Very Merry Xmas 2

2014.12.09 (Tue)













「えっ?


な、何でっ?」



「何でって、
シムのサンタクロースが
見たかったから。

うん。似合ってる。

可愛いよ。」


先生は僕の事を上から下まで
見る。




…もう////////。
恥ずかしい。

そんなに見ないでよ。


それに、ここは外なんだから

可愛いとか、

言わないで欲しい。


…でも、まあ、

周りから見たら

冗談を言ってるだけに見えるか。



今、ちょうど
客も途切れたところだし。






「…シムが好きなワインはどれ?
クリスマスだからシャンパンがいいか。」



「…はい。
このシャンパンが好きです。」


僕は紙コップについでいた
お酒を先生に手渡した。


あ、
先生お酒飲めないんだった。


それなのに、
先生は飲んじゃって…。


「…美味しい…。

これ買う。」


「あの、
先生、まさか今の一杯で酔ってませんよね?」


「…酔ってない。」

って、頬が紅くなってる。
酔ってるよ?

本当にお酒が弱いんだから!


「…先生?
もう帰って下さい。
外の風に当たって酔いを早く冷まして。」


そう僕が言ったと同時に先生は

僕の耳元で



「…チャンミンも
早く帰ってこいよ。

家で待ってるから。

…早く抱きたい。」



////////。
ば、バカなんじゃないの?

「っちょ、
先生!
もう、いいから帰って下さい!」






店内はざわめいてるから
誰かに聞かれる事はないけど、
そんな事を言うなんて!



先生はたまに僕を
シムじゃなくてチャンミンって呼ぶ。

…たまにしか呼ばないくせに
耳元で囁く様に呼ぶから、


…身体が疼く。


早く先生に抱いて貰いたい。


「チャンミン、
顔が赤い。

大丈夫?」


「大丈夫ですから!
早く、先生、帰って。」


「はいはい。
じゃあ、後でな?」


もう…///////。


何だか一気に疲れた。




…でも、

嬉しいな。



…さっきまで
カップルにお酒売るのが
切ない気持ちだったけど、


今は幸せな気分。


先生が逢いに来てくれた。



家で僕の事を待っていてくれてる。



待っていてくれる人がいるって
いいな。






それから閉店時間になって、
急いで片付けをして
更衣室で着替えた。


先生に今から帰るって
伝えようとスマホを取り出すと
先生からメールが着ていた。



"デパートの近くの
T-カフェで待ってる"


ウソ…。

あれからずっと待ってて
くれたの?


時計を見ると23時を回ってる。


僕は急いで
先生の待つカフェへ向かった。






カフェに着くと先生は
一番奧の窓際の席に座って、

外を行き交う人々を見ていた。




その表情が暖かくて…。

胸が熱くなった。




「先生。
待たせてごめんなさい。

…でも、何で?
僕、今日は遅くなるって知ってたでしょ?」


「ああ。知ってたよ。
でも、綺麗な場所を見つけちゃってさ。」



「綺麗な場所?」




「ああ。

…出ようか。
チャンミン。」



僕は先生と一緒にカフェを出た。


街中はクリスマス一色。

イルミネーションが綺麗…。

キラキラしてる…。


もう遅い時間だから
人通りも少ない。

だからといって僕達は
触れる事は出来ないけど…。







不意に先生が

路地裏に曲がったと思ったら

僕の腕を引っ張った。


僕は


引き寄せられて、



先生のロングコートの中に



すっぽり隠されるようにして、


抱きしめられた。






えっ?


何?





「っ、ちょっ、
先生?」

僕は驚いて
先生を見上げると



「メリークリスマス。

チャンミン…。」



甘い声で僕に言う。






「ここ、
殆ど、人が通らないから。

…それに、見て。」


先生は僕を抱きしめたまま

指を指した先には

大きなクリスマスツリーが
見えた。



「綺麗だろ?



…2人で初めてのクリスマスだから
一緒にクリスマスツリーを見たくて。



…チャンミンを家でずっと待ってるの
やっぱり寂しくて。」




先生は見かけによらず
ロマンチスト…。



…それに今日は"シム"じゃなくて
"チャンミン"って呼んでくれてる。


ふふ。

なんだか可愛くて。


愛おしくて。


嬉しくて。


「ユノはやっぱり
可愛いですね。」






「…可愛いとか言うなんて
チャンミン
相変わらず生意気。



…でも好き。」



そう優しく笑った。



もう。



先生のその顔。


僕の大好きな笑顔。


それに、唇…。


…先生の唇って綺麗なんだよね。


紅くて


ぷっくりしてて…。


…キスしたいな。




僕はキスをしたい衝動にかられて
自分から先生にキスをした。



チュッ…。

触れるだくけの軽いキス。





「っちょっ!

シム、ここは外だから。」


先生は慌てたように言う。

それがまた可愛くて。


「ユノ可愛い。」



自分から抱きしめたくせに。


可愛い先生に


僕は堪らず、

また先生にキスをした。


二度目のキスは

さっきのキスよりも

熱いキス…。

…のつもりだったんだけど、




「っん…?っんん。」



僕からキスをしたはずなのに、、
いつの間にか

先生にされてる。




…んんっ、

く、苦しいっ!


先生は強引なキスをしてきたと思ったら

僕を引き離して


「…だから、
何度も可愛いなんて言うなよ。

家に帰ったら、
そんな事を言えない様にするからな。」


って…。



「//////。

ふふ。
いいですよ。」


僕は笑って答えた。



フッて先生もつられた様に笑った。




「あ、そうだ。

チャンミン、クリスマスプレゼント。

はい。」













「…あ、ありがとうございます。


あの、僕もプレゼント。」







プレゼントは嬉しい。


だって、

選ぶ時にきっと僕に

似合うのをいろいろ考てくれたはずだから。



…幸せなクリスマス…。





それにしても寒いなって思ったら
雪が降り出した。




「あ、雪。

ユノ、雪が降ってきた。」






ハラハラと降る雪。


ユノと初めてのクリスマス。

…ホワイトクリスマス…。




「…本当だ。

初雪。


チャンミン、

早く家に帰って
暖まろう。

キスの続きもしたいし、


…それと、


いちごのケーキも食べような。」






「うん!」

















♡終わり♡








☆チャユノです☆

本当はリアルホミンで
クリスマスのお話しをと思ったんです。
でも、切ないお話しになりそうだったのでやめました。

この2人は何の問題もなく
ラブラブなので♡
って言うか、ただのイチャイチャなだけのお話しでしたね(=´∀`)人(´∀`=)♡
何のトラブルも無くてごめんなさい(^^;;







明日は
「ずっとあなたに逢いたくて」を
更新します☆彡










素敵な一年が訪れるように…。
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Very Merry Xmas 1

2014.12.08 (Mon)










「先生」
「生徒」
「先生と生徒」
「先生とシム ~ハッピーハロウィン~」
の続編です。


※上記タイトルのカテゴリーは「先生とシム」になっています。
まだ読まれていない方はそちらから読んで頂けたら嬉しいです♡















僕は飲料水メーカーの新人営業マン。


仕事はとにかく、いろいろやらされる。





メインはもちろんうちの商品を
店に置いて貰う為の営業。

でも置いて貰うだけじゃダメ。
客に実際に飲んで貰って買って貰う。

また飲みたいって思って貰わないと…。




今日はクリスマスイヴ。


お酒担当の僕はデパートで
サンタクロースの格好をして

朝からずっと
ワインとシャンパンの販売をしている。


今回のお酒は
ハロウィンパーティの時に
手伝いに行った会社のもの。



…正確に言えば、
その会社がイタリアから仕入れたものを
うちのメーカーの物として
売り出した。







それを
試飲して貰って販売する。


だけど、試飲はしてくれるけど、
なかなか買って貰えないんだよね。




そりゃそうだよね。
ワインもシャンパンも高いし、

デパートには物凄くたくさんの
種類のお酒を置いてるんだ。

お客さんもいろいろみて
値段と相談しないとね。




…それだけに買って貰えると
本当に嬉しい。







…それにしてもサンタクロースの格好が
恥ずかしくて。


まさか自分がサンタの格好で
お酒を売るなんて…。





でも、デパートの
女子社員にはウケがいいみたいで、
サンタクロースの格好して
歩いていたら

「イケメン、サンタクロースさん。
似合ってますね。
お仕事、頑張って下さいね。」

とか、

「サンタさん、カッコいいから
後でワイン買いに行きますね。」

とか言われて。

…恥ずかしいけど、少し気分がいい。


ふふ。
僕、意外とモテるんだよね。




…って、
そんな事を考えていないで
仕事しないと。









昼間は主婦っぽい客が多かった。
家族が帰るまでに
ご馳走を用意するんだろうな…。



夕方からは
会社帰りのカップルが
増えてきた。


これから一緒にクリスマスを
過ごすんだね。

お酒を買って行くんだから
家でゆっくり過ごすんだろうな。



…それともホテルに行くのかな?


…いいな。





僕は今日も明日も
サンタクロース…。


そんな僕におかまいないしの
カップル。



…目の前でイチャイチャしないで
欲しい。




…羨ましいな。
人前で気にせず仲よく出来て…。




…恋人達にお酒を売ってる自分が
少し切なくなった。



…そう言えば、
ハロウィンパーティの時は
僕が女装をしたから
先生と街中を手を繋いで歩けたんだよね。


あの時は本当に嬉しかったな。


…だからと言って
女装する訳にいかないけどね。

それに先生は
このままの僕を好きでいてくれる…。





…先生に逢いたいな。


今日僕は仕事が終わってから
先生の家に行く事になってる。



だけど、仕事が終わってからだから
まだまだ先生には逢えない。



付き合って初めてのクリスマス。




…早く先生に逢いたい…。





あ…。


先生の事ばかり考えてたから


試飲のお酒が切れそう。


僕は急いで
紙コップにシャンパンをついでいた、



その時に、


「味見させて下さい。

サンタさん。」


そう声がかかって


振り向くと


そこには、


優しく微笑む



先生…、




僕の恋人の






ユノが立っていた。



















☆チャユノです☆

こんばんは♡
お久しぶりです☆彡
予定より長く休んでしまったのと、
連載をお休みしたままでごめんなさい(>_<)

今回はクリスマスシーズンなので
幸せな2人のお話しが
書きたくなりました。
2話完結です☆彡



それと、I knowにたくさんの拍手と
優しいコメントありがとうございました。
とっても嬉しかったです(*^^*)




T1STORY、無事に終わってよかったですね(*^o^*)
チャンミンの身体が衝撃的でした(^^;;











真っ赤な鼻をして
おどけてみせよう
世界の片隅で
君の笑顔が 見たいから
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ありがとうございました♡





先生とシム~ハッピーハロウィン 7~

2014.09.20 (Sat)

~最終話~










先生は僕を抱きしめたまま、

「…さっきのヴァンパイアが
先輩?」



って聞く。


「え?
あ、うん…。

いつも僕に顔の事言ってくる。」


「…シムの事が好きなんだな。」





「え?
…そうなのかな…?

ミノにもそう言われたけど…。」



抱きしめていた手が離れて
先生は僕を見る。


ヴァンパイア姿の先生に僕は
ドキドキしてしまう。


キスをしたから
僕が付けてた口紅が先生の唇に付いて
先生の唇がますます紅い…。




月明かりに照らされて、
本当のヴァンパイアみたい。


っ、…!

な、何?

先生に見とれていたら、

先生が僕の首に吸い付いてきた。


「ちょっ、
な、何?


…っあ…、

っあ…、
痛いっ、…。

ちょっ、やだ…、」


「うるさい。
動くな。

あのヴァンパイアに変な事されない様に、
俺の跡を付ける。」



っ、…。



…先生のバカ…。

この前も付けたばかりなのに。



でも、いいや。

跡、付けて…。

跡が消えない様にしてもいいから。


僕は月を見上げながら

少し痛いけど





先生の好きな様にさせていた。




先生は気が済んだのか、


顔を首から離して


今度は先生の綺麗な手で僕の頬を撫でる。


でも、また少し不機嫌な顔になる。



「…お前さ、
頬、触られてたよな?。

…もう触らせるなよ。」


そう言って、先生は僕の頬を舐めた。


「っあっ…、」


…//////。


舐められた頬が熱い…。



「…先生、何か、

いやらしいよ。」


「お前の格好の方が
やらしいだろ。

足、出し過ぎ。

だから、ナンパなんてされるんだ。」


「え?
見てたんですか?」


「助けようとしたら、
先輩ヴァンパイアに先横されたんだよ。

あいつ、ムカつく。」




…それで、怒ってたんだ。







ふふ。

可愛いな。先生。



「ユノ?
ヤキモチですか?

ユノは可愛いですね。」


「…お前、

そう言う時だけ
ユノって言うんだな。」


「先生もさっき名前呼んでくれましたよね?

もう一度呼んで下さい。」





「無理。
もう呼ばない。



…お腹空いたし、

パーティーに戻ろう。」




先生はそう言いながら

僕の手をひいて、


…掌を重ねてきた。




…僕達は初めて外で手を繋いだ。










…手を繋いで中庭のパーティー会場に戻って

手を繋いだままワインを飲んでご馳走を食べた。





いつもは男同士だから
外で手を繋ぐなんて出来ない。



でも、今日は魔女の衣装だし、
メイクのお陰で男に見えないみたいだから、




手を繋いでも、



誰にも変な目で見られない。






男女の普通の恋人がみんなしてる事…。



人の目を気にしなくていい。





外でも先生に触れられる。





…何だか嬉しいな。







「な、シム?
この衣装のまま街に出よう。」


「え?」


「少し、街を歩こう?

街中はハロウィンの衣装を着た人達でいっぱいだから大丈夫。」




「…うん!」





僕は先生とパーティー会場を後にして街へ出た。



先生の言う通り、

街中はハロウィンの仮装をした人々でいっぱいだ。




先生のヴァンパイアと僕の魔女もあまり目立たない。




…僕達はずっと繋いだ手を離さない。



…恋人繋ぎ。




外で手が繋げるって



何だか幸せで…。


たったそれだけの事だけど、


いつもは出来ない事だから。





…嬉しくて



涙で景色が霞んできた。





そんな僕に先生が気が付いて、


「魔女が泣いてる。

…泣くなよ。





…また、


また、来年も


一緒にハロウィンパーティーに行こう。


…な?


チャンミン…。」




そう言って


優しく笑って、


繋いだ手を強く


ギュッとしてくれたんだ。











♡終わり♡














☆チャユノです☆

外で人目を気にしないで
2人をイチャイチャさせたかった
お話しです(=´∀`)人(´∀`=)♡

先生ヴァンパイアと先輩ヴァンパイア
がチャンミンを取り合うシーンを
もっと描くつもりだったけど、
2人に早く外で手を繋いで欲しかったのでやめました(^^;;



新曲「Time Works Wonders」の
ジャケットいいですね\(//∇//)\
I knowみたいな二人だけのPVだったらいいなー♡





今日も読んで頂て嬉しいです♡
ありがとうございました♡
(明日はLove Againです。)





「来年も一緒に。」
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先生とシム~ハッピーハロウィン 6~

2014.09.19 (Fri)








え⁈


嘘!

何で、何で先生が?


明らかに怒ってる声、

怒った表情で

歩いてくる。


それで僕のそばに来たと思ったら、


「チャンミン、
パーティーに招待してくれてありがとう。

会場、案内して。」

そう言いながら僕の腰に手を回して
僕をグイッと引き寄せた。


え⁈

外だって言うのに
腰に手を回してくるなんて、何で?



それに、
いつもは"シム"って呼ぶのに、
何で今日は"チャンミン"って呼ぶの?


頭がパニックだよ。

ソンミン先輩も驚いた顔をしてる。



そんな先輩に先生は、



「…突然すみません。

ですが、チャンミンを連れて行きます。」


それだけ言って、
僕の腰を抱いたまま、僕を引っ張るようにして
歩きだした。




「ちょ、ちょっと、先生?

な、何で?」


振り向いてソンミン先輩を見ると、
唖然とした顔で僕達を見てる。

「せ、先輩っ、、!
す、すみません。

僕の知り合いなんです。」

そう先輩に向って
言った。


そしたら、




「あんな奴の、事なんてどうでもいいだろ!
いいから俺に着いて来いよ!」

先生は何故か凄く怒ってる。




僕は背中を強く押されながら




強引にパーティー会場の外に連れて行かれた。






外って言っても、

そこは中庭になっていて、

その中庭でもパーティーが行われている。


テーブルには美味しそうなご馳走とワインが並んでる。



夜の中庭は室内と違って
照明が暗いし、
ミュージックも小さめ。


…だからなのか、
カップルが多い。


…抱き合ってるカップルもいる。



キスをしてるカップルもいる…。


…僕はそんなカップルから目を逸らして、





「…先生?
何で怒ってるんですか?」


って聞いた。

でも、先生はそれには答えずに

さらに僕の腰を抱き、

中庭の奥に連れて行く。


「せ、先生?
どこに行くんですか?」

「いいから
着いて来いって。」



…、
何で怒ってるのかわからないまま、

先生に


誰もいない場所まで
連れて来られてた。



先生の足が止まったと思った

次の瞬間、

建物の壁に押し付けられて

両手を頭の上に一つにされて、



先生にキスをされた。


「んっ、
やっ
ちょっ、

や、嫌、っ、
…んっ…、」



外でキスなんて、
初めてで。

っ、…。


人に見られる。



僕は抵抗しようとするんだけど、
先生はやめるどころか

頭上で一つにしてる手首をさらに強く掴んで
僕が動けない様にしてきた。








「っあ、…っん、、、」

…何度も先生の舌が
僕の口の中に入ってくる。




…男同士で

こんなところで、

人に見られたら、

どうするんだよって思ったけど、


先生のキスが気持ちよくて

いつの間にか


抵抗する事を忘れて

僕も先生のキスに夢中になっていた。





…何度も舌を絡め合ってから、




唇が離れた。



それから僕は



抑え付けられていた手を離されて、









ヴァンパイアのマントの中に


すっぽり入る様に、



抱きしめられた。
























☆チャユノです☆



嫉妬した先生ヴァンパイアでした♡
明日が最終話です(*^o^*)♡


今日も読んで頂けて嬉しいです♡
ありがとうございました♡








「先生、ここは外ですから…。」
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先生とシム~ハッピーハロウィン 5~

2014.09.18 (Thu)









ソンミン先輩、ミノ、僕の三人は
パーティー会場に着いて、
取り引き先の会場の担当者と打ち合わせをした。

サクラで盛り上げてくれたら
いいって聞いていたのに
少し違った。


取り引きの売り出すワインの宣伝をする為に
パーティー会場の入口で
チラシを配ように頼まれた。


配り終わったら
後は自由にしていいって言われてる。


ワインを飲んで
ご馳走も好きに食べて下さいって。

だから、チラシ配りの仕事はなんて事はない。





…パーティー会場の入り口は二箇所。

僕とミノはメインの入り口、

ソンミン先輩は会場の裏にある入り口に別れて
チラシを配っていたんだけど、



ミノが、

「ゴメン。チャンミン。
彼女が来たんだ。

残りのチラシ、配っておいて!」

そう言ってナース服を着た彼女と
パーティー会場に消えてしまった。





ミノ、彼女を招待してたんだ。


…僕も先生を招待すればよかった…。

…先生のヴァンパイア、見たかったな。


そう思いながらチラシを配っていたら、
今度はソンミン先輩が


「シム!
悪い。
あとのチラシ全部配っておいて。

友達が来たんだ。
そいつらとパーティーに行ってくる。」




そう言って僕にチラシを押し付けてさっさと
先輩も行ってしまった。


先輩は友達を招待してたのか…。





…もう一つの入り口で
チラシ配る人がいなくなってしまった。

…まあ、いいか。
チラシさえ全部配れば大丈夫なはず。




はあ。

でも、何で僕一人でチラシ配らなくちゃいけないんだよ。

まだまだ残ってる。


僕だって早くワインを飲みたいし、
ご馳走だって食べたいのに。


仕方ない。

早く配ってしまおう。


…それにしても、
魔女の格好をしてるからか、

男性客にやたらと声をかけられる。



「綺麗な魔女さん、
電話番号教えてよ。」


「うわ、
この魔女、マジで綺麗。
名前は?」

「ねえ、可愛い魔女さん、
一緒に飲もうよ。」



…面倒だけど、
仕事だから、

ニコって、笑う。
声は出さない。



パーティー会場の入り口で
次々と客が入ってくるから
声をかけてきた客も
それ以上しつこく言ってくる事はなかった。











…既にパーティーは始まっていて、
入場してくる客もほとんどいなくなった。

チラシもあと少し。


男性客三人が入って来て、
やっとチラシ配りも終わるって、
思って、

その男性客にチラシを渡したら、


「…モデル?」

って、聞かれた。


…え?モデル?
意味がわからなくて
答えずにいたら、


「だから、
君、モデルかなにか?


…まあ、なんでも、いいや。
俺達と飲もうぜ。」

って、いきなり僕の腕を掴んだ。


男三人は既にどこかで飲んで来たみたいで酔っ払ってる。

かなり、お酒臭い…。

「ちょ、ちょっと、

あの、僕、男ですから!

は、離して下さい。」

そう言ってるのに、
僕の手を離してくれない。

一人は腰に手を回してきた。


「そんな嘘つくなよ。」

「そうだよ。
こんな可愛い男がいるかよ?」

「アハハ、
本当に男だったとしても
いいよ。

いいから、俺達と飲もうぜ!
可愛い魔女さん。」


…!
嫌だ。

嫌だ。

三人がかりで僕を引っ張る。


「お願いします。
手を離して下さい。」

って、何度も言ってるのに

「いいから、
着いて来いよ。」

って、離してくれないで
僕を引きずる様にして

会場へ連れて行った。



誰か助けてって、思うけど、
取り引き先の会社のパーティー
だし、
変に目立ちたくない。




酔ってる人間は怖い。

…どうしよう。

どうしよう。

まさか、パーティー会場で
襲われるなんて事はないだろうけど、
でも、強い力で腕を掴まれてるし、
相手は三人だし、


怖い。

僕は泣きそうになってしまった。




不意に
僕を掴んでいた手が離れた。


え?

って、思って、
顔を上げたら、


「すみません。
その子、俺の連れなんで。

返して下さい。」


ソンミン先輩だった。



男達を僕から離してくれた。


男達はソンミン先輩に
いろいろと文句を言っていたけど、
諦めてその場を去って行った。


よかった。

助かった。

僕は心底ホッとして、


「ソンミン先輩、
助けてくれて
ありがとうございました。」


そうお礼を言った。

そしたら、
ソンミン先輩はいつもと違う感じで、


「俺こそゴメン。

悪かった。

俺が魔女の格好なんてさせたから。

…こんなに綺麗になるなんて
わかってたら
魔女の格好なんてさせなかった。

大丈夫?」



…あれ?


いつもの意地悪な先輩じゃない。

全然違う先輩に驚いて
先輩を見つめたら、

先輩はフッて笑って

僕の頬を撫でた。




…その瞬間に

声がした。

僕を呼ぶ声。


少し怒った様な声。




「チャンミン!」




声がする方に視線を向けたら




そこには、



ヴァンパイア姿の先生が




立っていた。











☆チャユノです☆

もっと話しを進めるはずが
ごめんなさい(>_<)
お話し進めるのって難しいですε-(´∀`; )




今日も読んで頂けて嬉しいです♡
ありがとうございました♡






「だから魔女の格好は
危ないって言ったんだ。」
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