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封印愛 35

2016.05.31 (Tue)







「ユノヒョン…、
大丈夫ですから。

…、あの…。
は、離して下さいっ。」



深夜2時前。


ユノヒョンが僕を心配して
出張先から帰ってきてしまって




咳はワインがむせただけだと言う事。


そのワインをラグマットに
零してしまったから
慌てて電話を切ってしまった事。

そう説明したのに


ユノヒョンは




「やだ。


離したくない。

心配したんだ。

物凄く。

だから

…、も少しこのままでいさせて。」


そう言ってさらに僕の事を
ギューっと

痛いくらいに強く抱きしめて
離してくれなくて。

…、





トクン


トクン。


トクンっ。





どうしよう。


心臓の音がうるさい。


抱きしめられて
僕はどうしたらいいのかわからず

されるがままで。


何度抱きしめられても
慣れるなんてなくて…。


しかもなかなか離してくれない
ユノヒョンに





勘違いしそうだ。




ユノヒョンはただ
心配してくれてるだけなのに。



ただそれだけなのに…。













本来ユノヒョンは
スキンシップを気軽にする人。


ドンへさんに
頭をくしゃってしたり


バックハグをするのを見た。





だからユノヒョンにとって
こんな風に僕を抱きしめるのは

単に僕の事が心配だったから。












ボウリング場の化粧室で
僕がシウォンさんの前で
震えてるのを見て
ユノヒョンは僕を咄嗟に抱きしめた。










それまでユノヒョンは
僕に触れる事はしなかった。






その前から心配性は心配性で
毎朝の電車でのドアドンだったり

飲み会のたびに迎えに来たり
してたけど


触れる事はなくて。


…、

よくわからないけど

こんな風に抱きしめてくるのは


きっとシウォンさんが
きっかけだ。





シウォンさんの前でパニックになって
蕁麻疹ができてしまった僕を見て

ユノヒョンは


僕の事を守らないと


そんな気持ちに
なったのかもしれない。





おととい




"これからは俺が
チャンミンを守ってやるからな?"



ユノヒョンはそう言った。




"ゲイ苦手症候群"

その事を知って
余計心配をかけてしまったんだろう。



けど

…、困ったな。


もちろんユノヒョンにそんな事を
言われて嬉しくないわけない。


…ううん。

本当は嬉しかった。


…、こんな風に
出張先から帰ってきてしまった

ユノヒョンも

愛おしくて。



堪らなく愛おしくて。





本当に嬉しくて…。







とは言え
僕は男だし…、



…なによりも
ユノヒョンには彼女さんが
いるのに。




…、





でも
ダメだ。

ここで
ユノヒョンに甘えたら
ますます好きになってしまう。



先のない恋なんて
するもんじゃない。


早く諦めないと…。


ユノヒョンの


無自覚な優しさと


無自覚なスキンシップに


慣れる前に離れないと…。









本当はこのままずっと

抱きしめられていたいのを
我慢して


ユノヒョンの胸に
埋めていた顔を上げて


「ユノヒョン?

…、心配かけて
本当にごめんなさい。

…本当に
大丈夫ですから。

…ね?」



そう言うと



ユノヒョンは
ギューとしていた手の力を緩めて


僕の頭をくしゃくしゃっとして


「…お腹空いた。
チャンミン何か作って。」



いつもの困ったな様な笑顔で


いきなりの台詞。


「えっ?」



















俺は少し恥ずかしかった。


だって
チャンミンが咳をしていただけで


熱でもあるんじゃないか?

俺に心配をかけたくなくて
慌てて電話を
切ったんじゃないか?




そう思ってしまって
出張先のホテルを
チェックインしたばかりなのに


明日だって
朝一で現場に
いかなくちゃならないのに

いてもたってもいられず
チェックインして10分で
部屋から出てチェックアウトして


気がついたら

急いで駅に向かって
最終の新幹線に飛び乗っていたんだ。



はは。


我ながからどれだけ
チャンミンが心配なんだよ?


どれだけ好きなんだよ?


はあ…。


始発の新幹線で
また戻らないと…。


何やってるんだろ?


俺は。


でも好きが止まらないんだ。





…、





家に着いて


思わず抱きしめてしまった
チャンミンを離したくなくて。



こんなんじゃ
チャンミンに俺の気持ちがバレて
しまう。


今は俺に拒否反応を
示していない事がわかったけど
この先、俺の気持ちが
バレたら大変だ 。


ゲイ苦手症候群を克服するまでは
俺の気持ちは隠しておかないと。






それで


抱きしめてしまった事を
ただのスキンシップと
思わせたくて



冗談っぽくしようと

"お腹空いた"

なんて言ったんだけど






チャンミンは
そんな俺のわがままも

フワッて笑って


「…ふふ。
じゃあ、ラーメンでも
作りますね?

ユノヒョンはシャワー浴びて
着替えて下さいね?」

また可愛くて上目遣い。



…、本当



可愛くて。








それから




俺の為に作ってくれた
夜食のラーメンは
めちゃくちゃ美味しかった。





そのあと


ラーメンを食べ終えてキッチンで
洗い物をしてるチャンミン。




俺はミネラルウォーターを取りに
キッチンへと入ると



チャンミンのうなじに目がいく。






…うなじ

綺麗なんだよな。



首のホクロがまた
色っぽいんだよ。







そのままでいいって言ったのに
一生懸命洗い物しちゃって。









…、その後ろ姿を見たら
また我慢できなくなって



俺は




後ろから手を伸ばして




チャンミンを





抱きしめてしまった。






…、



ヤバイ。









心配性のお兄さんを



演じるなんて




できそうもない事に




気がついた俺だった。




















☆チャユノです☆

皆さん♡こんばんは♡
ユノヒョン、チャンミンを
また抱きしめてしまいました(*´ω`*)♡
自分が触れても蕁麻疹が出来ないって
わかったら
そりゃ、抱きしめたくなるよね♡

ちなみに今回のお話しの
ユノのイメージは
下のバナー感じでサラ髪です♡




ではまた明日♡









"好きが止まらないんだ"
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封印愛 34

2016.05.30 (Mon)












ユノヒョンに
ゲイ苦手症候群の事を
話したけど


ユノヒョンは
そんなに驚かなかった。


…、ホッとした。

だって
男性からモテるなんて
知られたらドン引きされるかなって
思って。

でもそんな事はなくて。


…だけど唐突に
無防備な格好をするなだなんて

変なユノヒョン。



胸元開き過ぎ?

…、そんな事ないのに。

そう思うけど
男性に好かれる僕を心配しての
事なのかな?



…、だったら
少しは気を付けないとね。



それにしても




ユノヒョン

俺はノーマルとか。

彼女がいるからとか。


僕の気持ちも知らないで。




そんな事わかってる。

わかってるのに。




いっその事ユノヒョンが
ゲイだったら…。


…なんてね。

何があっても僕の事を好きに
なるなんて事はないんだから

諦めないと…。








…、月曜日
会社の帰りに不動産屋に
行こうかな。
二ヶ月だけでも
借りれるアパートを探してみよう。














それから月曜日になって
僕は最寄りの駅の不動産屋に
寄ってから

スーパーで買い物をして帰ろう

そう考えていたところに

ブー

ブー


ブー。

と、iPhoneのバイブ音。


スーツのジャケットの
胸ポケットから
iPhoneを取り出して画面を見ると
ユノヒョンからのメール。




"トラブルで急な出張になった。
今夜は帰れないから
戸締りに気をつけて。

落ち着いたら電話する"



え…。


泊まり?

ユノヒョン、帰って来ないの?

…なんだ。
今日帰ってこないのか。

…。









僕はすぐに


"了解です。
お仕事、頑張って下さいね!"


そう
ユノヒョンへ返信した。





はあ…。


…なんか
不動産屋に寄るのが
億劫になってきたな。


ネットで見ればいいか。





それで


スーパーで
お弁当とワインとチーズを

買って帰る事にしたんだ。




それから




家に帰ってお弁当を食べて
シャワーを浴びて

一通り家事を済ませると


時計を見ると22時。





…、静かだな。


ユノヒョンがいないと
こんなにも静かなんだ。


ユノヒョンの存在は大きい。



"チャンミン"


"チャンミン"



何かって言うと
僕の名前を呼ぶ。






話す事は
他愛ない事ばかりだけど

ユノヒョンが笑うと
嬉しくて
僕まで笑顔になる。







…、
ここを出て行ったら
僕を優しく呼ぶユノヒョンはいない。



毎日が静かな

生活になるんだね。






会社の寮は
集団生活ってわけではなくて
借り上げ社宅。


会社が用意してくれるのは
マンションで
借りてる人はみんな
バラバラの場所に住んでいる。


だから完全な一人暮らし。


…寂しいだろうな。


やっぱりあと二ヶ月はここに
いようかな。



なんて



出て行こうって
決心したばかりなのに
もう決意が緩む。








…、出て行ったら
ユノヒョンと会うことも
なくなるんだろうな。


会う理由がないもんね。

この前は出て行っても
掃除しにきますから
なんて言ったけど

実際は連絡取ってまで
会う約束をするのは
なかなか難しい事だ。


…、。



でも

会わなければユノヒョンの事
諦める事が
できるかもしれないね。







それから



僕はそんな
モヤモヤした気持ちを

どうにかしたくて


ワインを空けて飲み始めた。








明日も会社だ。


飲みすぎない様に
しなくちゃ。




と、

そこに

ブー


ブー


ブー、


いきなりのバイブ音。


テレビもついていない部屋に
鳴り響いたもんだから

驚いてグラスを
ぐびっとしてしまって

変な飲み方になってしまった。


「ゴホッ

ゴホッ…。」


く、苦しいっ。

気管にワインが入ってまって
むせてしまう。






しかも電話に出ようと

テーブルにグラスを
置こうとしたのに


手が滑って

床に落としてしまった。


あっ…!


どうしようっ。


ラグが真っ赤に染まってしまった。


それでも鳴り続けるiPhoneの
着信音。


電話はユノヒョンからだ。



慌ててタップすると

「チャンミン?

俺だけど。
変わりない?


大丈夫?」


相変わらずの優しい声。


「ゴホッ。
ゴホッ…。

だ、大丈夫っ…。

ゴホッ。」


苦しっ…。

咳が止まらないっ。


「え?
チャンミン?

どうした?」


ユノヒョンの声が
するけど




それよりラグマット!
早く拭かないとワインの色が
付いて落ちない。


僕は慌てて


「っ…、ゴホッ。

何も…、

ゴホッ。


何も心配する

ゴホッ、事ないです。


大丈夫ですから、ゴホッ、

ユノヒョンも仕事…っ…

が、頑張って
ゴホッ…、

下さいね。

ゴホッ。ゴホッ。

…、ちょっと取り込み中なのて
切りますっ…



ケホッ。」



咳が止まらなくて
これ以上話してられず

iPhoneをタップして
電話を切って


僕は急いで
洗面所に行って濡らしたタオルを
持ってきてラグマットを拭いた。















…よかった。

すぐに拭いたから
綺麗になった。







咳も落ち着いたし
ユノヒョンに折り返し電話を
しようかと思ったけど





…ユノヒョン
仕事で疲れてるだろうな。


電話をするのは
やめておこう。














それで僕はまたワインを飲んで
ネットを見たり
雑誌を読んだりして過ごして






布団に入って眠ったんだけど






どれくらいの時間が
経ったんだろう?






ガチャっ。


ガチャっ。




玄関の鍵を開ける音がしたような
気がした。












…、誰か来た?





…、まさかね。



こんな真夜中に。



気のせいだ。


僕はそのまま眠りに
戻ろうとした




その時



バタンっ。




いきなり僕の部屋の扉が開く音がして



「チャンミンっ…!

大丈夫かっ?」



切羽詰まった様な
ユノヒョンの声。




えっ?



えっ?




ユノヒョン?





ええっ?



何がなんだかわからないけど





次の瞬間





部屋の明かりが付いて






ものすごい勢で



ユノヒョンに



掛け布団を剥がされて









抱き起こされて






抱きしめられた。



















ユノヒョンは


咳をしていた僕を心配して

出張先から

帰ってきてしまったんだ。


















☆チャユノです☆


皆さん♡こんばんは♡

ユノヒョン
帰って来ちゃいました(*´ω`*)♡
心配性のユノヒョンです(^^;;


ではでは
また明日(^ー^)ノ






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封印愛 33

2016.05.29 (Sun)












母さんから既に
話しを聞いていたから




チャンミンの話しを
聞いてもさほど驚かなかった。




それよりもチャンミンの
大学時代の友人が
チャンミンに
キスをしようとしただって?


俺はそれを聞いて
頭に血がのぼりそうになった。

そいつを許せない
そう思った。


でも

それと同時に
そいつの気持ちがわかって
しまったんだ。






俺はチャンミンと暮らし始めて
まだ一ヶ月も経っていないのに
こんなにも好きになって
しまった。


もうチャンミンが
いない生活なんて
考えられない。


できるものなら
このままずっとチャンミンと
暮らしたい。



そんな風に思ってるんだ。



そいつもきっと同じ。
チャンミンの事が
好きで好きで堪らなかったんだ。




そう考えたら


キスをしようとした事は
許せないけど可哀想になった。




そいつがいつから
チャンミンを好きになったのか
知らないけど

ずっと
好きだったんだろう。


どんなシチュエーションで
チャンミンにキスを迫ったのかも
わからないけど
チャンミンの事だ。




無意識に色気を
振りまいていたに違いない。


無自覚な笑顔を
そいつに向けていたに違いない。


俺がさっき
上半身裸のチャンミンを
受け止めた時

ギュッと思わず
抱きしめてしまった。



そいつも
我慢できなくなって

キスをしたくなったんだろう。






俺だって今は何とか理性を
保って我慢してるけど

そろそろ限界がきそうだ。


キスをしたい。


したくてしたくて
堪らない。


…、それ以上の事だって。






だけど




"仲のいい友人だっただけに
嫌悪感が酷くて"



チャンミンの
その言葉に俺は
胸が締め付けられた。




それは俺がチャンミンを
好きだって知られたら

同じ嫌悪感をいだかれるって事。




それだけは


絶対に嫌だ。




嫌だ。


…、

やっぱり諦めないと
ダメなのか?


…、いや
もちろん諦めようとしてた。

俺はお兄さん的存在。


そう思おうと何度もした。




だけど無理なんだよ。


思いがけず今日は二度も
チャンミンを抱きしめた。


その感触を忘れられない。



俺の腕の中にすっぽりとおさまる
華奢な身体。

甘い匂い。

潤んだ大きな瞳。




…どれもが愛しくて。







諦める事なんて

出来ない気がする。


この無自覚で
可愛いチャンミンを
諦めるなんて。





無理だ。





「ゆ、ユノヒョン。
あの…、

聞いてますか?」


「えっ?

あっ…

ごめん。

うん。
聞いてるよ。
聞いてる。

…、そっか。

そうだったんだ。



…蕁麻疹、
酷かったもんな。
…、ゲイ苦手症候群か…。


あ…、
シウォンの奴がごめんな?」


「そ、そんなっ!

シウォンさんは何も
悪くないんですっ。

シウォンさんには
ユノヒョンから
あやまっておいて下さいね?」




「ん。

わかった。
シウォンにはそう伝えておく。」



「…あのユノヒョン?

男に好かれるななんて
変だって思いましたか?

僕、女っぽいですか?」



チャンミンは少し
心配そうな顔で俺を見る。






バカだな。
変だなんて思うわけないだろ。






「そんな事ないよ。

そんな事ない。


…、


じゃあさ、

これからは俺が
チャンミンを守ってやるからな?」


「えっ?」


「ふっ、
俺はもちろん
ノーマルだから安心しろよ?」


「わ、わかってますよ?
ユノヒョンには

彼女さんがいますもんね?」



「ん。
そういう事。

だからチャンミン

何かあったら
まず俺に頼る事。

それと

その無防備な格好は外でするな。」


「えっ?

…、無防備ってどこが?

ただのニットなのに。」


チャンミンは腑に落ちない顔。



「胸元が開き過ぎなんだよ。


…、そう言うのは
俺の前だけにして。」




「えっ?」











決めた。











やっぱりチャンミンを
諦めるのはやめた。







まずは




"ゲイ苦手症候群"の





克服だ。









とりあえずは


このまま


"心配性のお兄さん"を



演じるとするか。
















☆チャユノです☆

皆さん♡こんばんは♡
ユノヒョンはチャンミンを
諦めるのを諦めましたV(^_^)V



ところで今日はこの日から
一年だそうですね(⌯˃̶᷄ ⁻̫ ˂̶᷄⌯) ↓

「チャンドラー♡」












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封印愛 32

2016.05.28 (Sat)








僕は深呼吸をしてユノヒョンに
"ゲイ苦手症候群"の事を話し始めた。








「初めて男性に
告白をされたのは高校卒業の時。


僕は自分では目立ってるつもりは
なかったけど
その頃からの友人に

"チャンミンって
なんか目立つ。"



そう言われる事があって。


…、

それで卒業式の後に
たくさん後輩から
プレゼントや花束を貰ったんです。

もちろん殆どが
女の子からのプレゼント。


ふふ。
僕はモテるんですよ?






でもその中に
部活の後輩から貰った
花束にラブレターが入ってたんです。

…後輩は割と可愛い顔をした

男。





…、僕の事が
好きだったって。

僕と恋人になりたいとか
そんな事はなくて
ただ気持ちを伝えたかったって。

読んだらこの手紙は
破り捨てて下さいって
書いてあって。

…、
なんだか信じられないし
少し気持ち悪いって思って
その手紙はすぐに捨てました。


幸いその後輩とは
その後会う事もなくて
特に気にしていなかったんだけど





大学生になってから
時々、男子学生に
告白される様になって。


だんだん
嫌悪感が出てきたんです。

だって僕は男なのに
変じゃないですか?


僕とどうなりないのか
考えたら本当に無理で。








そんなある時
仲のよかった友人から
告白されて


…キスされそうになったんです。」





「えっ?」


するとユノヒョン
驚いた顔で僕を見る。


…、





「あの、大丈夫です。
…、突き飛ばして未遂でしたから。


あ、あのっ…
ユノヒョンっ。

ごめんなさい。
とりあえず今は聞いて下さい。」


憮然とするユノヒョンに
僕はそう言って話を続ける。



…、


「その彼とは

同じカメラサークルに所属してて
よく2人で出かけたんです。



…、本当に仲がよくて

2人で 一緒に写真を撮りに行って。




趣味が一緒で純粋に楽しくて。



彼は優しくて
気の合う友人だったんです。







それなのに

"チャンミンの事
ずっと好きだった。

付き合おう"

そう言われて


そんな目で見られていた事が
ショックで。



僕にキスをしようと迫って来た時は
怖かったし

どうしても許せなくて。



仲のいい友人だっただけに
嫌悪感が酷くて。




…後から知ったんですけど
彼はゲイだったんです。






それ以来僕は
ゲイ苦手症候群。





それだけじゃなくて他にも
いろいろあったんです。



バイト先の先輩に
しつこく付きまとわれたり。


付き合う気はないって
言っても待ち伏されて。

その先輩はゲイでは
なかったんだけど
僕を好きになったって言っていて。


それから

僕に好意を持つか男性が
生理的に受け付けなくなって

触れられたりすると
今日みたいに
蕁麻疹ができて痒くて痒くて。


あ、でね。

ユノヒョン…。




…、その先輩とシウォンさんが
よく似ていて

さっき

僕は拒否反応を起して
アレルギー症状が出ちゃったんです。


…、ユノヒョン、
ごめなさい。


ユノヒョンの大切な友達なのに
僕、シウォンさんにすごく失礼な
態度を取ってしまって。」










僕はそう言いながらも
声が震えていた。




しつこくしてきた先輩や
あまりよく知らない後輩だったり

そんな人達は
拒否してそれで終わりで

なんの罪悪感もなかった。




だけど




優しかったセイ。





セイの笑顔を思い出すと
胸が痛む。







そんな風に思うのは
僕がユノヒョンを
好きになったからだ。



最近までは
セイに対して嫌悪感しかなかった。







っ…、






"仲のいい友人だっただけに
嫌悪感が酷くて"




自分の言った言葉に
胸が締め付けられる。





ダメだ。



絶対にユノヒョンに
僕の気持ちを知られたらダメだ。





ユノヒョンは僕を
弟みたいに思ってくれてるのに


僕がユノヒョンを
好きだなんて知ったら



きっと


僕がセイに対して感じた
嫌悪感を


ユノヒョンが僕に感じる。






僕から離れていってしまう。



そんなの嫌だ。




ユノヒョンに拒絶の目で
見られたら



立ち直れない。





前にもそう思って
弟になろうって決めたはずなのに。




…、




一緒に住んでいたら
ダメな気がする。








これ以上"好き"が増える前に







僕の気持ちに気付かれる前に





早くこの家から出て行った方が





いいのかもしれない。

















☆チャユノです☆

皆さん♡こんばんは♡

ユノヒョンの想いを知らずに
チャンミンT^T
困ったもんですね(>_<)
でも大丈夫ですからね(o^^o)


しまっ○ょさんへ☆彡
拍手コメントを
ありがとうございます♡
コメ欄をクローズ中で返信が
出来なくてごめんなさい。
またオープンにしたらコメ下さいね♡
もつ鍋(^^;;





ではでは皆さん♡
また明日も覗きにきて下さいね(*^^*)
待ってます♡















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封印愛 31

2016.05.27 (Fri)




チャンミンと2人で
過ごす時間は楽しかった。




スーパーでの買い物。


チャンミンは
こだわりがあるみたいで

野菜一つ選ぶのにも
時間がかかる。


どれを買っても一緒なのに。

…、それを言うと

「一緒じゃないんですっ。」

そう言われるから
言わないけど。

で、家に戻ってきて
土鍋を取り出すと

チャンミンが少し
浮かない顔。


「…やっぱり彼女さんと
鍋とかするんですね。」

「え?」

「…だって、
ユノヒョン 料理しないのに。
土鍋があるから…。」



「あー…。

違うから。
前に両親が来た時に
母さんが買って置いてったんだ。

その時に鍋したんだよな。

それ以来使ってない。」


「…ふーん。
そうなんですね?

ふふ。
よかった。」


「え?
何がよかった?」


「えっ?
いや、ど、土鍋があって
よかったって事ですっ。」






…、。

変なチャンミン。
土鍋の心配してたんだ。

でも、チャンミンは俺が
どうして鍋を食べたいって言ったのか
わかってないだろうな。


昼間にカルボナーラを
食べてる時
チャンミンは親友のミノって子と
よく冬に鍋をしたって言ってた。



俺はそのチャンミンの
親友の"ミノ"に嫉妬したんだ。


"親友"


チャンミンにとって特別な
友人。


…俺は何なんだろうな?


心配性なお兄さん?

年も離れてるし保護者とか?




保護者…。



…、そんな風に
思われていたらショックだ。






俺もチャンミンの
特別になりたいよ。







なんて考えていたら

「ユノヒョン?
どうかした?

野菜は僕が切っちゃうんで
ユノヒョンは土鍋の準備

しちゃって下さいね?」

「あー。

土鍋な。
わかった。」



って、

だから

チャンミンっ。


Vネックのニットに
エプロン姿で

上目遣いするなよ?




さっきだって
上半身裸で転びそうになって。



咄嗟に受け止めたものの

ついギュッと抱きしめて
しまって。



好きな人が腕の中に
いるんだ。


そりゃ、抱きしめたくなるだろ。



この先も
理性が持つか心配だ。



やっぱりちゃんと
言わないとダメだな。



無自覚は直させないと…。













それから手際良く鍋の準備を
してくれたチャンミン。


俺の大好きなもつ鍋。


もつ鍋は作った事がないからって
ネットで検索して

スープも作ってくれて。







可愛いチャンミンと
もつ鍋。


…、はあ。


なんか幸せ。


このまま時が止まればいいのに。







…、



チャンミン特製もつ鍋は
めちゃくちゃ美味しくて


小皿に甲斐甲斐しく取り分けて
くれるエプロン姿のチャンミンが

お嫁さんにしか見えなくて。






「ユノヒョン
美味しい?」


「ん。
美味しいよ。

また作ってくれる?」


「うんっ。」








チャンミンはビールを飲んで
ほんのり桜色の頬。


本当可愛くて。


…、困る。



可愛過ぎて困る。





もつ鍋も美味しくて困る。





弱ったな。



毎日"好き"が増えていく。










それからも
他愛ない話をしながら
鍋を食べて
俺がソファーで待ってると





片付けが終わった
チャンミンがリビングに戻って来て




俺の隣に座る。





それで





「…ユノヒョン。



ゲイ苦手症候群の事

聞いて下さい。」





そう言ったんだ。

























☆チャユノです☆

皆さん♡こんばんは♡

またまた定番のVネックニットと
エプロンチャンミンです(^^;;♡
本当に好きなんです♡
チャンミンのVネックが\(//∇//)\←






それから、ジヘちゃん♡
結婚おめでとうー*\(^o^)/*



※明日と明後日は帰りが遅くて
コメレスが出来ないので
コメ欄はクローズにさせ頂きますね。
(コメントないのは寂しいですが(>_<)

皆さんも楽しい週末を
過ごして下さいね(^ー^)ノ




ではまた明日♡











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封印愛 30

2016.05.26 (Thu)






背中に薬を塗ってる時から
不機嫌な感じになっていた
ユノヒョンに





「…、彼女さんに

会わせてください。」


そう言ったら

さらに不機嫌になってしまって






その後ユノヒョンは


怒った様にバスタオルを
僕に羽織せて
洗面所から出て行ってしまった。




えっ?


嘘。


やだ。




どうして?


何か気に障る事言った?

僕は慌ててユノヒョンを
追いかけたんだけど

バスタオルが床に落ちて
それにつまづいて

転びそうになった。



その瞬間

ユノヒョンの
腕が伸びてきて

僕はあっという間に

ユノヒョンの腕の中。





ドックン。


ドックン。





ユノヒョンの腕の中で
僕はまた身体中が熱くなる。



胸の鼓動が激しくなる。



顔が火照る。




あっ。




は、離れなくちゃっ。


面倒ばかりかけたら
嫌われちゃう。






そう思ったんだけど

ユノヒョンは伸ばしてきた手を
腰に回してきた。



それで


その手を緩める事はしないで
強くギュッとして
僕を抱きしめた。


っ…、





…え?







びっくりして
顔を上げると

ユノヒョンは


目を細めて眉毛を八の字にして
熱を帯びた目で僕を見ていた。






ゆ、ユノヒョン?


僕はユノヒョンの表情の
意味がわからなくて

目を反らせずにいると


ユノヒョンは我に返った様にして


「あっ。

ごめんっ。

ごめんな?

…大丈夫?」



そう言いながら身体を離して


バスタオルを拾って
また僕に羽織らせる。







「大丈夫です。


ぼ、僕の方そそごめんなさい。


あの、ユノヒョン?

…、やっぱり何か怒ってる?」




「…別に怒ってないよ。

とにかくほら、
ちゃんと服着ておいで?

まだ胸元も紅い…。
痒いんだろ?

少し寝た方がいい。

な?」


「う、うん。」




不機嫌になったわけも
腰に回された手のわけも
気になったけど

なんとなくいたたまれない気持ちで
とりあえずはユノヒョンの
言う通りにする事にして




自分の部屋へと戻って




僕は部屋着に着替て
布団に潜り込む。






痒くてすぐには眠れなかったけど
薬が効いてきたのか
少しづつ痒みも蕁麻疹も
落ち着いてきて
睡魔が襲ってきた。



でも


ウトウトとしながも
頭の中はユノヒョンでいっぱいで。






ユノヒョン…。

さっき不機嫌になったのは
どうして?






彼女さんに僕を
会わせたくないから?



ギュッと抱きしめたのは
どうして?

…違うか。

抱きしめたわけじゃないのかな?


きっと僕が危なかっしくて
転ばないように
抱きとめてくれただけ…。

だけど
あの表情の意味は?


あ…、
そっか。


僕、上半身裸だったから。


男とは言え目のやり場に
困るよね。


前に上半身裸で
バスルームから出てきた時も
ユノヒョン怒った様に
そんな格好でウロつくなって
言ったもんね。




…、うん。

ただそれだけの事だよ。



…、



なんか
胸の奥がチクチクする。



ズキズキと痛む。




わかってる。


その原因はユノヒョンの




"彼女には今度会わせるよ"





このセリフ。


彼女に会わせてって
自分で言ったくせに
いざ会わせるって言われて

心がズキズキして

彼女さんへ嫉妬してるんだ。



ユノヒョンに愛されてる
彼女さん。




どんな風に彼女さんに
キスをするの?


僕にも甘いユノヒョンは

彼女さんにはもっともっと
甘くて優しいんだろうね。


ユノヒョンの綺麗な手で
たくさん触れられて
抱きしめられて

キス以上の事もして。


キス以上…。




昨日の深夜ドラマのベッドシーンが
脳裏に浮かんだ。


っ…、



嫌だ。

考えたくもない。





彼女さんに会ってみたいけど
会いたくない。



だけど
会えばユノヒョンの事を
諦める事ができるかもしれない。





…、諦めないと。


好きな気持ちは封印しないと。















「チャンミン。

チャンミンっ…。

そろそろ起きて。」



ん…。


「チャンミン。」






いつの間にか眠っていた僕は

優しい声に呼ばれて
目を覚ますと


視線の先にユノヒョン。







すぐに身体を起こせないで
いると


「…まだ調子悪い?」

心配そうなユノヒョンの声に
なんだかホッとした。



よかった。

いつものユノヒョンだ。






「ううん。
大丈夫。

もう全然大丈夫。

…お腹空いたかも…。」



僕は身体を起こしながら
そう答えると



「ふっ。
よかった。

じゃ、鍋の材料買いに行こうか?」



「え?」


「忘れたの?
昼に今夜は鍋が食べたいって
言っただろ?」




ユノヒョンは笑顔で
そう言う。





いつもの優しい笑顔だ。


ああ。

やっぱり無理。



ユノヒョンが好き。


大好き。


毎日好きが増えていく。




…、彼女さん。


ごめんなさい。





一緒に住んでる間だけでも
ユノヒョンに甘えさせてください。


ここを出たら
諦めるから。


気持ちを伝える事はしないから。




「…あ、ビール
たくさん
買ってくれるんでしたよね?」


「ん。

いくらでも。

ほら、行くよ。

チャンミン。」
















☆チャユノです☆

皆さん♡こんばんは♡

チャンミン、ユノヒョンの
彼女に嫉妬中ですε-(´∀`; )

あ、えーと
"ゲイ苦手症候群"の事
ユノヒョンに話すの忘れてる
わけじゃないのでf^_^;
ちゃんと話しますからね☆彡













"気持ちを伝える事はしないから"
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封印愛 29

2016.05.25 (Wed)












理性と戦いながら
チャンミンの背中に薬を塗ってると



チャンミンが



「…、彼女さんに

会わせてください。」




そんな事を言ってきた。




え?


彼女さん?


…、なんだよ。
彼女とか…。


なんで彼女の事なんて
言ってくるんだ?




俺はチャンミンにこんなにも
ドキドキしてるのに。


チャンミンの肌は
蕁麻疹が出てるところは
紅くなってかわいそうだけど





陶器の様に滑らかで
しっとりしていて凄く綺麗で。






…、


俺がどれだけ

緊張してるか


変な気持ちをおさえながも



チャンミンに触れることができて

どれだけ嬉しいか

全然わかってない。



今までどんな思いで
チャンミンに触れない様に
気をつけていたのかわかってない。







薬を塗り始めた途端


「ひゃっ…。」

チャンミンは
なんとも言えない声を出すもんだから





やっぱり俺に触れられて
嫌だった?


不安になって。





でも

そうではなさそうで
安心して。



上がったり
下がったりの気持ちで
いっぱいいっぱい。




そんな俺の気持ちに気が付かない
チャンミンの身体は

今度は
桃色に染まってきて。




…、




無意識に誘うのも

いい加減にしてくれよ。





こんな格好して
無防備にも程がある。




…、




今俺はチャンミンの事しか
考えていないのに



チャンミンは
俺の彼女の事を考えてたのか?




俺の彼女に
どうして興味を持つんだよ?



"俺の彼女"

そんな人は今はいないのに。









だけど

困ったな。


チャンミンは俺に彼女が
いるって信じきってる。


だからこそ
俺が触れても嫌悪感を
示さないのかもしれないし。

…、

母さんが言った通り

彼女がいるって
思わせておいた方が
いいんだよな。



今回の蕁麻疹は
シウォンのせいだったけど

俺のせいでまたアレルギーが
出たら大変だ。


俺も傷つくし。


…、




俺のチャンミンへの
気持ちは絶対に
知られるわけにいかない。




'俺には彼女がいる"


ついてしまった嘘。


チャンミンがここを
出て行く日まで

つき通さないと。



そう頭の中はいろんな思いが
駆け巡る。





…、そんな俺の気持ちに
気が付かないチャンミンは



「ユノヒョン?

聞いてる?」



鏡越しでもやっぱり上目遣い。




可愛い過ぎだろ。






しかも
上半身裸だ。





流石の俺も
我慢の限界。





俺は洗面所のクローゼットから
バスタオルを手に取って

チャンミンの後ろから
少し乱暴に羽織らせた。


「…、薬塗れたから。

チャンミン、
少し休んだ方がいい。

疲れただろ?




彼女には今度会わせるよ。」






そう答えるのが
精一杯で


俺は洗面所から
出て行った。




するとチャンミンが

「ま、待って。

ユノヒョンっ。

僕、何か気に障る事言った?

ね、何か怒ってる ?」




焦って廊下を走る様にして
俺を追いかけてきた。







振り向くと







羽織らせたバスタオルが


バサっと床に
落ちてしまって




そのバスタオルに

足がもつれて

つまづいたチャンミン。




っ…!





「危ないっ。」













俺は咄嗟に両腕を伸ばして




チャンミンを





抱きしめる様に







受け止めた。























☆チャユノです☆


皆さん♡こんばんは♡
安定の無自覚チャンミンですf^_^;


あ♡ 今日は
GOLD MISSION でしたね(*´ω`*)♡



ではまた明日(*^_^*)











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封印愛 28

2016.05.24 (Tue)







痒かった。

痒くて痒くて
かきむしりたいのを何とか
我慢して


ボウリング場から
家へと向かう。





幸いボウリング場から
家までは車で15分程度の
ところでなんとか我慢できた。





アレルギーの事は
とりあえず
症状が治まったら
ユノヒョンに話そうと思って

今は痒みを抑える事で
僕の頭の中はいっぱいだった。




それから僕は


家に着いたと同時に
部屋へと駆け込んで塗り薬を持って

洗面所へと駆け込んだ。









ボタンを全部外して鏡で
身体を見ると真っ赤なまま。


今回はかなり酷い。



飲み藥は飲んだけど
すぐに効く時と
そうじゃない時があって。


今日は後者な気がする。


…、もうっ。





シウォンさんせいで
こんな事にっ。


先輩に似てる
シウォンさんの顔…。


顔だけじゃなくて
全体的な雰囲気が無理っ。



…、



それにしてもシウォンさん
本当にゲイじゃないのかな?



…って



ダメだっ。


思い出すとまた痒みが増す。


もう生理的に無理なんだ。


く、薬…。




僕はシャツを脱いで
薬を塗り始めた。




…、


背中に手が届かない。


手を伸ばしても
どうしても痒いところに
届かない。




それで


ユノヒョンを呼んで塗ってって
お願いしたんだけど



ユノヒョン?


あれ?


なんだか

急に不機嫌な感じ。


どうして?


僕は
早く薬を塗って欲しくて


「ユノヒョン?

早く。

痒いよ。」


もう一度ユノヒョンに
言う。


すると


不機嫌なまま


ユノヒョンは
僕から軟膏を取り上げて


塗ってくれたんだけど…、




…、



「ひゃっ…、」



ユノヒョンの手が

僕の背中に触れた瞬間


身体が熱くなって

思わず変な声を出してしまった。


「えっ?
チャンミン、大丈夫?」


僕の声に驚いたのか
さっきの不機嫌な感じは
なくなって


ユノヒョンは心配そうな声。




「…う、うん。
大丈夫で…す…。」




変な声が出てしまったのは

もちろん
嫌悪感ではなくて…。



逆の意味。



好きな人に
触れられて気持ちが

高まって
胸がドキドキして


それで熱くなって…。




どうしよう。

さっさまでは
とにかく薬を塗って

欲しかったんだけど






緊張してきた。









ユノヒョンが薬を手に取って


僕の背中に触れる度に


ゆっくりと回すように
塗られるたびに



…、トクンっ。



トクンっ。




僕の身体は
跳ね上がりそうで。


ど、どうしよう。





身体が蕁麻疹だけじゃなく
変な反応をしてしまいそう。



ユノヒョンの手に触れたのは
初めてだけど


ユノヒョンの手は


ずっと綺麗だなって
思ってた。



指が長くて



右手中指のホクロが
やけにいやらしい。




その指で背中を撫でられてると
思うとおかしな気分になってしまう。





なんて



薬を塗って貰ってるのに

何を考えてるんだろ?





僕は。






…不意に
顔をあげると


鏡に映る
上半身裸の僕と

背後に立つユノヒョン。




っ…。




あ…。






僕は何て格好を
してるんだ…。


今更ながらに
恥ずかしくなってしまったのと


さっき力強く抱きしめられた事を
思い出した。




あれは




弟みたいな僕を心配して
咄嗟に出た行動だよね?



勘違いしたらダメだ。



だけど



嬉しかった。



ものすごく嬉しかった。



…、でも


あんな風に
彼女さんは抱きしめて
貰えるんだと思ったら



僕の背中を
優しく撫でる手が





いやらしい指が




彼女さんのものだと思うと


何か悔しくて。





ユノヒョンに愛されてる
彼女さんが


羨ましくて。



ふと


彼女さんに

対抗心が出てきた。




どんな人?



どうしたら
ユノヒョンに愛して貰えるの?






僕は


どうしても彼女さんに

会ってみたくなって



「ユノヒョン?」



「ん?」



鏡ごしの

ユノヒョンに話しかけた。



「…、彼女さんに

会わせてください。」





















☆チャユノです☆

皆さん♡こんばんは♡

チャンミンも変な気分に
なっちゃいました(*´ω`*)♡



ユノヒョンの手♡










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明日はコメレスが出来そうもないので
今日はクローズさせて頂きます。
いつも本当にコメントを
ありがとうございます(*^_^*)♡




Category: 封印愛 | Trackback(0)

封印愛 27

2016.05.23 (Mon)







チャンミンの
胸元を見て俺はショックを受けた。


母さんが言っていた言葉を
思い出す。


"結構深刻で
気分も悪くなって
立ってられなくなる事も
あるらしいの"



シャツの下に見える
チャンミンの肌は


真っ赤になって
ポツポツとたくさんの蕁麻疹。






…、それは
俺が触ったから?


違うよな?

俺が
抱きしめる前からだったよな?


だって化粧室にいた時から
胸元を隠していた。



シウォンにハイタッチ
されたからか?






…なんて
まさか俺が触れて
悪化したとか?




だけど
抱きしめた時

拒絶する様な素振りは
しなかったよな?


俺の頭の中は
プチパニック。





俺のせい?




違うのか?







「…あの、
ユノヒョン?

聞いてますか?」




…、

それよりここは駐車場だ。


ゲイ苦手症候群の事を
話す気になったみたいだし
詳しくその事を聞きたいけど

チャンミンの
無防備な姿をなんとかしないと。



蕁麻疹にはショックを受けたけど


露わになった胸元からは
鎖骨が浮き出て
俺は堪らない気持ちになった。




こんな時にいやらしい目で
見るなんて最低だ。


「ユノヒョン?」



…っ…。

チャンミンに
もう一度呼ばれて
我に返った。



「…え?

あ、ああ。聞いてる。

…でも
チャンミン。
ここは外だから。

話は家で聞くから。

水は俺が買ってくるよ。

そんな風に胸元を
見せるな。」


俺はそう言いながら
チャンミンのシャツに
手を伸ばして

ボタンを一つづつ留めた。




…、



されるがままのチャンミン。

俺に嫌悪感は示してなさそうだ。


とりあえずは
既に蕁麻疹が出てるんだ。


俺が触れたところで
俺のせいで蕁麻疹って事には
ならないよな。




そんな変な安心感があって
俺は触れる事をためらわずに
済んだんだ。



「… 車で待ってて。」









それから家に着くとチャンミンは
まだ痒くて仕方ないからって

塗り薬を塗るって言って

自分の部屋から薬を持って
慌てたように
洗面へと向かったと思ったら


「ユノヒョンっ。

ユノヒョン!」


俺を呼ぶ声。




呼ばれるままに

洗面へと向かうと




…っ…。


チャンミンは
シャツを脱いで上半身裸の姿。



それで大きな瞳を潤ませて
上目遣いで俺を見て


「背中に手が届かなくて
薬が濡れなくて。

ユノヒョン
お願い。


塗って?」


そう言う。



…、


チャンミンは
本当に辛そうで

困った顔をしている。



だけど困ったのは俺だ。



身体中が熱くなる。


なんだよ。


さっき無防備な格好を
するなって
言ったばかりだろ?



俺には全く警戒心が
ないわけ?



なんだかそれはそれで
複雑な気分だな。



まったく。





俺は少しだけどチャンミンに
腹が立った。



まだチャンミンの口からは
聞いてないけど
ゲイ苦手症候群なんだろ?


そのくせその顔。


その瞳。



その身体はなんだよ?



俺の気持ちは
どうしたらいいんだよ?



…、首回りは
蕁麻疹で紅くなってるけど

むき出しになった肌は




白くてきめが細かくて


腕も

くびれたウエストも

さっき抱きしめて
服越しに感じた時よりも

もっと細くて
華奢で。



同じ男とは思えない。




「ユノヒョン?

ね、お願い。

塗って?」


切羽詰まってるのか
敬語じゃなくなってるのが

また俺を煽る。



"ユノヒョン
塗って"


だって?



誘ってるって錯覚するだろ?



今までは
触れる事を我慢して
理性と戦っていたけど



今度は


押し倒して


キスをしたい衝動との戦いだ。








「ユノヒョン?

早く。

痒いよ。」





…、



俺はチャンミンから
軟膏を奪い取って





「…後ろ向いて。」





新たな理性と戦いながら




背中に薬を塗り始めたんだ。














☆チャユノです☆

皆さん♡こんばんは♡
ユノヒョンはまだまだ
理性との戦いです(*´ω`*)♡









"俺には警戒しないの?"
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封印愛 26

2016.05.22 (Sun)








飲み物を買って売店から席に戻ると
シウォンがいなくて
ドンへが一人でスマホをいじっていた。



「シウォンは?」

「え?
あー、化粧室に行った。」


化粧室?


…、化粧室には
チャンミンがいる。


大丈夫だろうか?

さっきシウォンがチャンミンに
ハイタッチをして

俺はイラっとした。


チャンミンに気安く
触るなよな。



あいつも俺と同じで
男も女も関係なく
スキンシップをするタイプ。

そう言えば学生時代も
シウォンは女の子の肩を抱いたり
頭を撫でたりして
それをされた女の子に
勘違いされてたな。





…、って、あれっ?


それって俺と同じじゃないか?

でもあいつがチャンミンに
気があるわけじゃないんだ。


特に心配する事もないか。



…そう思うんだけど
シウォンがまたチャンミンに
ベタベタ触れるのは嫌だな 。


…、っ。


「ドンへっ
俺もちょっと化粧室。」











それで急いで
化粧室にへと行って
扉を開けると


思いもよらない光景が
目に飛び込んできた。



っ…!





目の前には
今にも泣き出しそうなチャンミンが
身体を震わせて
胸元のシャツをギュッと
握りしめていた。




まさかシウォンに
何かされたのか?


そう思ったら


俺は頭に血が昇って
シウォンに対して声を荒げてしまって

それに対して
シウォンは誤解だとか
言ってたけど



何も考えられずに


チャンミンの腕を掴んで
引き寄せた。







抱きしめたチャンミンの身体は
壊れそうなほど華奢で。



掴んだ腕が細くて



引き寄せた腰がまた
細くて…。









あっ…、



どうしよう。





チャンミンへ触れて
しまった。



あれほど触れない様にしていたのに。


我慢していたのに。



だけど大きな瞳を潤ませて
不安そうにしてるチャンミンを
見たら

理性なんて保てるわけがない。



それに

ずっと触れたくて

触れたくて堪らなかったんだ。



離したくない。





もしかしたら
俺の気持ちが伝わって
拒絶されるかもしれない。







でも

愛おしいんだ。


好きなんだよ。



チャンミンの事が。



その気持ちが勝って


シウォンの視線を感じながらも


チャンミンを抱きしめる力を
緩める事ができなかったんだ。


















ユノヒョンに抱きしめられて
僕は頭の中が真っ白になってしまった。



だって好きな人に
いきなり抱きしめられるなんて



想定外。



トクン。

トクン。



なんだか信じられなくて。


蕁麻疹で
痒いのに。

痒くて痒くて堪らないのに


でも

嬉しくて。

すごく嬉しくて。



ユノヒョンの
胸の中は思っていたとおり
逞しくてがっちりしていて




とても安心する。







このままユノヒョンの
腕の中にいたい。


胸に顔を埋めていたい。




好きな人の温もりは
温かい…。







僕はシウォンさんと先輩が
ダブって見えた事で
パニックになっていたのも
少し落ち着いてきた。



ん?

…、シウォンさん?


…あっ。

シウォンさんっ!


「ゆ、ユノヒョンっ。

ご、誤解なんですっ。
シウォンさんは僕を心配して
来てくれて。」


僕は一瞬にして
冷静さを取り戻して

抱きしめられたままで
顔をあげて

ユノヒョンへとそう言うと


「誤解?」


ユノヒョンはそっと僕を
離して


シウォンさんを見る。





すると

シウォンさんは


「そ、そうだよっ。
ユノっ。

さっきも言っただろ?
誤解だって。

化粧室に行くチャンミンの
様子が少し変に感じて。
それで俺、心配して…。


チャンミンに
何にもしてないよ?
するわけないだろ?

マジで勘弁しろよ。

てか
逆に俺が聞きたいよ。

チャンミン?
どうかした?

どうして震えてるの?
胸元どうした?」



心底心配そうに僕を見る。




どうしよう。


こんなに心配してくれてる人に

"あなたが原因です"なんて
言えない。


昔付きまとわれた先輩と
シウォンさんがダブって
怖くなって
ゲイセンサーが反応したなんて


言えるわけがない。








ユノヒョンの友達なのに。

…、



僕は返事をする事ができないまま

強く
シャツを握りしめていた。
















結局

僕の体調がよくないからって

ユノヒョンはドンへさんと
シウォンに別れを告げて



僕とユノヒョンは
そのまま家へと帰る事になった。





…、




僕のせいで
楽しいボウリングの筈が
台無しだ。




…、ユノヒョンに
あやまらなくちゃ。


それから蕁麻疹の事
言わなくちゃ。




言いたくなかったけど
仕方ない…。











ボウリング場の駐車場で
車に乗り込む前に


「ユノヒョンっ…、
薬を飲みたいので
ミネラルウォーター買ってきます。」


「薬?」


「…、アレルギーが
出てしまって。」


僕はそう言いながら
ずっと握りしめていたシャツを
手から離した。








ハラリと

露わになった

胸元。


紅くなってる筈の肌を

見てユノヒョンは
目を見開いてる。


…、

言わないと。





ちゃんとさっきの事
説明しないと。







「…ユノヒョン。
僕、


…、





ゲイ苦手症候群なんです。」



















☆チャユノです☆

皆さん♡こんばんは♡
焦れったくてごめんなさい(⌒-⌒; )
でも、大丈夫ですからねV(^_^)V
もちろんハッピーエンドです♡



昨日はユノの休暇中の姿が
見れて嬉しかったですね(*^o^*)
















"チャンミンに触れたかったんだ"
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