封印愛 54

2016.07.03 (Sun)






ユノヒョンとボアさんと
別れて帰宅途中

胸が締めつけられる想いだった。


二人は完璧な恋人同士だった。





…なんて言うか
兄弟みたいな感じだったな。


それほど二人が
一緒にいるのがお似合いで…。





僕にばっかり話しかけるボアさんに
ユノヒョンは
ヤキモチ妬いて不機嫌だったけど
途中から楽しそうにしてた。


…、ボアさんが笑うと
周りが明るくなる。

元気になる。


きっとユノヒョンも
ヤキモチ妬くのが
バカバカしくなったんだ。


可愛いもんね。



…ボアさん。





忙しくて会えなくても
不安にならないくらい
お互いを信じてるんだ。


ユノヒョンはボアさんだけ。

ボアさんはユノヒョンだけ。




さっきは少し意地悪は気持ちに
なって




"僕の胸元には

キスマークが
隠れてるんですからね?


今シャツのボタンを
筈して見せてもいいんですよ?"



なんて


思ったりもしたけど

きっとボアさんは
こんなキスマークなんて
気にしない。



ユノヒョンが酔って間違って
僕にキスした事なんて
小さな事なんだ。



僕の入る隙間なんて
一ミリだってないんだ。

…わかってたのに。

わかってたけど



…。



…、ユノヒョンとボアさん
これからホテルにでも
行くのかな?


それともボアさんの家に
行くのかな?



嫌だ。




…っ。


やだよ。




ユノヒョンがボアさんを
抱くなんて。



嫌だ。



僕にしてきたみたいに
何度も何度も


キスをするの?



…、首筋や

鎖骨にもキスをするの?








…、




なんてするに決まってる。





…、それ以上の事を
するんだよ。



恋人なんだから。


…、





ボアさんを抱いた後の
ユノヒョンと

どんな顔をして会えばいいの?








嫌だ。






…、どうしよう。



家に帰りたくない。




さっきみたいに
作り笑いする自信ないよ。





…あ…、


キュヒョンの家に泊まらせて
貰おうかな。



そうだ。

そうしよう。


それで




僕はどうしても


ユノヒョンを家で待つ事が
できそうもなくて

同期のキュヒョンへと
電話をしたんだ。
















ボアに俺の気持ちが
バレていて

驚いたけど俺は
素直にチャンミンの事が
好きだってボアに言った。






「…、けどさーボア。

チャンミンは
ゲイ苦手症候群だって言っただろ?

ゲイに限らず
自分に好意を持ってる男性に対して
拒否反応が出て
蕁麻疹ができる体質だって。

実際俺の友達に
触れられて蕁麻疹が
出来たんだ。

…、


だから仕方ないんだよ。
今は俺がノーマルだって
思わせ方がいいんだ。

…情けないけど

…、好きだけど


どうして
いいかわからない。」


するとボアは
大きなため息をついて

俺を見て


クビっとビールを飲み干して



「……、あのさー


ごちゃごちゃ言ってないで
気持ち伝えたら?」




なんて言う。

人の気も知らないで。

俺だってできるならそうしたい。









「…、いやだからお前
人の話し聞いてる?」



「聞いてるよっ。
けど

さっきも言ったでしょ?
気持ちは言葉にしないと。」



「…、だからっ、

それができないから
困ってるんだろ?


チャンミンは
ゲイ苦手症候群なんだぞ?

完全なノーマルなんだぞ?」


「はは。
それを言ったら
ユノだって完全なノーマルでしょ?


そんなユノがチャンミンを
好きになったんだから
チャンミンだって
ユノを好きになる事だって
あるんじゃないの?」


「いや、だから。

そんな奇跡あるわけ…、」



「奇跡を信じて告白しなさい!

…、告白しないと
後悔するよ。


あたしみたいに。」






え?



"あたしみたいに"



どう言う意味だ?






ボアは予想外の事を口にした。



「あたし

新人の頃ユノの事
好きだったんだよね。」


え?





…、




嘘だろ?







ボアが俺を好きだったなんて
全然気がつかなかった。







「ユノは鈍感過ぎるから。
あたしの気持ちも知らずに

あたしの事は
女として一度も
みてくれなかったもんねー。

でも、いいの。
あたしはあたしを
女としてみてくれる人探すから。


…だからユノっ。

初めて自分から
好きになったチャンミンに

気持ち伝えて。


ちゃんと伝えて。


振られたって
いいじゃん。

頑張れ。ユノっ 。」













俺はボアに背中を
押された。





そうだよ。




俺は何をやってるんだ?






自分の気持ちを封印して


チャンミンに嘘をついて。



嘘なんて
ついてる場合じゃないだろ。







チャンミンに



無理やりキスをして



自分を抑えられないところまで
きてるんだ。






伝えないと。




チャンミンが好きだって。








「ボアっ。

ありがとうっ。


それとごめん。」




「ちょっとあやまるとか
やめてよ!

もう昔の事なんだからっ。





…、告白する気になった?」



「ああ。


俺、



自分の気持ちに素直になる。





チャンミンに


好きだって



伝える。」









俺はそう言って




チャンミンの待つ家へと



駆け出したんだ。





















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チャユノ

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