初めての恋 ~トライアングル 9~

2016.10.06 (Thu)







セツは慌ただしく
仕事へと戻って行ったんだけど

帰り際

「…夜もまた
来るよ。」

そう言ってきた。

「え?
そんな。
大丈夫だよ?
だって食べるもの
たくさん買ってきてくれたし。」

セツの優しさは嬉しかったけど
そこまで甘えるわけにいかない。


「おにぎりとかサンドイッチじゃ
体力つかないだろ。

デパ地下で
美味しいお弁当買ってきてやるよ。
何食べたい?」

「…、でも…、」

「あー…、
ごめん。そうだよな?
恋人が来るよな?
俺が来たら邪魔かー。はは。」


…、あ。


また何故だか悲しそうな笑顔。


それを見たら

セツの友達としての
優しさを断るのも
不自然な気がして


「…、、そんな事ないよ。
恋人は来ないし
…、じゃあ
焼き肉弁当がいいかな。」

「ふっ。
熱があるのに焼き肉弁当とか。
了解。
じゃ、また夜にな?」

「うん。
ありがとう。セツ。」


そう答えていたんだ。














それからセツを見送った後
僕は洗面所へ行って

自分の姿に唖然とした。


嘘っ…、





パジャマの襟元から覗く肌に
紅い跡。



"首元"には



ユノに付けられた
いくつものキスマーク。




こんなに付けられていたなんて。




セツは何も言わなかったけど
完全にそう言う事をしたんだって
わかったはずだ。


…、もう…、

ユノのバカ。




これを見られたなんて
恥ずかしい。




もしかして痕をつけた相手が
男だって気がついたかな?



気がつかれたかもしれない。



そう言えばセツは
さっき"恋人"って言った。

今までは"彼女"って
言っていた筈なのに。

考え過ぎかな?





…、とにかく



ユノにはほどほどにする様に
言わなくちゃ。








それにしてもセツが
ジェイのファンだったなんて
知らなかった。




セツお洒落だもんね。
トップモデルジェイに
憧れるのも当然と言えば当然。




だけどよりによって
どうしてジェイなんだろ?




ジェイがユノを好きで
ジェイが僕に意地悪な事を
言ってきたって
知ったらどう思うかな?



ふふ。

なんだかそう思うと
ジェイが可愛くも思えた。

だって誰もが知ってるトップモデル。



外に出れば

雑誌、ポスター
電光掲示板には

必ずジェイの姿。


テレビをつければ
ジェイのCMが流れていて。


そのジェイはどれも
クールなイメージなのに

僕に意地悪するジェイは
まるで子供だった。



だけど、この先
ユノとジェイがまた
会う事になったりしませんように。




ジェイがユノを諦めてくれます様に。




そんな事をグルグルと考えながら
寝室へと戻って
ベッドへと潜り込んで眠りについた。










しばらくして


スマホのバイブ音が
鳴って



…ん、





誰?


解熱剤を飲んだから
眠いのに…
寝ていたいのに


怠いのに



なかなか
ゆっくり寝ていられない。



仕方なく
重い瞼をゆっくり開けて




画面を見ると



あ…、



ユノからの着信。







…、体調が悪いのを
バレない様にしないと。





「もしもし。
チャンミン?

俺だけど。」






「あ。うん…。
ユノ?
どうしたの?
仕事中に電話してくるなんて
珍しいね?」



普通に。


普通にしないと。


「うん。
今朝は慌ただしく出て行って
ごめんな。
…、身体、大丈夫?」

ユノの心底心配そうな声。

僕はそんなユノの声に


「大丈夫。
本当に大丈夫だから心配しないで。
なんともないよ。」

そう明るく答えたんだけど




「そっか。
よかった。
でも本当ごめんな。
無理させたよな。
これから気をつけるから。」



まだあやまってるユノ。



そんなユノに
自然と笑みが浮かぶ。





熱が出てもなんでも
ユノに愛されてるのが
わかるから


なんだかとても幸せな気持ち。


たくさんのキスマークも
ユノの独占欲。





「ふふ。
気をつけなくて大丈夫だってば。」


だからそう答えたんだけど



ユノから困ったセリフが返ってきた。





「ごめん。俺、チャンミンの家に
忘れ物しちゃって。
仕事でどうしても必要で。

ソファーの横に紙袋が
あるはずなんだ。
その中にいろいろ資料が入ってて。


今から取りに行きたいんだけど
合い鍵で勝手に入るけどいい?」


「えっ!?」













結局





熱を出して会社を
休んだ事がユノにバレてしまって。





しかも



僕の家に来てすぐに


「…誰か来たの?」


「え?」


「香水の匂いがする。」


鈍感なユノはこんな時は
敏感。



セツはそんなに強い香りではないけど
香水をつけてる。


それに気がつくなんて。



「あ。うん。
セツが来てくれて。
会社休んだからお見舞いに。」


「"セツ"が来たの?
気をつけろって言っただろ?

まさかそのパジャマ姿見せたの?


っ…、

なんて、ごめん。
俺、チャンミンの体調に
気がつかなくて。


今日仕事終わったら
すぐ来るから。

…、

しばらくチャンミンの家に
泊まるから。」





パジャマ姿より
キスマークつけたのはユノでしょ?


その言葉は飲み込んで






ユノの不機嫌な顔に

僕は


セツにまたドタキャンしなくちゃ



そう思ったんだ。


と同時に









僕は


ユノと暮らせる事に


嬉しい気持ちでいっぱいに


なったんだ。



















---------------------------------------------------------------------


☆チャユノです☆

皆さん♡こんばんは♡
しばらくユノとチャンミンは
一緒に暮らします(*´ω`*)♡
同棲です♡


それからごめんなさい。
明日から
少しの間お休みさせて頂きます。
今週末から出かける用事が
続くのと来週は待ちに待った
FEEL&TILLなんです*\(^o^)/*
弾けてきます♡


…それと休むのはそれだけではなくて。
今回のお話しですが
いまいちみたいでなんとなく
寂しく思っていて…ε-(´∀`; )
それで書く気持ちがちょっと
足りなくなっちゃいました。


でもそんな中、読んでくださって
応援して下さってる皆さんには
とっても感謝してます(*^^*)
変わらずにコメントをくださって
本当に嬉しかったし励みになってます。
ありがとうございますT^T♡

書き始めたお話しですから
必ず最後まで書きたいと思ってるので
再開した時にまた
読んで頂けたら嬉しいです。
どうかよろしくお願いしますね(*^^*)



ではでは皆さん♡
体調には気をつけて
元気でいて下さいね(^ー^)ノ









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初めての恋 ~トライアングル 8~

2016.10.05 (Wed)







ボタンを掛け違えてるって
言われて僕はハッとした。



昨日の夜


僕は疲れ果てて
ベッドから起き上がれなくて


ユノが身体を拭いてくれた後に
下着もパジャマも着せてくれた事を
思い出した。




っ…//////////、

僕はそのまま朝まで
眠ってしまって

そう言えば今日はまだ
鏡を見てなくて。



だから自分がどんな姿をしてるのか
わかってなくて。


まさかボタンを掛け違えてたなんて。







ユノっ。

ボタン、二つも掛け違えてるよっ。


もうっ。

ユノは普段は
ロマンチストで大人だけど

こういうところは
大雑把なんだからっ。


ホント
恥ずかしい。





「…、あ、なんでだろ?
寝ぼけてたのかな?」






僕はあたふたと下手な言い訳をして
ボタンを付け直そうと


ボタンを
一つ一つ外していったんだけど





セツが



「だからっ
こんなところで
肌を見せるなって。」


なぜか
頬を紅くしていて。


「え、あ。ごめんね。
…でも男同士なんだから。」





そう答えてセツに背を向けて
ボタンを全部外して
つけ直したんだけど






セツがボタン掛け違えてるって
言ったのに

どうして不機嫌なの?



…、変なの。



「…、とりあえず上がって。
セツ。」


振り向いてそう言いながら
廊下を歩いて


セツとリビングに入ったところで


あっ…、



更に

恥ずかし光景が。










そこには



昨日、ユノに脱がされた
スーツのジャケットや
ワイシャツが
乱雑にソファの上に置いてあった。

ユノは一応
まとめてくれたんだろうけど


なんだか本当に雑で。

自慢じゃないけど僕は
綺麗好きだから
部屋は物凄く片付いてる。


それなのにそこだけ
やけに無造作で




セツの視線の先は
そこに向けられていて



微妙な空気。



やだな。




変な想像しないといいけど。





わっ。

しかもほどかれたネクタイが
フローリングのラグの上にっ。



なんだか妙にそれがいやらしくて。



ユノ、ネクタイも
片付けてよっ。


僕はますます熱が上がりそうな
気分になってしまう。



話題変えないと。



「あ、散らかってて
ごめんねっ。

すぐ片付けるからっ。」



ネクタイを拾いながら

そう言って
片付けをしようとしたら
セツは




「…、いいよ。片付けなんて。
チャンミン、熱あるんだろ?

俺、これ渡しに来ただけだから
もう帰るよ。」


コンビニの袋を差し出す。




「え?
もう帰っちゃうの?」

「ん…。
チャンミンの分も仕事あるし。

それより熱あるんだろ?

食べ物の他に
冷えピタもポカリもアイスも
買ってきたから。

…、早くよくなれよ。」


「…うん。
ありがとうセツ。




あれ?

セツ、食べ物の他に雑誌も
あるよ?」





「あ、ごめん。
それ、俺の。」

そう言ってコンビニ袋から
取り出したファッション雑誌。






その表紙を見て僕は
ドキっとした。





表紙を飾るのは


薔薇の様に綺麗な人。











セツは


その表紙を見ながら






「かっこいいよなー?

男から見てもマジで
かっこいい。



俺、昔から憧れてて
大ファンなんだよね。



トップモデル


"ジェイ"の。」




そう言ったんだ。











----------------------------------------------------

☆チャユノです☆

皆さん♡こんばんは♡
ロマンチストだけど
大雑把なユノでした(*´ω`*)♡
ユノは明日登場するので
待っていて下さいね♡


それから今日
「Two of Us」が届きました。
正直そこまで期待してなかったんだけど
二人の歌声を聴いて涙が込み上げてきて
泣いちゃいました。
感想とか書くの苦手で
うまく言えないけど
とにかくよかったですT^T♡
是非聴いて欲しいと思いました☆彡






ではまた明日(*^_^*)








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初めての恋 ~トライアングル 7~

2016.10.04 (Tue)











「チャンミン…、

チャンミン。」

深い眠りの中呼ばれて
眼が覚めると





パチっと
電気がつけられて


僕を覗き込むようにしてる
既にスーツ姿のユノ。


っ…、眩しい…。


え?

もう朝?


そんな時間っ?

慌てて身体を起こそうとしたところで

「まだ6時前だから。
寝てていいよ。

チャンミンは
まだ起きるには早いだろ?」


ユノが優しくそう言うから
僕はその言葉に甘える事にして
布団の中からユノを見上げる。








「うん…。
でも、ユノはもう会社に行くの?」



「ん。一度家に帰って
着替えてからな。

それよりチャンミン。
身体、大丈夫?」


「え?あー…、
うん。
大丈夫。

平気だよ。」



「本当に?」

ユノの心配そうな顔。




まだ身体を起こしてなくて
よくわからないけど


多分大丈夫。


それに大丈夫じゃなくても
ユノに心配かけたくない。

"抱いて"

そう言ったのは僕なんだし



「本当に大丈夫だよ。
ユノこそこんなに
朝早く行かなくちゃいけないなんて
なんかごめんね。」

「…俺は全然。
っ…。

あ、ごめん。
チャンミン。
時間ないから俺もう行くから。
本当ごめんな。

何かあったらすぐ電話してきて。


…、好きだよ。
チャンミン。」


「うん。

…僕も。


行ってらっしゃい。ユノ。
仕事頑張ってね。」







それから



ユノが行ってしまった後
僕は恐る恐る身体を起こした。

すると意外にも
身体はそこまで痛くなかった。




…、ユノ昨日の夜
僕を後ろに向かせて

"この体勢の方が楽な筈だから"

そう言ってた。


その時はユノの言ってることが
わからなかったけど
案外そうだったのかも。


…////////。


その時の事を思い出して
身体がカッと暑くなった。





…、あれ?




おかしいな。
そのせいだけじゃなくて

身体も顔も熱い気がする。




そう言えば昨日も少し怠くて
その怠さが増してる。

僕は嫌な予感がして
ベッドから立ち上がると
フラついてまたベッドに腰掛けてしまった。



…、ふぅーっと息を吐いて
もう一度立ち上がって

クローゼットの中の収納棚から
薬箱を探して体温計を取り出す。




ピピッ

ピピッ

やっぱり熱がある。

…、8度ちょっと。



…慣れない行為に身体が
びっくりしちゃったんだ。




無理すれば会社に行けない事もないけど
これ以上熱が上がっても困る。


仕方ないな。
今日は会社休もう。

だけど
ユノには絶対に気づかれない様に
しないと…。

だってせっかく抱き合える様に
なったのに
熱が出たなんてわかったら
ユノの事だからまた僕に気を使って
抱いてくれなくなるかもしれない。

そんなの嫌。


もしユノから電話が着ても
元気なフリをしなくちゃ。



…、それと



始業時間になったら
課長に休むって電話して


セツに仕事を頼まなくちゃ。

今日中にやらないといけない仕事が
あるんだ。




セツに迷惑かけちゃうな。



僕はベッドに潜り込みながら
そんな事を考えていた。


















ピンポーン。


どのくらい経ったのか
静まり返った
部屋にインターフォンが鳴り響いた。


…時計を見ると午前10時過ぎ。


こんな平日の午前中に誰?

僕は面倒くさくて
居留守を使う事にした。


でも


また

"ピンポーン"と鳴るもんだから





仕方なくベッドから出て
リビングへのインターフォンの画面を

見てみると


え?

嘘っ。


セツ?


僕は急いで玄関に向かって

扉を開けると

そこには笑顔のセツ。


「どうしたの?」

「え?あー、いやー、俺の
営業回りこの辺でさー

偶然通りかかってさー。

ついでだからさー見舞いに来た。
はい。
コンビニで食べるもん
たくさん買ってきた 。」



…、

嘘ばっかり。
セツの営業回りは正反対の場所なのに。


でも心配して来てくれたか事が
素直に嬉しくて

「…、来てくれてありがとう。
上がって?

あ、セツ
仕事頼んじゃってごめんね。」





僕はそう言ったんだけど
セツはその事には答えず





なんだか困った様な顔をして
僕を見てる。




…セツ?






「…チャンミン、

パジャマのボタン
掛け違えてる。

肩が出てるし。

それに首元。
…、

そんな格好で玄関とか
出ない方がいいよ。」




え?



肩?



首元?











セツもまたよくわからない事を
言ってきたんだ。













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チャユノ


初めての恋 ~トライアングル 6~

2016.10.03 (Mon)










ユノは僕の首筋に
数カ所キスマークを付けたところで

我に返った様に
身体を起こしてスッと
僕から離れた。










「ユノ?」


「ごめん。
…、
チャンミン。悪かった。」


「え?」


ユノはなぜだか僕に
あやまって





「今日はチャンミンの事が
心配で会いに来たんだ。」

そんな事を言う。





「…心配?」

「うん。
ほら、その…、


…、チャンミン、

初めてだったし
受ける方の負担って相当かかるんだろ?

昨日は大丈夫って言ってたけど
心配で。


それで会いたくて。


俺、こんな事
するつもりじゃなかったのに。


それなのに


チャンミンがわかってないから
つい。」






そうだったんだ。
心配してくれたんだ。


…、







その事は嬉しかったけど








"チャンミンがわかってないから
つい"


って?





「ユノ?


さっきからユノの言ってる事が
わならないよ?


はっきり言ってよ。」


「だからっ

なんでわからないんだよ?


っ…、

"セツ"はチャンミンに
気があるんだよ。

気がついてないの?」




…、え?


何を言ってるの?



僕は呆れてすぐに
返事ができなかった。

セツが僕に気がある?



どうしてそうなるの?




そんなわけないのに。


セツはただの友達。




はあ…。


男同士の恋愛って
難しいな。

男友達にまで変に疑心暗鬼に
なったりしてしまうんだから。





でも


ユノは本気でそんな事を
思ってるみたい。



…、






セツに言ったら
笑い飛ばすだろうな。

"そんな事あるはずないだろ?"って。





それにしても



ヤキモチを妬かれるなんて
なんか嬉しいな。


だって僕はジェイの事で
ヤキモキしていたから。


ユノは昨日
僕にブレスレットを買ってくれた後

結局ジェイへのピアスは
買わなかった。







「チャンミンにブレスレット買った
事だし

同じ店同じ時に
ジェイへのピアスを買うのは
俺の美学に反するからやめとく。」




なんてそこでもキザな事を
言っちゃって。






"美学"って





ロマンチストなユノだから
言えるセリフだよね。



でも僕は

ユノがジェイへピアスを
買うって言った時
本当にヤキモキしたんだから。






自分の事は棚に上げて
セツに妬くなんて





なんだか
ユノが可愛い。


そう思ったら

本当は身体は辛かったけど
抱いて欲しいって思った。


さっきまでの無理して
受け入れようって
思ったんじゃなく




ユノに
抱かれたいって。







「ね、チャンミン?
聞いてるの?」



「うん。
聞いてるよ?


ユノの見当違いなヤキモチに
呆れて物が言えなかったんだよ。」


「なんだよ。
それ。

やっぱりわかってないんだ?」


「うん。

わからないよ。

だからわからせて。」



「え?」


「…ね、ユノ
抱いて。」


「でも、身体辛いんじゃ…、」



僕は仰向けになっていた身体を
起こして

立て膝をついてるユノへ
両腕を伸ばして今度は僕から

引き寄せてキスをした。



「…大丈夫だから。

お願い抱いて。」

















それから





場所を変えて
僕たちはベッドで抱き合った。




ユノは首筋だけじゃなく
僕の身体中にも痕をつけていった。






初めての体勢にもさせられた。


後ろからなんて


嫌なのに



恥ずかしいのに













「はあっ…、


もうダメっ…



嫌っ…、やっ…」








そう言ってるのに


ユノは激しくて。



だからっ


もう無理だよっ



ユノっ…、









そう言いたいけど



そこから先は




もう



揺さぶられるだけで
精一杯。










「チャンミンが煽ったんだからな。」






煽ってなんていないけど





背中から聞こえるユノの言葉に








僕は



今さらながらに






抱いてなんて言った事を




後悔したんだ。
















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チャユノ


初めての恋 ~トライアングル 5~

2016.10.02 (Sun)







セツの悲しそうな顔が
少し気になったけど


それはほんの一瞬のことで



「ハハ。
嬉しそうな声しちゃって。
彼女と仲いいんだな。

ほんと、羨ましい。
よかったな?
じゃ、俺行くわ。」



すぐにいつもの人懐こい笑顔のセツに
戻って
僕はほっとしてセツと別れた。


…、

ごめんね。

セツ。









それからユノと待ち合わせをして
軽く食事をしてから

今日はユノが
僕の家に泊まりたいって言うので

二人で僕の家に帰ってきた。




…、




そう言えばユノ
食事中に変な事言ってたな。





「セツとの約束をドタキャンしたら
セツなんだか悲しそうな顔をしてて。

…、よっぽと飲みに
行きたかったんだね。

悪い事しちゃった。」


僕がそう言うと


「チャンミン
"セツ"と仲いいよな?」

「え? うん。
セツは
話しててすごく楽。

気がつくといつもそばにいて。

それにいつもニコニコ笑ってて
安心感があるって言うか。」

「ふーん…。

そばにねぇ。


安心感ねぇ。

…でも、
気をつけないと。」


え?

ユノは
意味がわからないことを言ってきた。


「え?
何を?」

「…、いいよ。
わからないなら。」


…気をつけるって何を?







変なユノ。





その後はいつものユノになって
楽しく食事をしたんだけど

何を言いたかったのかな?






…、
気にするほどの事じゃないかな。



それにしても

ユノが平日に僕の家に泊まるなんて
殆どないことだから
僕は凄く嬉しいのと



…もしかして

ユノは僕を抱きたくて
来たのかもしれない





そう思ったら
緊張してしまって。




付き合ってから半年間ユノは
僕を抱かずにいた。



お互いの家で長い時間過ごしていても
キス止まり。

それ以上の事はしなかった。

一緒に眠る時も

震えてしまう僕の身体を
そっと壊れ物を扱うみたいに
朝まで抱きしめてくれた。


だけど


これからは違うのかもしれない。
会えば身体を重ねるのが
当たり前になるのかも…。





どうしよう。


まだ僕の身体はユノを
受け入れる事に慣れてないのに。

もちろん恋人だから
毎日だって抱き合いたい。


でも

今日は無理。

絶対無理だよ。


だって


優しくて大人なユノは
ベッドでは人が変わるんだから。


まだ腰が痛むし
身体も怠い…。



今日は何もせず
今までみたいに朝まで
そっと抱きしめて欲しい。



優しくそっと。






「チャンミン?
急に黙っちゃってどうしたの?」


「え?
あ、な、なんでもないよ?

あ、お風呂の準備してくるね。
テレビでも観ててね。」






そう答えたんだけど

いきなり

ユノに腕を掴まれて引き寄せられて
ソファーへと連れていかれて


僕はそのまま
ユノに覆いかぶされてしまった。





「っ…んっ、んっ。」







軽いキスは
だんだんと熱いキスに変わってきて

ユノの手は器用に
僕のスーツのジャケットを脱がせて
ネクタイを外していく。


待って。


待って。




"ユノ、今日は無理"
そう言いたいけど


唇を塞がれて
言う事ができない。




ワイシャツのボタンも
次々と外されていく。




「っんっ…、ンあっ…」






…、




今までずっと我慢してくれたユノ


大好きなユノが
求めてくれるなら

受け入れたい。


受け入れなくちゃ。



そう決めたその時


ユノが


「痕つけていい?」


え?



「チャンミンは
わからないみたいだから

痕つけないと。」



ユノは少しだけ不機嫌な声になって
僕の首筋に唇を這わせてきた。


「あっ…、」



チクリとした傷みが走る。




初めて付けられた

キスマーク。








やっぱりユノの言いたいことが

わからない僕だったんだ。





















------------------------------------------------------------


☆チャユノです☆

皆さん♡こんばんは♡
鈍感ユノも敏感な時もあります(♡ˊ艸ˋ)




く◯ちゃんさん♡
k◯◯koさん♡
le◯nさん♡
拍手コメントをありがとうございます♡
ニマニマ読みました٩(๑>◡<๑)۶
昨日はコメ欄を閉じていたので
個別にお返事は出来ませんが
やる気を貰ったよ♡

(く◯ちゃんさん
TILL婚はあと少し先ですっ(*^^*))


それでは皆さん
また明日V(^_^)V











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初めての恋 ~トライアングル 4~

2016.10.01 (Sat)










「おはよっ。
チャンミン。」


月曜日の朝
オフィスのあるビルの入り口で
声をかけられて振り向くと



同い年で同期のイ.セツだった。

同期といっても入社してから
ずっと違う部署だったし
この春に異動でセツが僕のいる部署に
配属されたばかりで
セツとの付き合いはまだ浅い。

…、


浅いとはいえ


高校まで親の転勤で
転校ばかりしていた僕は人見知りで

友人関係になるのに
時間がかかるんだけど


人懐こいセツとは
不思議と気を使わなくて
あっと言うまに
気のおけない友人となった。





セツは


とても大切な友人。






「おはよう。
セツ。」




「…あれ?なんか、
チャンミン、雰囲気違くない?」





「え?
雰囲気?」


セツは僕の顔を見ながら
いきなり
変な事を言い出してきた。




「うん。雰囲気。


…、なんてゆーか
妙に色っぽいけど。

目の縁、赤い…。」


「な、何それ。
目の縁って
意味わかんない。

いつもと一緒だよ?」






自分ではわからないけど
ユノに初めて抱かれた後だから
何か違うのかな?





ふと

昨日おとといと
ロイヤルスイートの部屋での事を
思い出して

なんだか身体が熱くなる。




「ハハっ。
何、顔紅くしてるんだよ?

俺、結構するどいんだよねー。
昨日は彼女と会ったんだろ?

ふっ。いいなー。

俺も彼女欲しいっ。」






そんな事を言う
セツはめちゃくちゃイケメン。



茶髪で茶色がかった瞳の
甘いマスクの持ち主。


背も僕と同じくらいでスタイルもよくて
昔はよくモデル事務所にスカウト
されたって言ってた。

それなのに彼女がいない。
作ろうと思えばすぐにできるのに。


どうして作らないのかな?


…、きっと理想が高いんだろうな。



セツには恋人が男だと言うことは
言ってないから

当然、僕の恋人は女の子だと思ってる。

嘘をついてるのは心苦しいけど
やっぱりなかなか人に
言えるもんじゃないよね。


…、なんて
ジェイには"ユノは僕のだから"とか

ユノだってバースデーパーティーの時
シウォンに

"人の恋人に触るなよ"

そう言ってるんだよね。


ふふ。


僕の事を

"恋人"だって。


なんだかくすぐったいな。

でも



ポロっと言ってしまわない様に
気をつけないと。








「チャンミン?
聞いてる?

腰痛むの?
肩かそうか?」


「…もうっ。
セツっ。
だから変な事言わないでよ。
会社なんだからっ。」


「ふっ。
照れるなって。



…、あ、ね、チャンミン。
今夜飲みに付き合ってよ。」


「え?
月曜日から飲み?」

「うん。


飲みたい気分っ。

いいだろ?」

「う…ん。
いいけど…。」


本当はまだ
ユノに抱かれた身体が辛くて

早く家に帰りたかったけど
なんだか楽しそうなセツの笑顔に
僕は断れなかったんだ。












それから仕事を終えて
夜19時前に
セツとオフィスを出たところで



ブー。

ブー。


ブー。



僕のスマホのバイブ音が鳴った。






スーツのジャケットの
内ポケットから
スマホを取り出して画面を見ると





え?

嘘。






ユノからの着信。






僕は嬉しくて

急いでタップして電話に出た。


「もしもし?」



「チャンミン?
俺。

今さ、
チャンミンのオフィスの近くにいるんだ。
これから会えないかな?」



「え?」



どうしよう。


ユノと会いたい。


僕とユノは基本的には
平日は会わない。

ユノは課長で仕事で毎日帰りが遅くて
二人でゆっくりする時間がないから。


だから週の始まりに会うなんて事
ほとんどなくて。






昨日も一緒に過ごしたばかりだけど
会いたい。




だけどセツとの約束が。



するとセツが
電話の相手が僕の恋人だって
察したのか


僕の肩をポンと叩いて

小声で



「彼女だろ?
俺はまたでいいよ。」


そう言ってくれた。



だから
僕は迷わず

ユノに


「うん。
僕も会いたい。
会おう?

どこで待ち合わせする?」


そう答えた。







その瞬間






セツの笑顔が悲しそうに



歪んだんだ。



















☆チャユノです☆


皆さん♡こんばんは♡
あのですね、鈍感なのはユノだけじゃ
ないんです(⌒-⌒; )
二人が鈍感なんです(^^;;

それからセツは架空人物で
イメージは三浦翔平です☆彡
ドラマ、"サキ"で共演しましたよね☆彡
この時はリアルタイムで
見たけどもう、ニヤニヤしながら
見たなー(*´ω`*)♡
ケーキ食べるふたりが可愛くて♡
と言う事でセツの事も
よろしくお願いしますね(*^_^*)
(イメージですからね!)




それとサブタイトルの
"トライアングル"は
二つのトライアングルなんです。
って意味わからないですよねε-(´∀`; )


では、また明日(*^^*)






※ひま◯◯さん♡
k◯◯koさん♡

拍手コメントを
ありがとうございます♡
とっても嬉しかったです٩(๑>◡<๑)۶
昨日はコメ欄を閉じていたので
個別にお返事は出来ませんが
元気を貰ったよ♡












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ありがとうございます♡
本当に励みになってます(*


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