさい。」


「うるさいなんて言わないの。
あ、そうそう。

お隣さんと下の階の人に
ご挨拶に行かないとね。

ほら、ユノ、行くわよ。」



はあ…。

母さんの話しはポンポン飛ぶんだよなあ。



「えー。
面倒くさいな。
別に行かなくてもいいんじゃない?」


「何言ってるのっ。
ユノに何かあった時に
助けて貰うようにお願いしないと。
その為にはご近所付き合いも必要なの。

ユノもちゃんとご挨拶するのよ?」





それで母さんと二人で部屋を出て
両隣りのインターフォンを押したんだけど

なんの物音もせず




不在。




よかったって思った。
だって挨拶とかマジで
面倒だしっ。





「あらやだ。
困ったわね。

じゃ、ユノっ。
下の階に行くわよ。」


「えー?
なんで下の家まで行くんだよ。
そんな必要ないだろ?」


「必要あるに決まってるでしょう?
ほら、早くしなさい。」



だけど母さんにせかされる様に
言われて
エレベーターに乗って一つ下の階。




203号の部屋のインターフォンを
押す。

すると


インターフォンごしから
少しの間があって




「…はい。」




返事が返ってきた。


あ…。
今度はいるんだ。





今回も不在かと思ってたから
俺はちょっとだけ緊張したんだけど





「突然すみません。
上の階に引っ越してきた

チョンと申します。」

母さんは緊張なんてしてない感じで
そう言うと


「…少しお待ちください。」






ガチャっと


すぐに玄関の扉が開いた。




っ…。



わ。


すっげー美人。




扉の先には




ブラウンの柔らかそうな
少し長めの髪。



色素の薄い彫りの深い大きな瞳。


細い身体の



今まで見たこともないような



綺麗な人が立っていた。



綺麗って言っても
男なんだけど。



「こんばんは。
突然ごめんなさいね。

上の階に引っ越してきた
チョンです。
と言ってもこの子ひとりなんです。

あ…、一人暮らし用のマンション
なんだから
一人なのは当たり前よね。


あ…、それでこの子
初めての一人暮らしで心配なので
何かあったらよろしくお願いします。

あの、もし、この子が物音とか
うるさくしたらすぐに言いにきて
下さいね。
この子、少しガサツなところが
あるから…。


ほら、ユノもご挨拶しなさいっ。」


母さん腕を突っつかれて



「あ、
うん。

お、俺っ

チョン、ユンホって言います。
高3です。

…、よ、よろしくお願いします。」


俺はなんだか
ドギマギしながら頭をぺこりと
下げた。




すると



「はい。
こちらこそよろしくね。

ユンホ君。」







優しく静かに笑うその人に









俺はなんだか

よくわからないけど



心臓が




ズキュンってなって




カアっと




身体が熱くなったんだ。


















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☆チャユノです☆

皆さん♡こんばんは♡
このお話しはFEELのポストカードの
チャンミンを見て思い浮かんだお話しです。

↓このチャンミンです(*^^*)


大人なチャンミンと可愛いユノの
お話しです(*´ω`*)♡
短めのお話しですが
楽しんで貰えたら嬉しいです(*^_^*)


それで、次の更新ですが
ごめんなさい(>_<)
"一日置き"ではなくて
"書けた時更新"にさせて下さい。
勝手ばかりで
申し訳ないのですが
気が向いたら覗きにきて下さいね(*^^*)

よろしくお願いしますね☆彡











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いつも温かい拍手とコメントを
ありがとうございます♡
本当に励みになってます(*^_^*)


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