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チェリーブロッサム ~胸の奥 最終話~

2016.04.08 (Fri)











それから





俺はすぐに我に返って慌てて
抱きしめてしまった
チャンミンを引き離した。





とは言えその時点で
写真を撮られまくりで。





チャンミン一人だった時よりも
悲鳴のような黄色い声が
大きくなってる。



"モデル?
役者? もしかしてドクター役?"


"何このイケメン先生!"

"ヤバイっ!
超絶カッコいい!"


"お姫様と王子さまみたいっ"


とにかく
聞き取れただけでも
そんな声が聞こえてくる。



なんなんだ?





とにかくなんだかわからないけど
女子高生達は
嬉しそうに俺たちを見て
キャーキャー言って
カシャカシャとスマホで
撮っていて。




だけどそんな事に構わず
一度離したチャンミンの身体を
引き寄せて

今度は抱きかかえる様にして

「どいて下さいっ。
道を空けて下さいっ。

危ないですからっ。」





さっきと同じ様に
人混みをかき分けながら

やっとの思いで院内に入った。



入ってからは他の婦長や先輩医師達も
駆けつけてきて



婦長がとりあえず応接室で
チャンミンを休ませようと
提案したんだけど

俺は断って仮眠室へと連れて行った。



そんな俺の態度に
みんなが呆気に取られていたけど
知った事じゃない。







仮眠室のある病棟は
今の時間はほとんど
誰も来ないし
ふたりで会話していても大丈夫。
そう判断したんだ。




今は俺がチャンミンに
ついていないと。





バタンっ。

扉が閉まって



部屋に入った瞬間に
チャンミンが泣き出した。





「ゆ、ユノっ。

ごめんねっ。
ゆ、ユノ、大丈夫?
手は?

手、見せてっ。

ご、ごめっ…
僕のせいでごめんね。

手、大丈夫?
ね、ユノの手
さっき怪我したよね?

ね、見せてっ、」



パニックになってるチャンミンは
泣きながら俺の腕をとる。



「痛くない?
ね、ユノ。
ごめんなさい。

は、早く治療しないと。
血、出てるっ。

早く、…っ。」


それで俺の腕を引っ張って
部屋から出て行こうとするから
落ち着かせ様と





「チャンミンっ、
落ち着けって。

擦り傷だからすぐに治るよ。
大丈夫だからっ。」


そう言いながら抱き寄せて
背中を摩った。



「でもっ…、
ユノの大切な手なのにっ。


ごめっ…、ごめんなさい。
僕のせいで。

ごめんなさい。


ううっ…。」



…、まったく。

俺の心配より自分の心配しろよ。
チャンミンはいつもそうだ。

はあ…。
でもそれがチャンミンなんだけど…。




「大丈夫だよ。
本当に大丈夫だから。


…、とにかく座って。」


俺は泣きじゃくるチャンミンを
簡易ベッドに座らせて
俺も並んで座った。






「…チャンミンの方こそ大丈夫?
怪我してない?」


チャンミンは首を横に降る。


「僕は大丈夫。
なんともないから。

本当にごめんね。ユノ。
迷惑かけて。



ゆ、ユノは?
ねえ、怪我は?
お願いだから今すぐ消毒して。
ユノっ。」


また涙声のチャンミンに
なる。


「チャンミンっ。
だから落ち着けって。

わかったから。
…、ちょっと待ってて。」


チャンミンがあまりに動揺してるから
とりあえず冷蔵庫に入ってる
缶コーヒーをチャンミンに渡した。





「これ飲んで。
とにかく落ち着いて。
俺は大丈夫。
大丈夫だからな?」


それに納得したのか




コクンと頷いて
コーヒーを口に含むチャンミン。




すると

「ユノ
これ甘過ぎるよ。」


いつものチャンミンに
戻ってきた。


「え?あー。
でも、今はその方がいいだろ。
我慢して飲んで。」




「…、甘っ…。」





コーヒーを飲み終えて
落ち着いて来たチャンミンは


冷静さを取り戻して


「…、あ、ユノごめんね。

仕事の邪魔してごめんね。


僕、もう行くから。」


そんな事を言う。

今騒ぎになったばなりなのに
俺は呆れた。



「…行くってシウミンのとこ?」

「うん。」

「…今日は行くのはやめて
このまま帰ったら?」

「え? …うん。
でも、やっぱり心配で…。

ユノも仕事に早く戻って。

あ、その前に騒ぎを起こした事
病院の方にも謝罪しないと…。」






「…あー。それは
俺から言っておくよ。
すぐに騒ぎは収まったし大丈夫だろ。

怪我人も出てないし。」


「でも…。」

「行くならまた別な日に
マネージャーと行った方がいい。
一人で行動すると
また何が起こるかわからないだろ。
婦長たちには俺から伝えるから。

…、

それよりシウミンのところは
今日はやめておけよ。


心配心配って。
骨折だから大丈夫だって言っただろ?

そんなに心配することないって。」



…俺の言葉にチャンミンは
困った様な顔で俺を見る。




「…ユノは外科医として大丈夫って
言ってるのかもしれないけど

芸能人が、それも人気絶頂の
グループのメンバーのシウミンが
仕事を休まなくちゃいけないのが

どんなに不安な事かわかる?」






「え?」








「…、もし、
ユノが手を怪我して
一ヶ月、オペができないなんて事に
なったらどう?」




一ヶ月、オペが出来ない?









考えた事もなかった。




…、だけどそんな事を
想像するだけでゾッとする。




あ…。





それでチャンミンさっき
あんなに取り乱したのか?



俺が怪我でオペを
出来なくなるって…。



それで…。






「…、シウミン
表面上は笑ってるけど
食欲ないって言って僕が持って行った
苺も食べたくないって言って。

だから無理やりたべさせようと
したんだけど…。」


「え?」

「あ…。
ユノが丁度病室に入って来た時だから
ユノも見たよね?



…苺、結局ひとつしか
食べてくれなくて。



でもね
病院食は頑張って食べてるって。
早くステージに立ちたいから
体力は作らないとって。


シウミンのグループ
今、ツアー中でしょ?

メンバーに迷惑かけて
申し訳ないって。
リハビリも頑張らないとって。

だけど前の様に踊れるか
怖いって言って。
また同じ振り付けで転んで
骨折したらどうしようって。」







ツアー中なのは知っていたけど




シウミンそんな事
一言だって言って
なかったじゃないか。






あ…。


睡眠薬。


俺は睡眠薬、処方してるじゃないか。

なんで気がつかなかったんだ。
シウミンの焦りや不安に。

俺はカルテばかり見て
患者の気持ちになってなかった。





何が難易度の高いオペを
したいだよ?



俺は何をやってるんだよ。


何を看ていたんだよ?



最低だ。


患者の心のケアを
忘れていたなんて。


自己嫌悪。




更に続く
チャンミンの言葉。



「だから僕は
なるべく話を
聞いてあげようって思って。

ほら、人に話すと気持ちも
少しで落ち着くでしょ?


…、あ、

そうだ。

シウミンね
"ユノ先生ってカッコいい。憧れる。
同性なのにドキドキする"って言ってたよ。

シウミン。
顔、紅くしちゃって。

あ、でも、ユノ?
だからってシウミンに
必要以上に優しくしないでね。


ユノは無自覚なんだから
気を付けないとダメだよ?」



…、


なんだよ。


なんだったんだよ。




シウミンが
俺の事をカッコいいだって?


"苺あーん"も
シウミンがチャンミンを
"恋してる顔"で見ていたのも

みんな俺の勘違いだったわけ?








あー…。


情けない。


情けなくて恥ずかしい。




つまらないヤキモチなんて妬いて。

それよりも何よりも
患者の気持ちになる事を
忘れていた。



一番大切な事なのに。








チャンミンは
大切な事を思い出させてくれた。




しっかりしないと。









チャンミンと自分を比べてる
場合じゃない。




胸の奥のモヤモヤが
晴れていくのを感じた。






まずは目の前の患者。






今更それに
気がつくなんて。








「ユノ…?
どうかした?」



「いや。
何でもない。

…シウミンの見舞い早く
行ってあげて。


励ましてあげて。」


「うん!」


「あ、それと今夜
家から一緒に行くんじゃなくて

桜の木の下で待ち合わせにしよう。」


「え?」


「…三年前の約束
今夜
叶えよう?」







「…、うん。
わかった。


じゃあ

桜の木の下でね?」






嬉しそうに微笑む



チャンミンが綺麗で




泣きそうな気分になった。








チャンミン






俺はチャンミンがいるから






頑張れる







そう思ったんだ。




















♡終わり♡







☆チャユノです☆

皆さん♡ こんばんは♡


「チェリーブロッサム 胸の奥」
最後まで読んで下さって
ありがとうございました(*^_^*)
久しぶりにお話を書いて
楽しかったです(o^^o)

でも…いまひとつだったかなf^_^;)
ユノ先生が怒ってばかりで
ごめんなさい(>_<)
だけど私、この二人が好きなんですよ♡
なのでまたいつかこの二人を
書けたらいいな(*^_^*)





それから次のお話しですが
明日から3日間お休みを貰って
4月12日(火)から
「封印愛」
と言うタイトルでスタートします。
また読みに来て頂けたら嬉しいです♡
よろしくお願いしますね(o^^o)




















「事務所大丈夫だった?」
「…。社長に怒られた。
ユノとのことはトップシークレット
なんだから気をつけなさいって。
しばらくは外で会うの禁止された。」
「え? いいの?来ちゃって。」
「…うん。だってユノと桜
見たかったし。」
「ユノの方は?」
「あー…。
俺は"チャンミン"の大ファンって事に
なってるから。」
「え? どういう意味?」
「いいよ。その話は。
…桜、綺麗だな。」
「うん。ねえユノ?
来年もまた一緒に見にこようね。」
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チェリーブロッサム ~胸の奥 7~

2016.04.07 (Thu)










土日にチャンミンが
シウミンの見舞いに
行くのは嫌だったけど
今回はマネージャーと
事務所の後輩も一緒だって言うから
安心していた。

チャンミン一人じゃないなら
大丈夫だろう。



土日は俺も学会や
セミナーに参加したり
医師仲間と情報交換を兼ねて
夕飯を食べに行ったりと
忙しくしていて




あっという間に


今日は月曜日の午後。







診察も終えて
少しひと段落した
15時過ぎ。


あれ?


何か騒ついてるな。


何かあったのかな?
いつもと違う雰囲気…。



するとナースステーションから
ナースが飛び出してきて

「ユノ先生っ!
大変です。
こっちに来て下さいっ。

今、婦長にも
連絡するところだったんですっ。」

そう言いながら俺の腕を掴む。




「え?
何?」



「とにかく大変なんですっ!」


そのまま引っ張られて
窓際まで連れてこられた。


窓の周りにはたくさんの患者や
医師やナースが窓の外を見てる。


何だって言うんだよ?







「あ、あそこっ。
あそこを見て下さいっ!

どうしたらいいですかっ?」





言われて視線を
窓の外に落とすとそこには




たくさんの女子高生に囲まれて
身動きが取れなくなってる
チャンミンの姿。




えっ!?

嘘だろっ?



囲まれた上に
写真を撮られたり
身体を触れられたりしていて
今にも泣き出しそうなチャンミン。






「先生っ…

どうしたらっ…、」


俺はナースの言葉を最後まで聞かずに
チャンミンの元へと走った。







ったく!

何やってるんだよ?

なんで、明るい時間に
一人で来るんだよ?
バカっ。

だから無防備だって言うんだよ。

チャンミンがシウミンの
見舞いに毎日来てるって
ネットであがってるんだ。


待ち伏せするファンだって
いるだろっ。

マネージャーは
何やってるんだよ。
何でチャンミン一人にするんだよっ!


ありえないだろ。


…、


頼むからチャンミン
怪我だけはするなよっ。


怪我だけは。



俺はそう祈りながら


なかなか来ないエレベーターに
痺れを切らして

階段から
病院の入口まで走る。


走るっ…。



はあ…。


はあっ…。


走るっ…、


…、







足がもつれそうだっ。




はあっ…、。




やっと
一階のロビー前に着いたところで

チャンミンの姿を確認しようにも
女子高生だけではなくて
更に人が増えていて
大きな人集り。





みんなスマホで
写真を撮りまくってる。

まるで撮影会だ。

…、マズイな。


これ以上人が増えたら
大変だ。

何とかしないと。

俺は焦る気持ちで

チャンミンに群がる
たくさんの人を
かき分けながら



「っ、…

どいてっ。


どいて下さいっ!」


そう言ったんだけど



"チャンミン!こっち向いて!"

"チャンミン!
めちゃくちゃイケメンっ!"



"チャンミンの髪
触ったー"


そんな声も聞こえて



離れるどころか
ますますエスカレートするファン。


それをなんとか
どけようとするんだけど


「っ…、痛っ、」


スマホに自撮り棒を
付けてる奴までいて
それが俺の手に当たって


俺は思わず
顔を歪ませた。






流石に危険を感じた俺は




「…、どけよっ。

離れろよっ。」



言葉を荒げて
ズンズンと人混みの中を
突き進んだ。



やっと人混みの中から
チャンミンが現れたのを


見てホッとして







"チャンミンを守らないと"


そんな気持ちになった。




それで俺は




チャンミンの



腕を掴んで




引き寄せて




俺の腕の中に






包み込んだ。
























☆チャユノです☆

皆さん♡ こんばんは♡

ユノ先生、チャンミンを
助けにきました(o^^o)


このシーンはユノが以前
事務所の入館証を忘れて
事務所に入れなかった事が
ありましたよね。
で、チャンミンに電話をして
チャンミンが入館証を持ってきてくれて(♡ˊ艸ˋ)
それをヒントに書きました(*^^*)

↓ この時♡












ではまた明日*\(^o^)/*
(明日、最終話です☆彡)




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チェリーブロッサム ~胸の奥 6~

2016.04.06 (Wed)










玄関でのキスに
最初は少しの抵抗をした
チャンミンだったけど

途中からは諦めたのか
スイッチが入ったのか


チャンミンは抵抗の力が抜けて
その代わり
ギュッしがみつく様に
俺の首に両腕を巻き付けてきた。


「んっんんっ、

ユノっ…
…んあっ…んっ。んッ…、」

チャンミンの甘い声が
俺を興奮させる。





俺たちは
何度も舌を絡めあって






キスをしたままもつれる様に
靴を脱いで


そのまま寝室に
入ってベッドの上へ
なだれ混んで


俺はチャンミンの上に
覆いかぶさった。



さっきシウミンへ
"あーん"していたチャンミンが
脳裏に浮かんだけど





こんなチャンミンを
見る事ができるのは俺だけなんだ。

そう思ったら
シウミンなんてどうでも
よくなっていた。



俺はチャンミンの
身体を弄りながら
上着を脱がせて

シャツのボタンも
外した。

ベッド脇の照明に照らされた
露わになる白い肌。


首筋から肩にも
唇を這わせると
あっと言う間に白い肌が
桜色に色づく。




…痕はつけないようにしないと。



つけたいのを我慢。


…、強くは
吸わない様に。

ゆっくりと


ちゅっ。



ちゅっと音を鳴らす。



チャンミンの感じる
耳朶にも何度も
唇を這わせる。


そのままベルトを外してズボンに
手をかけて下着の中に指を這わすと



「…んっ…、
…あっ…、。んっ…、」




…、

昨日も抱いたばかりだからか
俺を受け入れてくれる場所に
すんなりと俺の指が入っていく。



「ッあっ…、んあっ。」




感じてるチャンミンを
上から見ながら
中を掻き回す。



…、気持ちよさそうだな。




そんなチャンミンを見ていたら
我慢できなくて


スッと指を引き抜いて



少し早いかなと思いながらも
チャンミンの中へと入って


チャンミンを揺らした。





「…あっ…
あっ、あっ…、やっ、
ゆ、ユノっ、…。」




何度も何度も揺らした。





「チャンミンっ。
好きだ…、、っ。

っ…。」

「んっ。ユノ…、
僕も…


っ、あっ…んっ…。


…あっんんっ…、ユノっ…。」

















それから


ぐったりしたチャンミンを
後ろから抱きしめながら


「…今日は
桜見に行けなくてごめん。」

そう言うと

チャンミンは
振り返って身体を俺に向けて
フワっと笑って




「…いいよ。
仕事で嫌な事があったんでしょ?
一人で飲みたい時もあるよね。

ね、ユノ?



月曜日に見に行かない?」



って。


「月曜日?」

「うん。
明日と明後日は
帰りが何時になるかわからないけど
月曜日は早く帰れるから。


やっぱり
ユノと一緒に桜を見たいな。」



「…うん。
わかった。

まだ月曜日なら桜も
散ってないよな。

じゃ、夜桜は月曜日な?」



「うん!
約束ね?」






俺とチャンミンは
月曜日に
桜を見に行く約束をした。












次の日は俺は休みだったけど
チャンミンが仕事だったから
昨日のお詫びってわけじゃないけど

早起きをして朝食を作った。


…、けど
なかなか難しいんだよな。





ふと背中に気配を感じて
振り向くと


「ユノ。
おはよう。」

チャンミンが立っていた。


気だるそうな顔がまた色っぽくて
昨夜のチャンミンを思い出させる。



「おはよう。
…、身体、大丈夫?」





「え?
…、大丈夫だよ。
大丈夫…/////。



ふふ。
今日はユノ先生が朝食
作ってくれるんだ?」



「ふっ。
見た目は悪いけど。」



「そんな事ないよ。
美味しそう。」


美味しそう?

目玉焼きもパンも焦げてるのに?
盛り付けだって酷いのに。







…はあ…。

どう見ても美味しそうじゃないのに。

チャンミンはいつも
優しい。


優し過ぎるんだよな。
シウミンに苺食べさせてたのだって
優しさからだ。



それは性格なんだろう。
もう気にしない様にしよう。





そう思った。


だけど






「ね、ユノ。

今日も仕事の合間に
病院に行く予定なんだけど

土曜日の面会時間って
何時からだっけ?」







「え?」










やっぱり嫉妬の気持ちが
溢れてくる俺だったんだ。















☆チャユノです☆

皆さん♡ こんばんは♡
今日はユノDay&シムの日でしたねー(*^^*)♡
ユノ、可愛かったですね(*^o^*)
癒されました♡



ではではまた明日(o^^o)







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チェリーブロッサム ~胸の奥 5~

2016.04.05 (Tue)












「ま、待って。
ユノっ。」



バーを出て夜の繁華街。


チャンミンが
後を追ってくるけど

それを無視して
早足でスタスタ歩く俺。




…なんだよ。
なんでここがわかったんだよ。


ひとりになりたかったのに。

シウミンに嫉妬したなんて
言いたくない。

小さな事で喧嘩したくない。

ただでさえ
チャンミンに遅れを取ってるんだ。

トップスターのチャンミンと
半人前の俺。




ヤキモチなんて妬いてる
場合じゃない。








バーで声をかけてきたチャンミンは


「ユノセンセ。
もうお酒はその位にして
ウーロン茶にした方がいいよ?」

なんて可愛い顔して
言って。


いつもだったら
そんなチャンミンが
可愛くて堪らないけど

今日はイラついてしまう。

そんな自分が嫌で


頭を冷やしたかったのに。

なんで?


なんで来るんだよ?

俺の行動はお見通しって訳?


いつもそうだ。

チャンミンは
歳下なのに

いつも大人で。


余裕で。




…、


それで俺は
チャンミンと一緒に飲む気分に
なれなくて
すぐにバーを出た。











「ユ、ユノっ。
ねえ、
待って。」






不意に腕を掴まれて
アルコールも入っていた俺は
抑えが効かなくて



「離せよっ!

どうしてここにいるって
わかったんだよ?

今日は桜は見に行かないって
メールしただろ?

帰れよっ。」




思わず声を荒げて
振り払った。




その言葉に
傷ついた顔のチャンミン。



「…、悪い。
つい…。」



…、あ。


マズイ。


俺が大きな声を出したもんだから
周りの目がこちらに集中してる。

っ…、
このままだと

"アイドルシム.チャンミン"
って事がバレる。




俺は慌てて
チャンミンの手を掴んで
人通りの少ない路地裏まで
連れて行った。




…ここなら
大丈夫だろう。



「ごめん。
大きな声出して。

…、仕事で嫌な事があって。
それで一人で飲みたかったんだ。

それでつい…。」




「…。本当?」

チャンミンはほっとしたような顔。





…嘘だけど。


「うん…。
ごめん。」



「そっか…。
…、ねえユノ?

ユノはあのバーにはよく行くの?」



「え?」


俺がいると思って
来たわけじゃないの?



チャンミンは言葉を続ける。


「…、僕も時々行くんだ。
あそこは照明が暗いし
お客さんは少ないし。

それにマスターは
絶対話しかけてくる事もしないし

居心地いいんだよね。

ふふ。 でも
ユノも行ってるなんて
知らなかったよ。


…、




今日は桜見に行けなくなったし
ユノの帰りも遅そうだから
あのバーに飲みに行こうと思って。



そしたら
ユノがいて嬉しくて。


すごく嬉しくて。



初めて会った日を思い出して。




でも、邪魔してごめんね?

…、先に帰る。」


チャンミンはそう言って
歩き出した。



えっ?


あ…。

あー…!
もう俺は本当に子供だ。


ヤキモチ妬いて
ふて腐れた態度して。


チャンミンは
何も悪くない。


あ、でも
無自覚を直して貰わないと困るけど。







今度は俺がチャンミンを
追いかけた。



「ま、待って!チャンミンっ。
一緒に帰ろう?」


「え?

…でも…。」


「やっぱりチャンミンと
いたい。」




そう言うとチャンミンは
嬉しそうな顔。





「…、うん。
じゃあ帰ろう?


…、あ…。
ユノ。


苺買ってきてあるから
一緒に食べよ?」




「…うん。」



結局




どうしたって
チャンミンに弱い俺。
















それから

タクシーに乗って
家に帰って来た。






だけど




俺は"苺"より



"チャンミン"の気分で




ドアを開てすぐに



チャンミンを
玄関の壁に押し付けて



「っ…、んっ。
ゆ、ユノっ…んっ、」







キスをしたんだ。























☆チャユノです☆


ユノ先生はヤキモチ妬いた事は
言わなかったです(*´ω`*)♡
とりあえず仲直りかなf^_^;?

今日のバナー、2話でも
使った写真なんだけど
本当に綺麗な二人ですよねー♡
だからいろいろ妄想もできちゃうんですよね。

あー…。
でも妄想じゃなくて
リアルのふたりが見たいなあ。










「ね、ユノセンセ。」
「…センセって
言うなよなー。」
「どうして?」
「…言い方可愛すぎるから。」
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チェリーブロッサム ~胸の奥 4~

2016.04.04 (Mon)










俺は今バーで一人で
飲んでいる。



明日は土曜日で仕事が休み。
毎週休みではないけど
明日は休みだ。




次の日が休みの時は
たまに飲んだりする。


基本的にはアルコールが
弱いから飲まないんだけど
今日は飲まずにはいられないだろ。



思い出すだけでも
腹がたつ。


何なんだよ?


さっきのは。

そりゃ、腕が不自由なのはわかる。
でも、骨を折ったのは左手。
右利きなんだから
自分でフォーク持てるだろ?
現に朝昼晩って
一人で食べてるだろ?



…、



俺はチャンミンが
シウミンにあーんしてるのを見て

訳わかんない事を言って
病室を後にしたんだ。



「え?ユノ先生?
どうしたんですか?」

病室に突然入ってた俺に驚いた
シウミン。



「あー、いやー。
別に用はないんだけど…、
たまたま通ったから様子をみようかな、と。


…、こんばんは。」



俺はチャンミンに
他人のふりをして挨拶をした。


「…こんばんは。」


苺の刺さったフォークを持った
チャンミンと目が合う。



「えーと…
シウミン君、具合はどう?」


「具合って。ユノ先生。
さっき診察したばかりですけど…。

ふふ。特に問題ないです。
大丈夫ですよ。」





「あー…、
そっか。そうだよな。

はは。」






…。


間が持たず

「…、あ、じゃあ
シウミン君、また明日な。」





俺はそう言いながら
チャンミンにこれまた
他人のふりをしてお辞儀をして


部屋を出た。




で、 モヤモヤイライラしながら
デスクワークを終わらせて

そのままこのバーに来た。



飲んでるのは
ストロベリーカクテル。




ストロベリー…。





苺…。





"苺あーん"




冷静に考えたら
単に苺を食べせていただけだ。

抱き合ってたわけでも
キスしてたわけでもない。

そんなに腹を立てる事じゃない。


だけど俺が風邪ひいた時に
チャンミン は
同じ事をしてくれて。




「ユノ先生
あーんして?」

「いいよ。
自分で食べれるよ。」

「…いいから。
ユノ先生?

あーん。」


って。

…それに俺は幸せを
感じてたんだ。



俺だけにしてくれるんじゃないの?




…なんて








俺ってこんなに
嫉妬深かったっけ?





かっこわる。




でもシウミンだってチャンミンに
あんな事されたら
勘違いするだろ?


勘違いさせる様な事
するなよ。








やっぱりダメだ。


腹が立つのが
おさまらない。





それで

本当だったらチャンミンと
夜桜を観に行く予定だったけど
ドタキャンのメールをして
このバーに来たんだ。





とても桜を観る
気分なんかじゃない。



まず家で待つチャンミンと
顔を合わせたら

酷い事を言いそうだし

酷い抱き方をしてしまいそうだ。



紅い痕をつけてしまうだろう。
俺のものだって。





俺の印
付けてやりたい。


そんな事を思いながら
グラスを手にして
カクテルを飲み干した。








…、








このバーは
初めてチャンミンと会った場所。


今でも一人になりたい時に来る。


ここで数年前まだ俺が
研修医だった頃
たまたま入ったバーで
飲んでいた時にチャンミンに

「お兄さん、
一緒に飲みませんか?」


そう声をかけられた。

あの日、このバーに
入らなかったら俺とチャンミンは
出会う事もなかったんだな。



出会いって不思議なもんだよな。





それにしても

…今思えばあの時もチャンミンは
無防備だったんだ。



チャンミンから声をかけてきて
意気投合して


俺たちはそのままホテルに行って
身体を重ねて。


…、



もちろん俺は無理やりチャンミンを
抱いたわけじゃなくて自然な流れで
お互いが求めあってそうなった。





でもさ、




でも…、


チャンミン
無防備じゃないか?

俺だったからよかったものの
知らない奴に声をかけて
ホテルに行くなんて
危ない事なんじゃないの?


そんなんじゃシウミンに
何されるかわかんないだろ?


…、





どうしても
気持ちがおさまらなくて


もう一杯
同じ事カクテルを頼もうとした





その時に












「…お兄さん、
一緒に飲みませんか?」


声をかけられた。



え?



振り向くとそこには





チャンミンが






春風みたいな
笑顔で立っていたんだ。




















☆チャユノです☆

皆さん♡ こんばんは♡
チャンミン来ちゃいました(o^^o)




それからこのお話しは
そんなに長くないです。
なので最後まで読んで頂けたら
嬉しいです(*^^*)













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