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プラトニック 7

2016.11.30 (Wed)















「ユノ?

急に黙ちゃって
お前どうしたの?

…もしかして
やっぱりひいちゃった?」


「え?」

「だからっ。
マネージャーに
俺が変な妄想しちゃってる事だよっ。」


「あー…、
フッ。
してない。してない。
…、けどさ、ドンへは
元カノとそーゆー事してたんだろ?」


「え?
あ、まあなー。…

って、なんだよ。
ユノ、お前やっぱり変。
今まで俺が誰と付き合おうと
興味なかったくせに。

な、
もしかして好きな人出来たの?」

「違っ…、
そ、そうじゃなくてっ。

…、

俺、17だってのに
経験まだとかかっこ悪いだろ?
それで…、」


身を乗り出してきたドンへに
チャンミンさんの事を言うわけにいかず
俺は慌てて否定した。




「そんなの今さら気にすんなよ。
それにお前、そんな風に見られてないじゃん。」


「え?」


「ほんっとユノってズルいよなー。
彼女いない歴17年のくせに

"オンナは途切れた事がない"とか
"付き合ってる相手は歳上の美人OL"とか


学校の女子には噂されてんじゃん。

しかも、モテまくり。
ついこの間も2年の子に
告白されただろ。

あー…、あの子可愛かったのに
マジでもったいない。」


ドンへが羨ましそうな顔。



そうなんだよな。
何故かそんな噂になってるんだよ。






…、まあ、でも
それならそれでいいか。

その方がカッコもつくよな。


なんて一体誰にカッコつけてるんだよ。


俺はただ
好きな人とそう言う事をしたいだけなんだ。




"好きな人"





チャンミンさん…。



チャンミンさんに会いたい。










胸がキュンとなったとこで






「ところでユノ。
話しは変わるけどさー

新しいパンツある?」


ドンへのムードのないセリフ。



「え?
なんだよ。いきなり過ぎっ。
しかも恋の話しからパンツって…、」


「あはは。ごめん。ごめん。
ふと思い出したんだよ。
俺、泊まりに来たはいいけど
着替えないじゃん?

シャツと靴下は今から洗濯したらいいけど
パンツがない。
明日も同じパンツとか絶対ムリッ。

な、ボクサーパンツ貸して。」






それから俺はまだ下ろしていない
ボクサーパンツを探したんだけど
見つからなくて。


「おかしいなー。
どこにしまったんだろ。」




引っ越してきた時に
新品の下着もシャツも持ってきたはず。
でも、まだダンボールの片付けが全部終わってなくて
見つけられなくて。


結局、俺とドンへは夜9時過ぎに
マンションの近くのコンビニへと
パンツを買いに行ったんだ。





「なー、ユノ。
たまにはトランクスもいいかな?」


コンビニに入って早々
ドンへがそんな事を言い出した。

「…、お前のパンツなんて
何でもいいけど
トランクスだとユニフォーム着た時に
見えちゃうよ?」

「そーなんだよなー。
大事なもん
見えそうになるよな?

でもしばらく試合ないし
ユニフォーム着ないじゃん。

なー、トランクス?
ボクサー?
ユノならどっち?」


ドンへは種類の違うパンツを両手に
一枚づつ持って俺に聞く。



どっちだっていいしっ。
恥ずかしいから早く決めろよっ。

でも、ドンへってくだらない事に
しつこかったりする面倒なヤツなんだよ。


「ボクサーにしとけって。」



仕方なく俺がボクサーを
手に取った



その瞬間



「ユンホ君?」


聞き覚えのある声に



名前を呼ばれて
振り向くと



っ…、!






えっ?

うそっ。





そこにはチャンミンさんが
立っていて。










こんな想定外のトコで会うなんて。







スーツを着てるチャンミンさんは
なんだかものすごく大人。


濃紺のブレザーの制服のままの自分が
やけに子供に感じる。



って、



…あれ?



チャンミンさん
なんだか目のフチが紅い?

酔ってる?


大きな瞳がトロンとしてる。



「こんな時間に高校生が
出歩いてちゃダメでしょ?
危ないからお兄さんと一緒に帰ろ?」


昨日の上半身裸といい
今朝のパジャマ姿といい


今度はそんな顔して
またまた世話焼きのセリフ。



世話焼きはいいけど
少し無防備過ぎない?




けど

それがまた可愛くて。


可愛いだけじゃなくて
色っぽくて。




ドックン

ドックン。





…、あ、

やばっ。




またズキュンが
くる。


でも

普通に。


普通にしないと。


ドキドキしてる事
チャンミンさんにもドンへにも
気付かれない様にしないと。




それで





「それは俺のセリフ。
危ないのは俺じゃなくて
目のフチ紅いチャンミンさんじゃん。
酔ってるの?




…、送るよ。


俺が

チャンミンさんを
部屋の前まで送るから。」




俺はボクサーパンツを持ったまま
精一杯カッコつけたんだ。

















----------------------------------------------------


☆チャユノです☆

皆さん♡こんばんは♡
やっぱりこちらのチャンミンさんも
無防備みたいですε-(´∀`; )

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しまっ○ょさん♡
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コメ欄クローズ中で
お返事できなくてごめんね(>_<)
楽しいコメントありがとう(*^o^*)
ほっこりしました(*´ω`*)♡



それでは皆さん♡
また(*^^*)











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プラトニック 6

2016.11.29 (Tue)








ドンへの言葉に
一瞬言葉が詰まった俺だったけど



「なんてなー!
ハハっ。
冗談だよっ。冗談っ。

そんなわけないよな。
ユノが男を好きになるなんて
ないに決まってるよな!


あ、
ちょっ、ユノっ
急ごうぜ。

HRに間に合わないっ。」



ドンへはいつもの人懐こい笑顔に戻って
言って走り出す。



…、
な、なんだよ。

冗談か。

そうだよな。

ドンへの言うとおりだ。

うん。

俺がチャンミンさんを好きなわけない。


そんな事あるわけない。

俺はそう思って
ドンへの後を追った。







…だけど

やっぱり俺はその日
授業中も

部活の練習中も

ずっと
チャンミンさんの事を考えていたんだ。




気がつくとチャンミンさんの
優しい笑顔を思い出して
自然と温かい気持ちになっていた。





もちろんドンへには言わなかった。
だって言ったら
マジで俺がチャンミンさんを好きに
なったんじゃないかって心配するもんな。





え?


あれ?



…、心配するって事は
あれ?

俺はチャンミンさんの事が
好きなのか?


違う。

そんなわけない。


…筈だ。


昨日初めて会ったばかりの人を
好きになるとかそんなの変。




でも



俺は17年間
人を好きになった事がないんだ。

"恋"がどんなものなのか。

ましてや"愛"がどんなものなのか。

わからない。


わからないよ。




人を好きになるってどんな気持ち?





俺はどうしてもそれを知りたくて
部活が終わって

「な、ドンへ。
今日泊りに来いよ。

ちょっと聞きたい事があって。」

ドンへを家に誘ったんだ。




それからドンへと
マックで夕飯を食べて
俺のマンションへと帰ってきた。





「へぇー!
結構、広いんだ。
学校も近いし羨ましいなあ。

俺も一人暮らししたい。
そしたら彼女連れ込めるのに。」



ドンへは物珍しそうに
部屋を見てそんな事を言う。



「ふっ。
なんだよ。彼女って。
いないだろ。
片思いのくせに。

早く告白すればいいのに。」


「ユノ、お前
簡単に言うなよな。

お前は人を好きになった事ないから
そんな風に言えるんだよ。」



「それはそうだけど
言わなかったら相手に
気持ち伝わらないだろ?」

「わかってるよ。
わかってるけど
言ってもしダメだったら
今の関係じゃいられなくなるじゃん。

俺、それ考えると
やっぱ告白できない。」


ドンへは少し切ない顔になって
肩をすくめる。








ドンへの好きな子は
サッカー部のマネージャー。

そのマネージャーは
一年後輩の明るく元気なヤツ。
可愛いとかよくわかんないけど
俺からみてもいい子だって思う。

サッカー部員達とも仲間って
感じでうまくやってる。



確かにフラれたら
今の関係ではいられなくなるかもな。


「それよりユノ。
聞きたい事って?

ふっ。
そんな事言って
本当は寂しいから俺をよんだんだろ?」


「だからっ、違うって。」




まあ、それも少しはあるんだけど。


俺はソファーに座るドンへの隣に
ストンと腰掛ける。





「で、何?」


「あのさ。

…人を好きになる気持ちって
どんな?

俺、わかんなくて。」



「え?
なんだよ。急に。

…、ま、いいか。



んー…、説明するの難しいけど…

そうだなー。



…俺はマネージャーの事
考えるとドキドキして。

気がつくと考えたり
目で追ってたり。

マネージャーの笑顔が俺に向けられたら
ドキリとして
ドキドキが止まらなくて嬉しくて。

それがバレないように必死に普通の
顔したりして。


…それにマネージャーが
お前と喋ってる時に嫉妬したり。」


「えっ?
嫉妬?
俺に?」

「そう。
嫉妬。

とにかく好きになるって
そんな感じ。


あー…。

あとさー、

まだある。」


「え?」


「…、
…それから
その、…、

変な妄想したりして。


好きになった相手に
キスしたいとか…


抱きしめたいとか
もっと…その…、




って、ユノ、

ひくなよっ?

お、俺は別にマネージャーを
どうこうしようとか
そんなんじゃなくてっ…、


ユノ?

聞いてるのかよ?」




聞いてる。


聞いてるよ、


ドンへ。



わかった。



わかったんだ。




昨日から続くこの気持ちの意味が。










俺は





チャンミンさんの事を







好きになってしまったんだ。















---------------------------------------------------


☆チャユノです☆

皆さん♡こんばんは♡
ユンホ君、恋しちゃったみたいです(*´ω`*)♡


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プラトニック 5

2016.11.28 (Mon)






眠い。



眠すぎる。



それに疲れた。





…、チャンミンさんに
疲れた。









昨日の夜


あれからチャンミンさんの事が
頭の中がいっぱいで
全然眠れなかった。


昨日、テレビ電話を切った後
チャンミンさんから


"おやすみ
ユンホ君

またね"



そうLINEが送られてきた。

慌ててテレビ電話を切った事を
特に気にしてないチャンミンさんに

俺はなんだかホッとして

"今日はいろいろ
ありがとうございました

おやすみなさい"

そう返信したんだ。
メッセージの後俺のお気に入りの
虎のスタンプを押して。





それからシャワー浴びたんだけど
チャンミンさんの身体が
脳裏に浮かんで離れなくて。



ダメだって

"変な目で見るなよ"
"相手は男だぞ"って思って

シャワーの圧力を一番強くして
チャンミンさんを頭の中から
追い出そうとするんだけどできなくて。


どうしても
チャンミンさんの白くて華奢な身体を
思い出しちゃって。



俺、何考えてんだよ。


何、反応しちゃってんだよっ?







…それで

ベッドに潜り込んだら
もうダメで。



チャンミンさんの事ばかりが
思い出されて。


もちろんチャンミンさんの上半身だけが
頭から離れないんじゃなくて

チャンミンさんの世話焼きなとことか
フワフワ笑顔とか
ちょっと拗ねた顔とか。

そんな事を思い出すと
ニヤニヤしちゃって。


こんな気持ち初めてだ。


変だ。

俺、なんか変。




だけど
チャンミンさんは
なんか可愛い。

歳上だけど可愛い。


…、可愛いけど
色っぽい。


って


いつまでチャンミンさんの事
考えてんだよ。





他の事考えよう。




他の事っ。




でも結局
そうすればそうするほど
チャンミンさんで
頭の中はいっぱいで。






そんなこんなで
眠れなくて朝方やっと眠れて
熟睡していたんだけど




眠り込んでるところに
着信音が鳴った。



…誰だよ。
こんな朝早く。






半分寝ぼけなから
画面を確認せずに枕元に置いてある
iPhoneをタップしたら


…、


え?

えっ!?


画面には
いきなり
チャンミンさんの顔。





なんでっ。




今度はチャンミンさんからの
テレビ電話。



驚きのあまり声も出ない。



しかもチャンミンさん
今度はパジャマ姿?


しかもしかも


寝起き?
ベッドの中?




そんな動揺しまくりの俺に
かまわず





「おはよう。ユンホ君。
ふふ。

お節介かと思ったけど
起きれないかと思って
モーニングコールだよ。

テレビ電話っていいね。」


少し鼻声の

今日もマシュマロ笑顔の

チャンミンさん…。





いや


だから


チャンミンさん



何度もズキュンってさせないで。















それから


遅刻せずに済んだ俺は
学校に着いて駐輪場に
自転車を置いて校舎に向かう途中



「おはよっ。
ユノっ。」

声をかけられて
振り向くとそこには
人懐こい笑顔のドンへ。




ドンへは俺の大親友。



中学受験して同じ学校に入学して
そこからはエスカレーター式に進学だから
中学から高校までずっと一緒。
もちろんこのまま大学も一緒。



中学の時は同じクラスになった事はないけど
サッカー部を通して仲良くなって。

高校になってからは
よかったのか悪かったのか
クラスがずっと一緒。
部活も一緒。



俺は社交的に見えて
実はそうじゃない。



唯一何でも話せるのが
ドンへなんだ。





「…あれ。ユノ。
何その顔。

クマができてるよ?」

「あー…。
うん。
昨日眠れなくて。」

「あー、あれか。
一人暮らししてホームシック?
アハハ。
なんだよ。 昨日のLINEには

"一人暮らし最高!"
とか書いてたくせに。

やっぱり寂しかったんだ?」


ドンへは俺をからかう様に言ながら
俺の隣に並ぶ。

「違うって。
そんなんじゃなくてさ。」


「なんだ。違うの?
じゃ、何?」


「…いいよ。
なんでもないよ。」



「なんだよ。気になるだろ?
教えろよ。」


ドンへに話すのを一瞬迷ったけど
やっぱり話したくて
俺はチャンミンさんの事を
ドンへに話した。




「…、昨日、母さんと
マンションの人んちに挨拶に行ったんだよ。
で…、

その人が綺麗で。
優しくて。」





「綺麗って?え?

マジでっ?

歳は?

どんなタイプ?
な、ユノっ。
お前が誰かの事
綺麗とか言うの初めてじゃんっ。
なあ、芸能人で言うと誰に似てる?」



「24歳。

芸能人にもいないタイプ。
とにかく肌が白くて
髪が茶色で目が大きくて

なんか、鹿みたいで。

フワフワしててさー
マシュマロみたいなんだよなー。」

「なんだよ。マシュマロってー!
めちゃくちゃ可愛いって事?
癒し系?

てか、ユノ、なんか嬉しそうじゃんっ。

歳上、いいじゃん!
何か話し、したのかよ?」




「え?
あ…。うん。
一緒にカレー食べた。」

「ウソっ。

ユノが?
本当に?
初めて会った相手だろ?
てか、その女、軽くない?

初めて会った男の家に入るなんて
警戒心なさ過ぎじゃね?

やめとけよよ。

遊び人に決まってる。」

「…、そんな事ない。
それに女じゃないしっ。」


「へ?」


「だから
ドンへが心配する様な人じゃないよ。」


「いや、
ちょっと待てよ。

男なの?

…、
それ逆に心配。」


さっきまでのハイテンションドンへが
いきなり心配顔。




「何が?

何が心配なんだよ。」


「ユノ、
その人の事
好きになっちゃったんじゃないの?」



「えっ。」
















--------------------------------------------------------



☆チャユノです☆

皆さん♡ こんばんは♡
ユンホ君、ズキュンしっぱなしです(♡ˊ艸ˋ)


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※ コメ欄をこのところ
クローズのままですが
コメ欄でお話しするのも私にとって
大切な時間なのでゆっくり
お返事ができる時だけオープンにしますね(*^^*)


それではまた(*^_^*)






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プラトニック 4

2016.11.27 (Sun)





マンションの間取りは一人暮らしには
十分すぎるくらい広めの2DK。

洋室がふたつと
ダイニングキッチン。

そのダイニングキッチンで


母さんが奮発して買ってくれた
ダイニングテーブルセットに

チャンミンさんと
対面に座って

カレーを食べながら
話をした。



最初は緊張してたんだけど
マシュマロ笑顔のチャンミンさんは
話しやすくて
緊張もすぐにほぐれてきたんだ。





チャンミンさんは
入社3年目のサラリーマン。
24歳。


このマンションには入社と同時に
引っ越してきたんだって。

社会人になって一人暮らしを始めて
最初は不安で寂しかったから
俺の事もその時の事を思い出して
気になって
それで何か力になれたらって
思ったんだって。



ふっ。

チャンミンさんは
ほっとけないタイプなのかな。


けど、本当に不思議。
俺、お節介な奴って苦手なのに。




…きっとチャンミンさんだから
なんだろうな。




これがもし違う人だったら
間違いなく
ウザってーとか思うに決まってるし
初対面の人を家に入れるとか絶対しない。





そんな事が頭によぎっていたとこで


「あ…。

…、ユンホ君。
今さらだし、カレーご馳走になっちゃってる僕が言うのもおかしいけど
こんな風に簡単に知らない人
家に入れたらダメだよ?」


チャンミンさんは神妙な顔で
そんな事を言ってきた。


「え?」


「…、。
僕が悪い人だったらどうするの?」


「…、チャンミンさん悪い人なの?」


どう見てもいい人だろ。



「違っ…、
そうじゃなくて。」


「チャンミンさんが悪い人じゃない事
くらいわかるよ。」


「…、。
そんなの、わかんないでしょ?」


チャンミンさんは
なんだか拗ねた様な表情。

それがまだ可愛い。




「わかるよ。
チャンミンさんはいい人っ。

でも、うん。
そうだよな…。
いい人ばかりじゃないもんな。

俺、気をつけるから。」


「う…ん。
それならいいけど…。

この辺は都会で駅にもわりと近いから
夜になると酔っ払いもいたりして
怖いから気をつけてね。」


「わかった。
いろいろ心配してくれてありがとう。

けどもし
酔っ払いとかいて怖かったら
俺に電話してきて。

俺チャンミンさんの事
ダッシュで助けに行くから。」



「えっ?」


「だってさー
どうみても俺よりチャンミンさんの方が
危ないじゃんっ。」


「…、そんな事…。」


「そんな事あるよ。

ね、チャンミンさん。

俺が悪いヤツだったら
どうするの?

チャンミンさんこそ
簡単に人信じちゃダメだよ。」

「ゆ、ユンホ君は
悪い人なんかじゃないよっ。」



「そんなのわかんないだろ。」



「も、もうっ。
どうして話が逆転してるの?」











そこでそんなやり取りが
お互いにおかしくて


笑い合った。







なんか


いいな。



こういうのいい。


俺のまわりにはいないタイプの
チャンミンさん。





友達になれたらいいな。















それからカレーを食べ終えて
チャンミンさんが洗い物までしてくれて

でも、当たり前だけど
チャンミンさんが帰ってしまった。



シーンと静まり返った部屋が寂しくて
テレビをつけて音量をあげて




寂しさを紛らわす為に
親友のドンへにLINEして
やり取りしてる間は
寂しさも紛れたんだけど
LINEのやり取りも終わると


なんだか


猛烈に寂しくなってきて。



…、さっき
チャンミンさん


「いつでも電話でも
LINEでもしてきていいからね。」

またそう言ってくれた。







…俺はソファーに寝そべってiPhoneを
弄りながら

チャンミンさんに電話しようかなと
思った。




それで電話番号の方ではなくて

LINE電話からかけよう
そう考えて
LINE画面を開く。




けど
いきなり電話はなあ…。


用事がある訳じゃないし。


寂しいなんて言うの
かっこ悪いし。




…、やっぱり
普通にLINEするのが
無難だよな。

今日のお礼をLINEで
送ればいいか。


グルグルと考えていたところで




いきなり
LINEの発信音が鳴り出した。



えっ。

なんでっ、。


発信先は
チャンミンさん。


えっ、


ヤバっ。

間違って電話のとこ
押しちゃったんだ。


あーっ…、


どうしようっ。



えっ、てか

もしかしてこれ
テレビ電話に繋がってる!?



俺は焦りまくって
寝そべっていた身体を起こす。





け、消さなきゃ


そう思った瞬間

iPhone画面に


チャンミンさんが写った。



えっ。



ええ!


嘘っ…!





「ユンホ君?

テレビ電話なんて
びっくりしちゃった。

…、

どうしたの?

ふふ。
寂しくなっちゃったんだ?」


「いや、そ、そうじゃなくてっ。

間違ってテレビ電話のとこ押しちゃって。
ごめんっ。

いきなりごめんっ。」



俺は大慌てで
LINE電話を消した。






ドクンっ。



ドクンっ。




なんで

テレビ電話なんかに繋がるんだよっ。


あ、焦った。


マジで焦った。

…、



だって



チャンミンさんは
シャワーを浴びた後なのか


頭が濡れてて
タオルで拭いてて





しかもっ



上半身裸だった。




タオルから覗く
白い肌が


色っぽ過ぎだろっ。







俺はサッカー部だし
ユニフォームに着替えたりするから
男の裸なんて見慣れてる。


でも


違うっ。


全然そいつらと違うっ。



チャンミンさんは
男だけどなんか違うっ。







俺は





iPhone画面に写った
上半身裸のチャンミンさんに





今日三度目の
ズキュンとなったんだ。

















----------------------------------------------------


☆チャユノです☆

ズキュン三度目の純情ユンホ君でした(*´ω`*)♡




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お返事はできませんが
拍手コメントありがとうー(((*≧艸≦)
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プラトニック 3

2016.11.26 (Sat)






な、何で?

何でシムさんが?


俺は慌てふためいて
玄関へと向かって

ドキドキしながらドアを開けると




「…いきなり来てごめんね?
お母さんは?」


遠慮がちな声でそう言うシムさん。



「え?
あ、もう帰ったけど。
母さんに用事?」

「ううん。
ユンホ君に。」






うわっ。

ユンホ君だって。

ヤバイ。

なんか超嬉しいんだけどっ。


でも、普通に普通に。
俺はにやけそうになるのを必死に抑えた。

「俺に?」

「うん。
あのね、さっき
連絡先教えておけばよかったって
思って。


はい。」

そう言ってシムさんは
メモ書きを俺に渡す。



そこには
電話番号とLINEのIDが
書いてあった。


…。




メモ紙にはバンビのイラストが書いてある。
可愛すぎる。


しかもなんとなくそのバンビが
シムさんに似ていてウケる。




「高校生で一人暮らしは
不安でしょ?

いつでも連絡してきていいからね。」




「あ、ありがとう。」


…、これは社交辞令じゃないよな?



そうだよな?


電話してもいいんだよな?


LINEしてもいいって事だよな?


俺は貰ったメモ紙をガン見してると

不意に



「…、いい匂いだね。
カレー?」


シムさんがそう言って





「え?
あ、うん。
母さんが作ってくれたんだ。」

「ふふ。
優しいお母さんだね。

あ、じゃあまたね。
ユンホ君。

本当にいつでも連絡してね。」



帰ろうとしたんだけど

一人になるのが心細いのと
それだけじゃなくて


シムさんと
もう少し一緒にいたくて

もっとシムさんの事を
知りたくて



「ま、待って。

シムさん、お腹空いてない?
ね、一緒にカレー食べようよ。」



気がついたら俺は
そう言っていたんだ。






それから


母さんが用意してくれたカレーを
俺が温めなおそうとしたんだけど

あれ?


ガスじゃないんだっけ。


そう言えばさっき母さんがIHの使い方
言って気がするけど全然聞いてなかった。

すると

「ユンホ君?

どうかした?

やり方わからない?」

そう言いながら
シムさんが俺の隣に並ぶ。



っ、
近いっ。



近いからっ。シムさんっ。

今、肩が触れたっ。





だからっ…、






何意識してんだよ。


シムさんは男なんだ。


意識するなんて変だ。



でも

おかしいんだよ。



さっきから


ずっと



ドキドキが止まらないんだよ。






いったいどうしちゃったんだよ。












「…ここが
電源のスイッチで

このボタンを押すと
温まるから。
でも、火は出ないから
気をつけてね。

ここ、熱いんだからね?
触ったら火傷するから気をつけて…



…、ユンホ君?
聞いてる?」



そういきなりシムさんが
いきなり俺の顔を覗き込んだ。



「えっ?

あ、う、うんっ。

き、聞いてる。

えーと、ここが電源と
スイッチだろ?」


ヤバイッ。

綺麗なシムさんに見とれていた事
バレない様にしないと。
俺は慌ててスイッチを指差した。



「…、本当
気をつけてね。

火がついてないから
スイッチ入れてるの忘れて
お鍋焦がしちゃう事あるんだから。

火傷にも気をつけないと…。」


「うん。
わかった。」


「…、。
なんだか心配だなあ。
本当に大丈夫?

とりあえず今日は
お兄さんがカレー温めてあげるから。

ユンホ君はお皿の用意して。」

シムさんはそう言いながら
HIのスイッチを入れる。

…、なんか
シムさんって意外と世話焼きなんだ。
母さんみたい。

でも
不思議とシムさんに注意されても
嫌じゃない。


むしろ嬉しいかも。


…、てっ、


注意されて嬉しいとか
俺は変態かよっ。



てか

シムさん、自分の事


"お兄さん"だって。

どちらかと言うとお姉さん
みたいな気もするけど。







「ユンホ君?
聞いてる?

ほら、お皿用意して?」


「あ、…、

う、うん。
ありがとう。

シムさん。」


するとシムさんが


「シムさんじゃなくて
いいよ。」


そんな事を言う。






「え?」



「名前呼んで。
シムさんなんて堅苦しくて嫌だから。」


「…、でも名前聞いてない…。」







「チャンミン。」



「え?」




「僕の名前は

シム.チャンミンだよ。」





「あ…、じゃあ

…、

…、ちゃ、チャンミンさん
あ、ありがとう。」





「ふふ。

どういたしまして。」



っ…、







なんだか変な例えだけど
シムさん…、

じゃなくてっ



チャンミンさんは
マシュマロみたいだって思った。


甘くてフワフワのマシュマロ。







そんなフワフワ笑顔の


マシュマロチャンミンさんに


俺は


今日二度目のズキュンとなったんだ。
















--------------------------------------------------------

☆チャユノです☆

皆さん♡こんばんは♡
お気づきかと思いますか
私は年上チャンミン&
年下ユノ設定が好きなんです\(//∇//)\
書いていて楽しいです(*´ω`*)♡
「初めての恋」が途中なのに
ごめんなさい。
しばらくはこちらのお話しに
寄り道させて下さいね☆彡


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コメントありがとうー♡
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出来ませんが楽しんで貰えて
めちゃくちゃ嬉しい(*^o^*)♡
よかった♡




では、皆さん♡
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プラトニック 2

2016.11.25 (Fri)






「優しそうな人でよかったわね。
ユノ、何かあったらシムさんを頼るのよ?」



挨拶を済ませて家に戻ると
母さんはカレーを作りながら
そんなセリフ。


「えー?
あー。うん。
でも、頼る様な事なんて
殆どないんじゃないの。」

「そうかもしれないけど
具合が悪くなった時とか…。
ユノはすぐに風邪ひくんだから。
お母さん心配なのよ。

もちろん、ドンへ君とドンへ君のお母さんにもお願いしたんだけど…。
でもドンへ君のお宅はちょっと遠いじゃない?
やっぱりシムさんに頼るのよ?
わかった?

聞いてるの?ユノっ。」


「はい。はい。
わかったよ。」




「"はい" は一回でしょう?
それからユノ。

付き合ってる子はいないのよね?」


「え?
…、なんだよ。急にそんな話し。」

「だってユノはモテるでしょう?
しょっちゅうプレゼントを
貰ってくるじゃない。

本当に彼女はいないの?」


「いないよ。」


「本当に?」


「本当だって。
それが、何?」





俺は自分で言うのもなんだけど
めちゃくちゃモテる。

この間だって
サッカーの試合の時
他校の女子からもプレゼント貰うし
その女子は対戦チームの学生だってゆーのに
俺の事キャーキャー言って
応援してくれちゃってさ。


それが面白くなかったのか
試合中、相手チームの奴に

「調子に乗ってんじゃねーよ。」

そう言われて
足ひっかけられて転びそうになった事も
あったんだよな。

全く迷惑な話だ。


ま、そんな事されたら余計闘志が湧いて
ゴール目がけてシュートしまくって
試合は勝ち。


…、結果
さらに対戦チームの女子学生に
キャーキャー言われて。





もちろん同じ学校の女子にも
告白されまくり。


同級生にも後輩にも。






だけど…、俺は



彼女いない歴



17年。



歳の数と同じ。




「…、いないならいいのよ。
でも、もし彼女ができても
家に連れ込んじゃダメよ?

ましてやお泊まりなんてダメよ?
ああ。お母さん本当に心配だわ。

絶対に女の子は家に入れたりしたら
ダメよ?


それにしてもユノは
モテるのにどうして彼女がいないのか
それも心配よねぇ。



まあ、いいわ。
とにかく
この辺の事とかまだよくわからないんだし
シムさんを頼るのよ。


わかったの?
ユノっ。
聞いてるの?」




「聞いてるよっ。」










あー。
本当に母さんは口うるさい。


一人で喋りまくって。


連れ込んじゃダメよって
わけわかんね。





彼女がいないのは
単に俺が告白してくれた子を
好きになれないだけ。
俺は俺が好きになった人と
付き合いたいんだ。

親友のドンへは"とりあえず
付き合ってみればいいのに"
そう言うけど俺にはそれは無理。


"いまどき珍しい"って

"モテるのに勿体無い"って

言われるけど


いつか好きな人ができて

それで
お互い好き同士で付き合いたいんだ。


それまでは彼女いない歴を
更新し続けるつもり。




…、



それよりも



…シムさんを頼れって
頼られたシムさんは
迷惑に決まってるじゃん。

シムさんは社交辞令で
「何かあったらいつでも言ってきてね。」
なんて
笑顔で言ってくれたけど。


そう。

社交辞令にきまってるんだ。

期待しない様にしないと。

って、

期待ってなんだよ。

何を期待してるんだ?俺は。




…、それにしても
綺麗だったな。


シムさん…。


クラスの女子なんて比べものに
ならない。







あんな人がいるんだ…。



社交辞令かもしれないけど
シムさんに頼れたらいいな。

風邪ひいたりしたら
シムさんは優しく看病してくれそうだよな。


って、


だから
シムさんは男なのに。



変な俺。



なんだかシムさんの事が
頭から離れない。




なんてシムさんの事ばかり考えていたら


「ユノ

カレー出来たから
後で温めて食べるのよ。

お母さんもうそろそろ帰るから。」


母さんがそう言って
帰り支度を始める。



「え?
もう帰っちゃうの?」

「そうよ。
だってお母さん明日は
お父さんの所に行かなくちゃいけないから。

これからはお母さんがいないんだから
ユノ、しっかり生活してくのよ?
怪我には気をつけて
サッカー頑張ってね。」

そう笑顔で言う母さんの
瞳は潤んでいて

俺は急に不安と寂しさが襲ってきたけど


「うん。
俺は本当に大丈夫。
母さんこそ新しい土地で
頑張って。」


平気なフリをして答えたんだ。




それから




母さんを駅まで見送って
部屋に戻ると

さっきまで賑やかだったのが嘘の様に
部屋の中は静まり返っていた。


…、今日から1人暮らし。


起きた時、美味しい朝ごはんは
用意されてない。

洗濯も掃除も

何もかも自分でやらなくちゃ
いけないんだ。


…何より寂しい。


寂しいなんて
母さんには
口が裂けても言わないけど。


母さん、さっき泣きそうだった。

母さんの顔を思い出すと
ツンと鼻が痛い。



…。俺ってこんな寂しがりやだったっけ?


…、しっかりしろ。俺っ。



楽しいはずの一人暮らしだろ。







とりあえずはお腹も空いてきたし
カレーを食べよう

そう思った


その時

ピンポーン。



ピンポーン。

いきなり静かな部屋に
インターフォンが鳴り響いた。


わっ。






び、びっくりした。



誰だろ?

今日引っ越すってドンへ達には
言ってあるけど
まさかいきなり訪ねてくるわけがない。



勧誘とかだったら面倒だから
居留守を使うつもりで
俺はそーっと
インターフォンの画面を見た。


すると


えっ!?


嘘。

何で?












そこには




何故か気になって仕方のなかった



綺麗なシムさんの姿が写っていたんだ。













--------------------------------------------------

☆チャユノです☆

皆さん♡こんばんは♡

ユンホ君のイメージは
バナーにも使ってますがこちらです(*^_^*)↓

サッカー部
17歳








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コメントをありがとう♡
とっても嬉しかったです*\(^o^)/*
コメ欄を閉じてるのでお返事は
出来ませんが
楽しく読ませて頂きました(*´ω`*)♡


コメ欄はお返事ができる時に
オープンにしますね(*^^*)




ではではまたお話しが
書けた時に♡










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プラトニック 1

2016.11.24 (Thu)







俺は高三になった春
一人暮らしをする事になった。


と言うのも一ヶ月前に
親父の転勤が決まったのが理由。


もちろん最初は俺の一人暮らしに
親は大反対。

母さんにも親父からも
一緒に転勤先について来るよう
転校を勧められた。



でも俺が通う高校は
中学から大学へはエスカレート式に進学できる。
もう受験しなくて済むし
何よりもサッカー部を辞めたくなかった。


弱かったチームを
俺たちが強くしたんだ。
それがどれだけ過酷だったか。
でもそのおかげで信頼できる仲間ができた。

部活を引退するまで
一緒に頑張って来た仲間と
このままサッカーを続けたい。


俺は絶対に転校したくないって
言いはった。


だいたい、編入試験とか
絶対嫌だしっ。


それで
俺の言い分をわかってくれた母さんが

「じゃあ
お母さんも、ここに残るわ。

お父さんには単身赴任して貰うしか
ないわね。」

そう言ったんだけど

大人のくせに寂しがり屋で
ひとりじゃ何もできない親父。

そんな親父をひとりに
するのはかわいそうで


「俺は一人でも大丈夫だよ。
って言うか大学入ったら
一人暮らししたいって言ってただろ?

それが1年早まっただけだしっ。

母さんは親父と一緒に行けよ。」

そう言ったんだ。







それから一カ月が
慌ただしく過ぎた。



元々住んでる家は一軒家で
そこに俺が一人で住むのは物騒だからって
セキュリティー完備の
一人暮らし専用マンションを
母さんが探してくれて。




それで今日が入居の日。

引っ越し屋のトラックに
ベッドやら机やら必要なものを乗せて
新居へと運び込んで。


とりあえずカーテンつけたり
新たに買った食器棚に皿とか
母さんが片付けてくれて
テレビも観れるようにして

なんとか暮らしていけそうな
部屋になった。



今までは家から学校まで
電車通学で40分くらいかかっていたのが

今度はそのマンションから
自転車で10分。

めちゃくちゃ近い。

朝もゆっくりできるし
親には小言を言われずに済むし

これからは好き勝手できる。

友達だって呼べる。

今までは家が遠くて
友達呼べなかったんだよな。




俺はなんだかウキウキしながら
新居での片付けをしていた。






「ユノ。」

「ん?」

「今日はカレーを作っていくけど
明日からは冷凍庫の中に
冷凍したおかずがたくさんはいってるから
チンして食べるのよ?」

「あー。
うん。」

「なくなる頃にまたユノの好きなもの作って
クール宅急便で送るからね。」

「え?
別にいいよ。
適当にレトルトのもん食べるよ。」

「ダメよ!
そんなんじゃダメ。
ちゃんとお母さんの作るもの食べなくちゃ。

栄養に気をつけないとダメよ?
コンビニのお弁当とかファーストフードは
ダメよ?
わかった?」

「はい。はい。」

「それから洗濯の仕方わかる?」

「わかるよ。
ボタン押すだけだろ?」

「そうだけど
一緒くたに洗っちゃダメよ!

サッカーのユニフォームなんて
真っ黒になるんだから
それと白のシャツ一緒に洗ったら
絶対にダメよ!」


そんな事くらい
わかってるよ。



「わかったよ。
母さんうるさい。」


「うるさいなんて言わないの。
あ、そうそう。

お隣さんと下の階の人に
ご挨拶に行かないとね。

ほら、ユノ、行くわよ。」



はあ…。

母さんの話しはポンポン飛ぶんだよなあ。



「えー。
面倒くさいな。
別に行かなくてもいいんじゃない?」


「何言ってるのっ。
ユノに何かあった時に
助けて貰うようにお願いしないと。
その為にはご近所付き合いも必要なの。

ユノもちゃんとご挨拶するのよ?」





それで母さんと二人で部屋を出て
両隣りのインターフォンを押したんだけど

なんの物音もせず




不在。




よかったって思った。
だって挨拶とかマジで
面倒だしっ。





「あらやだ。
困ったわね。

じゃ、ユノっ。
下の階に行くわよ。」


「えー?
なんで下の家まで行くんだよ。
そんな必要ないだろ?」


「必要あるに決まってるでしょう?
ほら、早くしなさい。」



だけど母さんにせかされる様に
言われて
エレベーターに乗って一つ下の階。




203号の部屋のインターフォンを
押す。

すると


インターフォンごしから
少しの間があって




「…はい。」




返事が返ってきた。


あ…。
今度はいるんだ。





今回も不在かと思ってたから
俺はちょっとだけ緊張したんだけど





「突然すみません。
上の階に引っ越してきた

チョンと申します。」

母さんは緊張なんてしてない感じで
そう言うと


「…少しお待ちください。」






ガチャっと


すぐに玄関の扉が開いた。




っ…。



わ。


すっげー美人。




扉の先には




ブラウンの柔らかそうな
少し長めの髪。



色素の薄い彫りの深い大きな瞳。


細い身体の



今まで見たこともないような



綺麗な人が立っていた。



綺麗って言っても
男なんだけど。



「こんばんは。
突然ごめんなさいね。

上の階に引っ越してきた
チョンです。
と言ってもこの子ひとりなんです。

あ…、一人暮らし用のマンション
なんだから
一人なのは当たり前よね。


あ…、それでこの子
初めての一人暮らしで心配なので
何かあったらよろしくお願いします。

あの、もし、この子が物音とか
うるさくしたらすぐに言いにきて
下さいね。
この子、少しガサツなところが
あるから…。


ほら、ユノもご挨拶しなさいっ。」


母さん腕を突っつかれて



「あ、
うん。

お、俺っ

チョン、ユンホって言います。
高3です。

…、よ、よろしくお願いします。」


俺はなんだか
ドギマギしながら頭をぺこりと
下げた。




すると



「はい。
こちらこそよろしくね。

ユンホ君。」







優しく静かに笑うその人に









俺はなんだか

よくわからないけど



心臓が




ズキュンってなって




カアっと




身体が熱くなったんだ。


















--------------------------------------------------





☆チャユノです☆

皆さん♡こんばんは♡
このお話しはFEELのポストカードの
チャンミンを見て思い浮かんだお話しです。

↓このチャンミンです(*^^*)


大人なチャンミンと可愛いユノの
お話しです(*´ω`*)♡
短めのお話しですが
楽しんで貰えたら嬉しいです(*^_^*)


それで、次の更新ですが
ごめんなさい(>_<)
"一日置き"ではなくて
"書けた時更新"にさせて下さい。
勝手ばかりで
申し訳ないのですが
気が向いたら覗きにきて下さいね(*^^*)

よろしくお願いしますね☆彡











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初めての恋 ~トライアングル 12~

2016.11.23 (Wed)






「…、っ、

俺、何言ってるんだろうな。

…、なんか俺
おかしいよな?

だけど
チャンミン、セツの事

"気がつくといつもそばにいて。

それにいつもニコニコ笑ってて
安心感があるって言うか。"

そう言っただろ?」


「え?
あ、うん…。
言ったけど…。」

「俺、なんかそれに対して
嫉妬って言うか。

…、。俺が会えない平日に
毎日セツがチャンミンと
会ってるって思ったら心配で。

それに…、」


「それに?」

「…、チャンミン、
急に色気が増してるから心配で…。

セツが友達って言うなら
会わせて。
俺を安心させて。」

そう言った途端ユノは
僕の腕を引っ張て
僕はあっという間にユノの腕の中。


…、ユノの馬鹿。
そんな風に思ってたなんて。
そんな心配する事ないのに。




でも
ユノがセツに会って
安心するのなら…。



…、「ユノ。
じゃあ3人で会おうよ。
ね?

別にジェイを会わせなくてもいいでしょ?」

僕はもぞもぞとユノの
腕の中から顔を上げる。


「…、それだと
俺がセツに会う理由がないだろ?
まさか、チャンミンは俺の恋人だから
手を出すなとは言えないし。」

「…、それはそうだけど。」

「ジェイクと俺が知り合いなんだ。
それでセツに会ってくれるって
なった事にするのが自然だろ?」


「…、」


ユノは割と頑固。

言い出したら聞かない。


…、はあ…。

仕方ないな。
ユノがセツに会えば僕とセツが
ただの友達ってわかるだろうし

セツもジェイに会えたら
喜ぶもんね。

僕はジェイに会うのは嫌だけど



あ…





その時にユノに貰ったブレスレットを
して行こうかな。


…、
ジェイにユノを諦めて貰わないと。


ユノに変な虫が
つかないようにしないと。




「う…ん。
わかった。

じゃあ、ユノからジェイに
お願いして貰っていいかな?」









その後は
ユノの機嫌が治って
ハンバーグは一緒に作った。

ふふ。

なんか…いいな。
こう言う日常って。
だって今までは週末にしか
会えなかったんだもんね。


一緒にご飯作って
(…、って結局殆ど僕が作ったんだけど。)

一緒に洗い物をして。
(それも殆ど僕が洗ったんだけど。)

一緒にテレビ見て。
(ユノが僕の膝でうたた寝。)

…、



…、



それで
一緒にベッドで横になったんだけど



僕はユノに
優しく後ろから抱きしめられてる。



ユノに抱かれて熱を出した僕に
ユノがまた変に気を使わないか心配だけど
今日は流石に身体を重ねるわけに
いかないよね。


…、女の子の身体だったら
そんな事ないんだろうな。
熱なんて出さずに
ユノを受け入れる事ができるのに。

またユノに我慢させちゃってるのかな。

もしかしたら
ユノがセツに嫉妬しても
今、身体を重ねる事ができたら
ユノも少しは安心するのかもしれない。



それができないのが
もどかしい。





ねえ。ユノ。




セツとは会社で毎日会ってるけど
僕はセツに会えて嬉しいとか
そんな気持ちはないよ?


もちろん話してて
楽しいし安心もするけど
それ以上でもそれ以下でもないよ。


ユノとは違う。




わかって。
ユノ。












翌日



セツにあやまろうと思ったんだけど
セツは昨日の事を怒ってなかったみたいで

「おはよっ。
チャンミンっ。

熱はもう下がった?」

「おはよ。セツ。
う…ん。
昨日はありがとう。
…、それとごめんね?」

「何が?
あやまる事なんて何もないよ。

熱、下がってよかったな。」




いつもの優しいセツに
僕はホッとして
ユノがジェイと知り合いで
セツに会わせてくれるって伝えたら

セツは大喜びだった。


…、


ユノの事は
恋人とは言えないから

"僕の友人のユノ"


そう言って。


でも鋭いセツだから
その"友人のユノ"が
僕にキスマークを付けたんだって
すぐに気がつくはず。





…、それに
ユノが心配。

だって

セツを変な虫扱いしてるんだもん。



…、でもユノは外では大人だもんね。
大丈夫かな。









ユノは昨夜
ジェイへメールをした。

それでジェイはセツに
会ってくれる事になったんだ。


やっぱりジェイはユノの
頼みを聞いてくれるんだ。


その事に不安を覚える。


…、でも
セツが凄く喜んでくれてるから
よかったのかも。











四人で会うのは今週末。





いったい


どうなっちゃうんだろう?













☆チャユノです☆

皆さん♡こんばんは♡
今日は寒かったですね。
風邪には気をつけて下さいね。


拍手コメントを下さった
チャ○101○さん♡
k○i○oさん♡
le◯nさん♡
chi○uさん♡

コメントありがとう♡
コメ欄を閉じていたのでお返事は
出来ませんが
本当に嬉しかったです(*´ω`*)♡


それと拍手が19万回を超えました(*^o^*)
これって凄い事ですよね(T ^ T)♡
皆さん、いつもポチっとして下さって
ありがとうございます!
本当に励みになってます。
これからも押してもらえる様に
頑張るのでよろしくお願いしますね☆彡
それで、嬉しかったので
次の更新は明後日ではなく
明日、新しいお話しを更新します。

タイトルは「プラトニック」です。

なのでよかったら
明日も覗きにきて下さいね*\(^o^)/*




それから
昨日の地震、大丈夫でしたか?
余震にはくれぐれも
気をつけてくださいね。



では、また明日(^ー^)ノ





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初めての恋 ~トライアングル 11~

2016.11.21 (Mon)





ベッドに横になって30分も過ぎた頃
お腹も空きてきたし
僕はユノが心配になって部屋から
キッチンへと向かった。

するとキッチンで玉ねぎを刻みながら
涙を流してるユノと
どうしてこんなに散らかるのか
わからないくらい
散らかってるキッチンが僕の目に飛び込んできた。



…とりあえず散らかったキッチンの事には触れずに


「ユノ?
大丈夫?」

ユノの隣りに並ぶ。


「え?あ、うん。大丈夫。
大丈夫だから
寝てて。チャンミン。」

ユノはそう言って
また涙をぽろっと流す。


大丈夫じゃないくせに。
こんな時もユノはカッコつけるんだから。

目、痛いんでしょ?


そんなユノがなんだか
可愛いのと切ないのと。

玉ねぎのせいで涙を流してるって
わかってるけど
ユノの泣いてる姿はなんだか
とても胸が痛くなってしまう。


「大丈夫じゃないでしょ?
目、痛いんでしょ?無理しないで。
包丁、貸して。
僕が切るから。」

「大丈夫だって。
チャンミンにやって貰ったら
俺が来た意味ないだろ?」


「え?」

「…、看病しにきたのに…。

チャンミン。

熱のこと気がつかなくて
本当にごめん。
俺、今日ずっとその事が頭から離れなくて。
それにこれも…。」


ユノはそう言いながら包丁を置いて
涙を拭った後
手を伸ばして僕の首筋に触れた。


手の冷たさに
ビクッと思わずしてしまって
ユノを見上げると
ユノが僕を潤んだ瞳でみてる。

「…、見えるところに
たくさん痕つけて悪かった。

これ、もしかして
"セツ"に見られたりした?

…したよな。
パジャマ姿見られたんだろ。」


痕…、その言葉に
抱かれた時の事を思い出して
僕の身体が熱くなる。


「う…ん。
見られちゃった。
かけ違えたボタンも。」

「え?ボタン?」

「うん。ユノが着替えさせてくれたでしょ?
ユノ、ボタン、かけ違えてたんだよ。
セツに指摘されて恥ずかしかったんだから。」

「…ごめん。

…でもこれで
変な虫がつかないか。

そのつもりで
痕付けたんだし…、」


「…え?
変な虫って?
どう言う意味?」

「…、まだわかんないの?
本当、チャンミンは鈍感過ぎ。

わざわざセツが
見舞いにきたんだろ?
しかも仕事中に。
普通は来ないだろ?
チャンミンに気があるからなんじゃないの?」




はあ…。
またそんな事を言うなんて。


でも、セツは
営業先とはまったく反対方向の
僕の家に来てくれたのは確かなんだよね。

…、その事は言わないでおこう。
夜にも来るって言われた事も。

ただの友情からの優しさなのに
その事を言ったら
ユノは変に勘ぐって
ややこしくなりそうだもんね。


…、


「またその事?
ユノは深読みし過ぎだよ。
セツが僕に気があるわけないでしょ?

…もういいから
ハンバーグ作ろ?」

僕は話を逸らそうとそう言って
包丁を持とうとしたら
ユノは

「だからっ。
なんでわからないんだよ?」


…、ハンバーグは
俺が作るって言ってるだろ。

チャンミンは寝室に
行ってて。」

明らかに不機嫌な声。


…、どうして?

どうして
そんなに不機嫌になるの?





セツはただの同僚で
友達なのに。

それだけなのに。

せっかくユノと暮らせるのに
こんな喧嘩なんて嫌だ。


…、どうしよう。

どうしたらユノは
わかってくれるの?



あ…、

そうだ。

セツがジェイのファンだって
言えばいいかな?

セツの憧れはジェイなんだから。

僕とジェイではタイプが全然違う。
それを言えばユノも安心するかもしれない。


「あ、あのね、ユノ。
セツね、ジェイの大ファンなんだって。

だから僕の事なんて
なんとも思ってないよ。
だって僕とジェイでは全然タイプが違うもん。

セツの好みはジェイみたいな人だよ。
…、そもそもセツは
彼女が欲しいって言ってるんだから
ジェイが好みって言うのも
おかしいんだけど…。

ねえ。ユノ?
セツが男の僕を好きなわけないでしょ?


だからもう変な心配しないで。
ね?」

僕はユノの機嫌が
これで直るかと期待した。


でも、話しは違う方向に
いってしまって。


「セツってジェイクのファンなの?」


「うん。
今日、知ったんだけどね。
セツ、ジェイの表紙の雑誌を
買ってたんだよ。」


「へえ…。

そうなんだ…。
じゃあ、会わせてあげたら?

俺、ジェイクに連絡するよ。」


「えっ?
…、い、いいよ。
そんな事しなくていいよ。

ジェイはトップモデルで
芸能人なんだよ。
そんな簡単に一般人に会わないでしょ?」


「あいつはそんな奴じゃないよ。
優しくてノリのいい奴だよ。
セツにも会ってくれるよ。

それにセツだって
ジェイクに会えたら嬉しいんじゃないの?

会わせてあげたくないの?」




っ…、
そうじゃないのに…。



会わせてあげたいよ。
セツに会わせてあげたい。

僕だってそれは思ったし
セツが喜ぶならって思うよ。


だけどジェイは
ユノを好きなんだよ?


それは僕の勝手な思い込みじゃなくて
この前、ジェイが僕に


"今日、久しぶりにユノに再会して
また好きになっちゃった"


そう言ったんだよ?



ユノはこの事は知らないけど…。





そんなジェイとユノが
連絡取るのが嫌。


それをきっかけに
会ったりするのも嫌。


嫌なのに。

それで僕はなんて答えていいか
わからずにいると





「じゃあさ

4人で会おうか。

俺とチャンミン。
それから
ジェイクとセツの4人で。」













ユノは突拍子もない事を
口にしたんだ。
























--------------------------------------------------



☆チャユノです☆

皆さん♡ こんばんは♡

前にも書きましたが
このお話しは二つのトライアングル
なんですε-(´∀`; )
ややこしくなりそうだけど
最後まで読んで貰えたら嬉しいな♡




それと…先日も書きましたが
違うお話しを
明後日は更新するかもです。
でも、しないかもしれないし
するかもしれないし…(⌒-⌒; )
曖昧でごめんなさいε-(´∀`; )
実は、そちらのお話しは3話まで
書いてあって
「初めての恋」はまだ手直しを
したいところがあって。
なので、「初めての恋」が間に合わなかったら
新しいお話しを更新します。

勝手ですみませんが
よろしくお願いします(*^_^*)




※ 10話に拍手コメントをくださった

くみちゃんさん♡
し◯っちょさん♡
チャ○101○さん♡
k○i○oさん♡
cherryさん♡

コメントをありがとうございました(≧∇≦)
コメ欄をクローズしていたので
返信は出来ませんが
めちゃくちゃ嬉しかったです(T ^ T)♡
励みになってます(*^^*)♡




では、では皆さん♡
また明後日の水曜日に(^ー^)ノ





※明日もコメレスができそうもないので
コメ欄はクローズにさせて頂きますね☆彡







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初めての恋 ~トライアングル 10~

2016.11.19 (Sat)










ユノが忘れ物の資料を持って
会社へと戻った後
僕はベッドへ潜り込んで
セツへとメールを送った。



"セツ
ごめんね
今夜は恋人が来る事になったから
お弁当は買ってなくて大丈夫"







しばらくして
セツからの返信は


"了解
お大事に"


とだけだった。




え?



あ…れ?



なんか素っ気ない。

いつもセツは女の子みたいに
必要以上に絵文字いっぱいの
メールなのに

絵文字がない。

文章も冷たい気が…




…、もしかして
気を悪くしたのかな?



せっかくセツがお弁当買ってきてくれるって言ったのに
友情より恋人を選んだ僕に
気を悪くしたのかも…。


昨日もセツと飲みに行く約束を
していたのに
ユノから電話が着て

飲みに行くのをドタキャンしちゃったんだ。


…きっと気分悪くしたに違いない。


どうしよう。


…あ。




ふと
セツにジェイを会わせる事が
出来たら


そう頭に浮かんだ。






セツはジェイの大ファン。

きっと喜ぶはず。






だけど


それにはユノからジェイへと
頼んで貰わないといけない。

それは嫌。





そもそも僕に敵対心を持ってるジェイが
僕の友人に会ってくれる筈もない。


それ以前にトップモデルの
ジェイは忙しくてそんな時間もないはず…。

セツの喜ぶ顔が見たいけど。
喜ばせたいって思うけど…。





…、




無理だよね。


無理に決まってる。


セツには明日
ドタキャンした事をあやまろう。


そうだ。
明日のランチは僕がセツに
ご馳走してあげよう。


そんな事を考えながら僕は
いつの間にか眠ってしまった。














それから
夜になってユノが
スーツケースとスーパーの袋を
持ってうちにやって来た。



スーツケースの中には
当分の着替え。

本当にしばらく
うちにいてくれるんだ。

僕は自然と笑顔になってる。






時計を見るとまだ19時過ぎ。





「早かったね。
仕事大丈夫なの?」


「ん?
あー…。

接待があったんだけど
キャンセルした。」


「え?
そんな。
ダメだよっ。

ね、僕は大丈夫だから仕事に
戻って。

熱も下がったし。
ね?ユノ。

僕のせいでユノの仕事 を
キャンセルなんてしたらダメだよ。」




僕はユノに迷惑だけはかけたくなくて
そう言うと




ユノは

スーパーの袋を
テーブルに置きながら
僕を引き寄せて



「…、それを言ったら
俺のせいでチャンミンは
会社を休んだんだろ。


ごめんな?

仕事の方は大丈夫だから。

それより
今からハンバーグ作るから待ってて。」






優しくそう言って

いきなり僕を抱き上げた。


「っ…、ちょっ
ユノっ。

何するの?」

慌てて降りようとするんだけど

「暴れないで。
落ちるよ。

ほら、ちゃんとつかまって?」


そう言われて
仕方なくユノの首に両腕を
伸ばしてしがみつく。



それで

お姫様抱っこのまま


リビングから寝室へと
連れて行かれて

ユノは
そっと僕をベッドに降ろして


「チャンミンは何もしないで
待ってて。

まだ怠そうだ。

ベッドで横になってて。」





触れるだけのキスをして
部屋から出て行ってしまった。





トクン。


トクン。







本当に

いつもユノはキザなんだから。



またお姫様抱っことか

僕は女の子じゃないのに…。







でも




そんなキザなユノに
付き合って半年以上が経った今でも
ドキドキしてしまう。


大切にしてもらえる事に
幸せを感じる。






…、




それにしても

ユノがハンバーグを
作ってくれるなんて。

そう言えばユノの手料理は
初めて。

料理は苦手で
週末は僕が作っていたから。




…、ハンバーグ
作れるのかな?

ハードル高くない?


でも自信ありそうだったし
大丈夫かな?



ふふ。

楽しみだな。


ユノの手料理。






いつもは聞こえてこない生活音が
聞こえてきて
なんだか僕は嬉しかった。


逢えなくて寂しかった平日に
ユノがいてくれる。





ユノが好き。




大好き。






このままずっと
一緒に暮らせたらいいのに。























☆チャユノです☆

皆さん♡こんばんは♡
昨日は久しぶりの更新だったのに
見つけてくれて
ありがとうございました(*^^*)
優しいコメントに励まされましたT^T♡
これからもどうぞよろしくお願いしますね☆彡


それで昨日の記事にも
書きましたがしばらくは
一日置きの更新になります。

なので次の更新は
明後日の月曜日なのですが
もしかしてもしかしたら
違うお話しをUPするかもしれません。
その時はそのお話しを楽しんで
頂けたら嬉しいです(*^^*)





※明日はコメレスができそうもないので
コメ欄はクローズにさせて頂きますね☆彡




では、また明後日に♡








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