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愛をもっと 54

2014.07.21 (Mon)








朝早くに家を出て空港に向かった。


昨日ハワイから帰ってきたばかりなのにな。


数時間の空の旅。




中国、上海に着いた。


上海は大都会だ。
人々の熱気に圧倒される。



俺は、まず先に親父の会社に行った。


受け付けで親父を呼んで貰った。



いきなり来た俺に
親父は驚いていたけど、
嬉しそうだった。


それで、母さんも呼び出して一緒に
夕飯を食べる事になった。


正直、ジュノの事もあるし、
チャンミンに似てる
母さんとあまり逢いたくなかった。

だけど、母さんは
俺の事を本当の息子の様に
接してくれていて、

久しぶりの再会に
すごく喜んでくれた。



三人で、
いろいろな話をしながらの食事は
楽しかった。



「ユノ、
チャンミンは?
チャンミンは元気?」

って母さんが。


「…うん。
凄く元気だから心配しないで。」


ジュノの事は言わなかった。
俺が言う事じゃない。



それで、俺は親父達とは
別れて高級ホテルにいた。



親父達の住むマンションに
泊まればいいのにって言われたけど、
それを俺は断わった。



一人になって、
いろいろ考えたかったから。



…この先の事。






そしたら、
親父が「じゃあ、高級ホテルにでも
泊まってゆっくりすればいい」って
クレジットカードをくれた。


卒業祝いだって。


それで、

俺は遠慮しないで、

高級ホテルに泊まる事にしたんだ。

夜景が綺麗な最上階のスイートルーム。

こんな贅沢初めてだ。



スマホは
海外とは繋がらないように
設定した。



だから、
チャンミンが連絡してきてるかどうか、わからない。


まだジュノのところにいるなら
それでいいし、


家に帰って来ても、

心配しない様に
書き置きしてきたから、
大丈夫だろう。

上海に来てる事は書かないで、
イトゥクの家に行くって書いて来た。




…誕生日プレゼント、置いてきたけど、
見てくれるかな…。

まだ帰ってなかったら、
見てないか…。





…また、チャンミンの事を考えてしまった。


チャンミンの事は考えたくない…。

考えないようにするんだ。






…上海に来て3日目。

観光したり、
ホテルのプールやジムで汗を流したりして
過ごしていた。


その日は部屋で夕飯を食べようと
思って、
ルームサービスを頼んだ。



ピンポーン。

インタフォーンが鳴った。

あ、来た。


扉を開けた。






そこには、

目も鼻も真っ赤にした、

今にも泣き出しそうな、






チャンミンが立っていた。



























☆チャユノです☆


チャンミンがユノを追いかけて来ました♡



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愛をもっと 53

2014.07.20 (Sun)










…チャンミンの28歳の誕生日、
「おめでとう」が言えなかった。



プレゼントもケーキも渡せなかった。




「兄さん」とも呼べなかった。

兄さんって呼ぶって決めてたのに、
一人で緊張して馬鹿みたいだな。


…結局、俺は一度も
兄さんって呼べなかった。



…二人で楽しく過ごせるって
思ってたのに。


この家で過ごせるのも後わずかなのに…。






…だけど、


ジュノの気持ちが痛い程わかる。

今まで、一度もジュノの気持ちなんて考えた事がなかった。

ジュノがチャンミンと離れ離れになったのはジュノが高校生の時だよな?

母親とも別れて
どんなに寂しかっただろう。





俺も父親と二人暮らしだったから、
寂しい気持ちがわかる。




俺は、幸せだったんだ。
凄く。



チャンミンと家族になれて。
母親も出来て…。

四人家族で過ごした日々は
本当に楽しかった。







…チャンミンを好きになって、

それ以上を求めるなんて、
贅沢だったんだ。


…もう、何か疲れたな。

…っく、

…っうっ…、



勝手に涙が出てくる…。




ううっ、、

うっ…、。




ジュノが俺に嫉妬?

嫉妬してたのは俺だったのに。





…ジュノは
今頃チャンミンに優しくなぐさめてもらってるのかな…?


きっと、優しく…。



そう思ったら
苦しくて、苦しくて、
息するのも辛い…。

っううっ、

っくっ…。

涙の止め方がわからない。



苦しい。


苦しいよ。チャンミン…。







チャンミンは
もう、ここには帰って来ないかもしれないな。


ジュノにあんな事言われたら…、



実の弟にあんな事言われたら、




ジュノだけの兄さんに戻る。











…ジュノと俺が兄弟になっていたかもしれないなんて知らなかった。


でも、その方がジュノを
兄って思う事が出来て、

こんなに苦しまなくて済んだのかもしれない。


…チャンミンと出会わなければよかった。



そんな事、思いたくないのに。







…眠れない夜が過ぎた。



こんなに泣いたのは初めてだ。


もう、嫌だ。


もう、泣きたくない。

苦しい気持ちになりたくない。








俺は、

チャンミンが戻ってこない

この家にいたくなくて、

親父と母親のいる、

上海へ行く事にした。












☆チャユノです☆



今日も辛いユノで
ごめんなさい(>人<;)





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愛をもっと 52

2014.07.19 (Sat)






「…え?」

俺はジュノが何を言ってるのか
わからなかった。


「ちょっと、ジュノ?
何言ってるの?
酔ってるの?
変な事言わないで。」


チャンミンが慌てて言う。



「…兄さんは黙っててよ。

ねえ、ユノ君、お願い。

もう、何年も僕の兄さんを
独り占めしたんだから、

返してよ。」



「ちょっと、ジュノ?
どうしたの?

ユノ、気にしなくていいから。」


チャンミンは、ジュノの背中を摩りながら、俺に言う。


「…兄さんは黙っててってば。

ユノ君は、いいよね。
綺麗で優しいお兄さんが出来て。

でも、その綺麗で優しいお兄さんがいなくなった
僕の気持ちわかる?

…両親の仲が悪くなってから、
兄さんと支え合ってた。
いつも兄さんは優しかった。

だけど、両親の離婚が決まって、
俺達は離れ離れになった。

…母さんがしばらくして
再婚して、兄さんに弟が出来たって知ってどんなにショックだったかわかる?」




チャンミンはジュノの腕を掴んで立ち上がらせようとした。

「ジュノ、
送るから。

立って。」


でも、ジュノは立ち上がらずに


「離してよ。兄さん。

ユノ君、

兄さんがユノ君のお兄さんになったのは、
たまたまなんだよ。

両親のどちらかに着いて行くってなって、
僕達はどちらも選べなかったから、

紙に父さんと母さんの名前を書いて、折りたたんで
クジ引きをするみたいに、
2人でその紙を一枚づつ引いたんだ。

それで、兄さんは母さんの名前の紙を、僕は父さんの紙を…。


…だから、

もしかしたら、

僕がユノ君のお兄さんになって
いたかもしれないんだよ。」




あまりにショックで何も言えなかった。


「っく…、
うっ、ううっ、

ずっと寂しかった。

兄さんがユノ君の話しをするたびに胸が苦しかった。

ずっとずっと、

ユノ君に嫉妬してた。

兄さん、お願い、僕だけの兄さんに戻ってよ。」


ジュノはそう言って泣き出したと思ったら、

椅子から立ち上がって、

「っつ…、
ユノ君、ゴメンね。

兄さんもゴメン。

何か、酔ったみたい。


か、帰るから…。」

そう言いながら、
リビングから出て行った。



「ちょっと、ジュノ!
待って!」

チャンミンはジュノを追いかけながら、

振り向いて、


涙目で、


「ユノ、

ゴメンね。」



そう言って俺を置いて
出て行ってしまった。






そのまま、

その日チャンミンは帰って来なかった。














☆チャユノです☆

切な過ぎてゴメンなさいT^T










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愛をもっと 51

2014.07.18 (Fri)






2月18日。





長い旅行が終わって、
日本に戻って来た。



チャンミンと一週間振りに会う。



兄さんって、呼ぶって決めたから
会うのに緊張する。


…久しぶりに会うから尚更だ。


空港から出ると寒い。
ハワイで過ごしてたから、
気温の差についていけない。













あ、
ケーキを買って行こう。
チャンミンみたく、ご馳走なんて
作れないから、せめてケーキ。


家の近くでケーキを買った。


チャンミンと俺の分のふたつ。
…俺の好きなイチゴのショートケーキにした。


プレゼントとケーキ、
喜んでくれるといいけど…。



自宅マンションに着いた。

俺は、
緊張で、胸が苦しい…。


絶対に絶対に泣かないで、

"兄さん"って言うんだ。


そう思って、

玄関の扉を開けた。


…玄関には見慣れない靴があった。

誰か来てるのか?
チャンミン の友達?


リビングに入ると

「おかえり、ユノ。」

って、久しぶりの声。

久しぶりの優しい顔のチャンミン。


…それと、


ジュノがいたんだ。



「おかえり、ユノ君。


…兄さんの誕生日、

僕も一緒に祝ってもいいかな?」



兄さんって、ジュノが自然に呼ぶ。


当たり前だ。
チャンミンはジュノの実の兄なんだから。


…だけど、ジュノがいたら
俺は兄さんなんて呼べないだろ。


だいたい、何で?
何でジュノがいるんだよ…?



俺と2人で過ごすはずじゃなかったの
か?




「ユノ?

ジュノがご馳走作ってくれたから、
一緒に食べよう。

座って?」


チャンミンがにっこり笑って
言う。


ダイニングテーブルには
凄く美味しそうな料理が並んでる。



ジュノがチャンミンの為に
作った料理…。



俺は何も言えないでいたら、



「ユノ君?

ゴメンね。

僕がいて迷惑なら帰るから。」

って、ジュノが困った顔をして言う。


「あ、
いえ。
全然、迷惑じゃないです。

美味しそうですね。

…ちょっと、着替えてくるんで
チャンミンと先に食べてて下さい。」


俺は自分の部屋に逃げるように行った。




…ケーキ渡せなかった。



深呼吸をして
気持ちを落ち着かせた。


部屋着に着替えて、
リビングに戻ると、
チャンミンとジュノは楽しそうに話してる。

ジュノは少し酔ってるみたいだ。


「あ、ユノ君。

ユノ君も座って。」



「…あ、はい。」

俺の家なのに、何でジュノに
指示されるんだよって、
思いながら座った。




それで、

ジュノは、




「ねえ、ユノ君、

そろそろ


僕に兄さんを返してくれないかな?」




俺にそう言ったんだ。














☆チャユノです☆


今日も読んで頂けて嬉しいです♡
ありがとうございました☆彡




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愛をもっと 50

2014.07.17 (Thu)








「…そっか。

辛いと思うけど、
それが、いいかもな。」


安心したようなイトゥク。


…そうだよな。

前にイトゥクはチャンミンへの
想いは応援出来ないって、言った。

それが当たり前なんだ…。




「ユノ、
じゃあ、兄さんって、呼ぶ練習してみろよ。

俺がチャンミンだと思って。」


「え?
何それ。嫌だよ。」


「いいから。

いきなり兄さんなんて呼べないだろ?

俺が "おかえり、ユノ"

って言うから、

そしたら、 "ただいま、兄さん"

って言ってみろよ。」


っつ…。

何で?
何でそんな残酷な事を言うんだよ?




「おかえり、ユノ。」

イトゥクが言う。


チャンミンが言う
"おかえり、ユノ" が脳裏に浮かんで、

泣きそうだ。



「…いいよ!
練習なんて。

でも、ちゃんと、

ちゃんとチャンミンを

兄さんって

呼ぶから。」



「…わかったよ。
ユノ、頑張れよ。」


「…うん…。」

って、言ったけど、兄さんなんて、
言えるのかな?


でも、絶対に言う。



チャンミンへの想いを断ち切る為に…。







それから、
次の日の朝、帰国の為に俺たちは空港にいた。



今日はチャンミンの誕生日。



俺は空港のブランドショップで
プレゼントを買った。

プレゼントは…
身に付ける物にした。

…付けて貰えなくてもいいんだ。
ただ、自分があげたいものをあげるんだ。



チャンミンの誕生日も
2人で過ごす約束をしていた。



俺の誕生日は泣いてしまったから、


今度は、泣いたりしないで、
楽しく過ごそうって、決めた。


あの家で一緒にいられるのは
あと少しなんだから…。


笑って楽しく。




それなのに、

何で?


何で2人で過ごすはずの誕生日に、

ジュノが、いるんだよ?




















☆チャユノです☆


今日も読んで頂けて嬉しいです♡
ありがとうございました☆彡






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愛をもっと 49

2014.07.16 (Wed)






泣いてしまった。

…もう、感情が抑えられない。

チャンミンの事が
好き過ぎて

おかしくなりそうだ。




こんな姿をチャンミンに
見られたくなくて、
椅子から立ち上がって、

「…何でもない。

疲れたから、
もう寝るから。

プレゼントありがとう。
嬉しかった。」

そう言って、自分の部屋に行こうとした。



だけど、チャンミンに腕を掴まれた。

「ユノ?

ユノ…。

どうしたの?

何でもなかったら
泣かないよね…?

何かあったの?」


大きな瞳を潤ませて、
心配そうに言う。


…それで、チャンミンは
綺麗な手で俺の涙を
拭ってくれる。


頬を伝う涙を
優しく暖かい手で拭ってくれる。



…だから、




…そう言うのが

堪らないんだ。



…チャンミンの全てが辛い。




「大丈夫だからっ!」

そう言って、

俺はチャンミンの手を掴んで、
引き離した。




チャンミンは少し
傷付いた様な顔をした。









触れるとまた
抱きしめたくなるし、
その先も求めてしまうから、



もうチャンミンには
触れない。



これからは
キスもしない。



「…ゴメン…。

本当に何でもないよ。
心配しないで。

就職するのが少し不安になった
だけだから。」



「…うん…。
でも、ユノ?

何かあったら
何でも相談してね。」



「うん…。」


…相談なんてできるわけ無いのに…。







それから5日後。

俺は卒業旅行で
大学の仲間とハワイに来てる。

チャンミンは心配して
何度もメールしてくる。

子供扱いしないで欲しい。



…チャンミンに会えないのは
寂しいけど、
会わない時間は何となく気が楽だ。


南国の海は最高だ。

泳いだり、
ナイトショー見たり、
買い物したり、

とにかく、俺はなるべく
チャンミンの事を考えないようにしていた。


ハワイでの最終日、
親友のイトゥクに散歩に行こうって言われて、
他の仲間とは別れて、
俺はイトゥクと夕方の海辺へ行った。


「綺麗な夕日だな。

…なあ、ユノ、
お前、はしゃぎ過ぎ。

…チャンミンと何かあった?」







「え?
…別に何もない。
何もないよ。

イトゥク、
…俺、チャンミンの事は諦める。


家も出る。




やっぱり、俺は弟なんだと思う。




…これからは兄弟として
チャンミンと接するよ。


だから、家に帰ったら、




兄さんって、




…兄さんって、




呼ぶって決めたんだ。」










☆チャユノです☆




読んで頂けて嬉しいです♡
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愛をもっと 48

2014.07.15 (Tue)









「ユノ?
何?そのたくさんの荷物。

…プレゼント?」


「え?
…うん。」


「…ユノは相変わらずモテるね。」

少しムッとしてる、チャンミン。

…そう言う態度が
期待させるってわからないのか?




…チャンミン以外なんて
どうでもいいのに…。



「ユノ。
帽子とマフラー取って
座って?」

「うん…。」


テーブルの上には美味しそうな
ご馳走。

顔がほころぶ。














「チャンミンが全部作ったの?」

「ふふ。
凄いでしょ?
頑張って作ったよ。」



チャンミンも椅子に座る。




「…ユノ、

22歳、おめでとう。」




去年の誕生日は
ダンスサークルの仲間と
ワイワイ騒いだな。



それで、誕生日の次の日に家族で祝って貰ったっけ。
母親がご馳走を作ってくれた。
…チャンミンも親父も一緒に祝ってくれた。




…だから、

チャンミンだけに祝って貰うのは
今年が初めて。

何だか、泣きそうだ…。




「…ありがとう。」

泣くのを堪えそう答えた。


それで、俺たちは
たわいない話しをした。

それが心地よくて…。





チャンミンの作ってくれた
料理は本当に美味しくて。

俺の為に作ってくれたって思うと
嬉しくて。


いつもは飲まない俺だけど
今日はチャンミンが買って来てくれたシャンパンを飲む。

気分がよくて
飲みたい気分だ。


甘くて美味しい。
つい飲み過ぎる。


「ユノ、
あんまり飲んだらダメだよ?
お酒、弱いんだから。




…あと、はい。プレゼント。」




チャンミンがくれた
プレゼントはネクタイだった。


「…気に入ってくれた?」


それを見た俺は

泣いてしまった。


っう…。


っく…。

「ど、どうしたの?
ユノ?


…何で?何で泣くの…?

気に入らなかった?」




そうじゃない。

そうじゃなくて、


このネクタイをする頃には
この家を出ているから。


そう思ったら、

涙が溢れて止まらなかったんだ。














☆チャユノです☆

こんばんは♡
先程、短編「Ti Amo」を更新しました。
よかったら覗いてみてください☆彡

今日も読んでくれて
ありがとうございました☆彡






応援ありがとうございます♡
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Ti Amo

2014.07.15 (Tue)











僕はまたユノヒョンの家に来てる。



ヒョンは仕事でまだ帰ってこない。



テーブルの上には
来週発売になる写真集が置いてある。


…写真集の題名は、



「Ti Amo」



「I love you」と同じ意味。




そう言えば、

数年前に日本のアーティストが
このタイトルの曲を歌ってたな。
確か、切ない詩で、


~日曜日の夜はベッドが広い~

とか、そんな歌詞。


恋人と過ごした後で
一人で寝るベッドは寂しい。
ってそんな意味だよね。

…よくわかる。


だから、

一人暮らしをしてても

ユノヒョンの家に来てしまう。




…ヒョン、早く帰ってこないかな。



ガチャッ。
玄関の開く音。

ヒョンが帰ってきた。


「チャンミン、
また来てくれたの?」


「はい。
…、あの、
ベッドが広いから。」


「え?
ベッド?

チャンミンのベッドと同じ
サイズだろ?」



「…そう言う意味じゃなくて。」



「…変なチャンミン。

まあ、何でもいいや。

ねえ、夜食作って。」



「え?夜食ですか?」



「うん。チャンミンが作った夜食が食べたい。」


それで、
キッチンでラーメンを作ってるんだけど、

ユノが後ろから抱きついてきて
邪魔をする。

「 ちょっと、ヒョン、
邪魔しないで下さいよー。」


「うん。」


…離れてくれない。


…嬉しいけど/////。



「チャンミン?

さっきのって、

2人で寝るベッドは
広くないって事?



一緒に寝たいって事?」




「…///////。

そう言う事です。」



言いながら
振り向いたら、


ユノの優しい笑顔。


いつまでも


いつまでも



こんな日が続いたらいいのに。









Ti Amo

「僕はあなたを愛してる」












♡終わり♡





☆チャユノです☆

また、短編書いてみました。
読んで頂けて嬉しいです♡
EXILEのTi Amoから歌詞をお借りしました☆彡




昨日、事務所前で目撃されたユノ、
黒髪で本当にかっこいいですね♡

チャンミンはドラマに
また出るんですかね?

でも、やっぱり
2人が歌ってる姿を早く見たいな~♡






写真集「Ti Amo」楽しみ♡
こんな2人が見れるかな?
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愛をもっと 47

2014.07.14 (Mon)







今日は2月6日。







「ユノ?
今日は早く帰れる?」


バイトに行こうとしたら
チャンミンに引きとめられた。


「…何で?」



「何でって、今日は
ユノの誕生日でしょ?

お祝いするから
早く帰って来て。

…それとも先約あるの?」



忘れてた。

少し前にいろんな奴から
誕生日祝いしたいって誘われたけど、全部断っていた。


チャンミン以外と
過ごす気になれなくて、
予定を入れてなかったから

今日が誕生日だって事を
すっかり忘れていた。


「あー…。
チャンミン、覚えててくれたんだ?」


「…当たり前でしょ?

…早く帰れる?」


「うん。バイト8時までだから。」


そう言ったら凄く嬉しそうに
にこっと笑って

「よかった。
じゃあ、待ってるから。

お祝い一緒にしようね。
ユノ。」

ってチャンミンが言う。



何かそれだけで、
胸がいっぱいだ。


誕生日、チャンミンと過ごせるのは

…やっぱり嬉しい…。



「あ、ユノ…。
寒いからマフラーして行って。」



そう言いながら
俺にマフラーを巻いてくれる。


…いつも

いつも優しいんだ。

チャンミンは…。


今はチャンミンの優しさが
辛いのに…。









仕事中、女の客からたくさんプレゼントを貰った。
何で、俺の誕生日を知ってるんだ?
今はどこから情報が漏れるかわからない。



知らない奴にプレゼントなんて貰っても嬉しくないけど、
一応、

「ありがとうございます。
嬉しいです。」
って営業用スマイルで答える。


バイトが終わって、サキに

「その営業用スマイルが
よくないんだよ。
期待させるだけだよ?


はい。私からもプレゼント。
あ、でも、もう、
友達としてだからね。」

って言われた。


サキは、俺の事が好きだった。
で、少しの間、チャンミンに
憧れてたみたいだけど、
今は他に彼氏がいる。



…いいな。
そうやって他に好きな人が出来るなんて。

それが出来たらどんなに
楽だろう…。











「ユノ?どうしたの?」

「え?
ああ、何でもないよ。

ありがとう。」








それで、
俺はチャンミンが待っていてくれる家へ帰る。


家に着いて、リビングに入ると
いい匂い。

キッチンからチャンミンが
出て来て

今日も「おかえり、
ユノ。」

って言う。

今まで何回、「おかえり、ユノ。」って言われたんだろう?



当たり前の言葉だと思っていたけど、

もうすぐ当たり前じゃなくなる。






俺は、就職先の勤務先が

海外だろうと、

どこだろうと、

この家を出て行く事に決めたんだ。








☆チャユノです☆

ますます切ないユノですが、
今日も読んで頂けて嬉しいです☆彡




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愛をもっと46

2014.07.13 (Sun)








チャンミンの熱は長引かずに下がった。
多分、精神的なものだったんだろう…。

テミンとはあれから会っていない。

チャンミンを傷付けた奴は
どんな理由があっても許せない。




…それからも、変わらない俺たちの関係が続いてる。




チャンミンはキスまでなら
許してくれるから、

キスはする。


でも、そこまで…。

それ以上はやっぱり抵抗される。




この間もソファーで
2人で並んでテレビを見ていて、

何となくそんな雰囲気になって、

キスをして…。

チャンミンもキスを返してくれるから、

押し倒したら、

また涙目で「これ以上は、ダメ…。」って言われて、

そこまで…。












家にいると…ますます、辛い。

チャンミンと二人で
家にいると

触れたくなる。


キスだけじゃ足らない。

全然、足らない。

胸が苦しくなる。



だから、
チャンミンとの時間を前よりも減らした。


…それしかない。


丁度いい事に、

大学四年の俺は凄く忙しくて。


大学の行事に参加したり、

就職したら、
会えなくなる仲間と

旅行したり、





飲みに行ったり、

クラブに行ったり、

あまり、気が進まないけど、
合コンにも参加した。



ほとんど家にいない俺に
「寂しい」ってチャンミンが言う。

でも、しょうがないだろって思う。






…だけど、どんなに帰りが遅くなってもチャンミンはリビングで
寝ないで待っていてくれる。


「…おかえり。
ユノ。」って、優しく言ってくれる。




チャンミンの「おかえり。ユノ。」を聞く度に
切なくなる。

俺の帰る家にはチャンミンがいる。


いないなんてありえない…。


それが当たり前だと思っていた。






…それから季節は流れて

今の季節は冬…。


就職先の会社のオリエンテーションがあった。

スーツを着て
少し緊張しながら会社へ向かった。



書類に勤務先の希望の書く欄があって、

俺は迷わず、



勤務先の希望を

「海外」



そう記入した。

















☆チャユノです☆

今日も読んでくれて
ありがとうございました♡


短編「ブレスレット」を更新しました。
よかったら覗いてみて下さい♡
短編はリアルホミンがモデルです(=´∀`)人(´∀`=)♡
既に読んでくださった方、ありがとうございました♡











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