楽園の妖精 4 (最終話)

2015.05.01 (Fri)










さっきの撮影の時に一瞬だけ
抱きしめたチャンミンの身体。




服を着ていない
その身体はもっと華奢で…。




このまま、キスして
押したおしてしまいたい。


でも、

「ユ、ユノさんっ?」


チャンミンの声で我に返って、
慌てて、

チャンミンを引き離した。


「ユノさん?
…あ、あのっ…、

…/////////。」


チャンミンを見ると
頬を上気させて、


涙目。



今にも大きな瞳から
涙が零れ落ちそう…。




…あ…。



マズイ…。




嫌われたかもしれない。






男の俺にこんなことされて、
気持ち悪いって

思ったはずだ。


っ…、

俺はそれが耐えられずに、
自分の着ていたジャケットを脱いで

チャンミンにそっと
羽織らせて


「…スタイリストに
言ってなんとかしてもらってくるから。


…チャンミンはここで待ってて。」


そう言って、

チャンミンの手にしてる
汚れてしまったジャケットを
奪い取る様にして


俺は部屋を出た。











コーヒー色に染まったジャケットは
プロのスタイリストが
なんとかしてくれる事になって



後で控え室に持っていきますって
言われて


…俺は控え室に戻った。




扉を開けると
心配そうな表情で

チャンミンが駆け寄ってきた。



「ユノさんっ…。」




「…ジャケット、綺麗にして
持ってきてくれるって。

だから
大丈夫だからな?」




「…よかった。

ありがとうございます。



あのっ、

ユノさん。

さっきのって…?」




「え?」



…"さっきの"は

抱きしめた事を言ってるんだろうな。




抱きしめておいて

何でもないフリなんてもう出来ない。



気持ちを伝えて
ハッキリと振られよう。

その方がスッキリするよな?



俺はそう決意した。






「…いきなり
抱きしめてごめんな?



…でも、チャンミンが
あんな格好で部屋から出るの、
嫌だったんだよ。

誰にも見せたくないって
思って。」





「…誰にもって…。

…僕はモデルだから、
人前で脱ぐのは慣れてるし、

撮影現場だから、
スタッフたちも何とも思わないですよ?」






…何とも思わないわけないだろ?

知らないのはチャンミンだけだ。




モデル仲間が
チャンミンの事を話してたのを

何度か聞いた事がある。


"チャンミンの身体ってそそるよな"


"チャンミンの裸って
女より色っぽいよな"




そう言う事を
言う奴に俺は

「チャンミンは
手をだすなよ?」って

言ってきたんだ。





自分がどれだけ
魅力的なのかわかってない。







知らないのはチャンミンだけだ。



無自覚過ぎる。




…だけど、


抱きしめたのは

チャンミンの裸を見られたくなかっただけじゃない。








「…確かにモデルだから、
肌を見せるのには慣れてるよな。


でもさ、
こう言ういろんな人がいる現場で

脱ぐのはやめた方がいいよ。

…チャンミンは
男にも狙われてる。」


「え?」



意味がわからないって顔をしてる
チャンミンの肩から


羽織らせたジャケット が
落ちそうになるから

俺は手を伸ばして

なるべく肌が見えない様に

もう一度ちゃんと羽織らせた。




「…でも、それだけじゃなくて、


チャンミンを抱きしめたくなって
抱きしめたんだ。



俺、


チャンミンの事が好きなんだ。」




「…う、嘘…。」



「嘘じゃない。


ずっと好きだったんだ。

一年以上、片思いしてた。」




「で、でも、ユノさんっ


僕の事は弟だって。

さっきだって
シウォンさんに弟みたいなもんだって言って…。


…ユノさんはいつも僕の事を弟扱いしてたのに。」




チャンミンはまた顔を曇らせて
怒ってる感じで言う…。





…弟って言うのが

そんなに、嫌だったなんて
思わなかったな。




「…そう思うしかなかったんだよ。

可愛い弟。


でも、弟にもなって貰えなかったな。
嫌だったんだろ?

勝手にチャンミンも
俺の事を、兄みたく思ってくれてるって勘違いしてた。




…好きとか気持ち悪いこと言ってごめん。


もう、言わないから。
ちゃんと諦めるから。


だから、これからも
先輩、後輩でいてな?」



チャンミンは困った様な

泣きそうな顔をしてる。




あー。


だよな。



困るよな。



…先輩後輩の仲にも

戻れないかもしれない。







「…俺、

外の空気吸ってくる。

ごめん。変な言って。

忘れていいから。」



そう言ってドアを開けようとした。






その瞬間、




チャンミンは俺の背中に

抱きついてきた。









「…え…?

…チャンミン?」



俺は驚いて振り返ると

今度は正面から抱きついてきた。



チャンミンの羽織っていた

俺のジャケットは床に落ちて、



またチャンミンの素肌が俺の
身体に触れる。









「チャンミン?」






「ユノさんのバカっ!




か、勝手に告白して

僕の返事も聞かずに忘れてなんてっ!

本当に勝手な人ですね?

ねえ、僕の気持ちは?

僕の返事は
聞かないの?


ユノさんのバカっ!


無神経の鈍感王子っ!」




え?



えっ?



チャンミンは
毒舌と言うか、


めちゃくちゃ怒ってる。


何で?



無神経とか鈍感とか
意味わかんないんだけど?







「チャ、チャンミン?」





「ユノさんっ

ほんっと、
勝手過ぎます!




鈍感過ぎますっ!







僕もっ…、





僕もユノさんが好きっ。




弟なんかじゃないですよ?



弟なんか嫌だって思ってたんです。



ユノさんっ、

僕は

ユノさんの事がずっと好きでした。」






そう言って見上げたチャンミンが


可愛くて。




あまりに可愛くて。




俺は、



その可愛い顔を両手で包み込んで




キスをした。



「っちょっ、

…んっ。んん、!

ん…あっ…、

んんっ。ん…っ/////////」




チャンミンの舌を何度も
何度も絡め取る。



最初は抵抗した
チャンミンも



舌を絡みかえしてくる。





「…っ…。

んっ、



んんっ。」




何度も



…何度も。








ずっとこうしたかったんだ。




チャンミンに触れたかった。




弟なんて無理だ。




無理だったんだ。





それに弟にこんな事出来ないよな?



俺はチャンミンの腰に手を回して


更に引き寄せて



キスを続けた。







長い長いキスの後、





チャンミンを引き離して、





「チャンミン、




弟なんて無理。


後輩も無理。




今日からは


俺の恋人になって貰える?」





そう言うと、






「…はい。


ユノさん。

…ユノさんっ。

僕をユノさんの

恋人にして下さい。」




潤んだ瞳の上半身裸の妖精は




可愛く首を傾げて




そう言ったんだ。






















♡終わり♡







☆チャユノです☆


はーい♡
二人は両思いでした\(//∇//)\
鈍感ユノ王子様の恋が実りました♡

トン欠だったので
明るいお話しをと思って
書きました(o^^o)






いよいよGWですね!
私は南国へ行ってきます♡
皆さんも楽しいGWを
過ごして下さいね(*^o^*)




次の更新がいつになるか
わかりませんが
なるべく早く更新できる様に
するので待っていて下さいね♡

では、次の更新の時に(^ー^)ノ







おまけ♡

「なー、チャンミン。
たまには俺にも毒舌な事言って?」
「…無理ですよー。」
「何で?」
「好きな人には甘い言葉しか
言えないですよ。」
「甘い言葉?」
「ユノさん、好き。大好き。
サランへー♡」
「…/////////。」
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楽園の妖精 3

2015.04.30 (Thu)









「え?

王子様?」


思わず聞き返した。


俺は王子様みたいとかよく言われたりする。
実際、さっきもスタイリストの女の子に

「ユノさん、王子様みたいですね。
この衣装が似合うのはユノさんしかいないです!」

って言われた。


だから、割と言われ慣れてる。


でも、

チャンミンに言われると
なんかくすぐったい気分。


それでまた、俺は
すぐに答える事ができずにいたら、
チャンミンは


「っ…///////、

あっ、ご、ごめんなさい。
僕、変な事、言っちゃって。

あのっ、

ユノさん、何か飲みますか?


僕、買ってきます。」



なんて言うから





「フッ。
何慌ててるの?

王子様とか言われ慣れてるし。

俺そんなに王子様?」




俺はそう返した。




「…///////。はい。

王子様です。」



な、なんだよ。
チャンミン、何で更に顔紅くするんだよ?

こっちまで
紅くなるだろ?



冗談言わないと、
動揺してるのがバレる。


そう思って冗談っぽく
したんだけど…。



「じゃ、俺が王子様なら
チャンミンはお姫様だな?



なんてな?


チャンミンは弟だよなー。」






「…僕、お姫様なんかじゃないです。



…それに、ユノさん?



さっき、シウォンさんにも僕の事、
弟みたいなんもんって言ってたけど

僕はユノさんの弟なんかじゃないですよ?


弟って言わないで下さい。



…飲み物、買ってきます。

ユノさんはアイスカフェラテですよね?」





え…?



何で?




怒った?



チャンミンは
また曇った表情になって、
俺から逃げる様に
控え室から出て行ってしまった。





…さっきシウォンと話してた時に
チャンミンの顔が曇ったのは


俺が"弟みたいなもん"なんて言ったから?


…そっか。
弟って言われたくなかったんだ。


…なんか凹むな。

弟じゃないなら、
ただの後輩ってやつ?



先輩と後輩か。



…シウォンには毒舌を言うのに
俺には言ってくれないし。


チャンミンにとって
俺は気を使う先輩って事なのか?





仕事で会えば
俺のそばに来てまとわり付くくせに。





モデル仲間で飲みに行った時だって
いつの間にか俺の隣に座ってるのに。



酔って俺にずっともたれかかってたくせに。


甘えた感じで
「ユノさん、
ビールおかわり。」

なんて言って。



だから、慕ってくれてるって。

兄の様に思ってくれてるって
思ってたのに。


チャンミンはそうじゃなかったんだな。



…そっか。

それなら、
もう、弟みたいって言うのはやめないとな。






…。






それから、すぐにチャンミンは
戻ってきて、

飲み物をテーブルに置いて

俺の隣に座った。








「……チャンミン。
ごめんな?

もう、弟みたいとか言わないから。

俺たちただの
先輩と後輩だもんな?」




「っ…、///////。

ち、違っ…、


ユノさんって、
ほんっとに鈍いですよね?」



「え?」


チャンミンはなんだか、
さらに怒った感じで
そう言う。

それで、
怒った感じのチャンミンは
買ってきたアイスコーヒーを
飲もうと手を伸ばした瞬間に

アイスコーヒーのカップを
倒してしまった。


…っ!


それと同時にチャンミンの
衣装にアイスコーヒーが
かかってしまった。




「あ、ど、どうしようっ。」

チャンミンは
泣きそうになってる。



ドルチェ&ガッバーナの白生地の衣装が
コーヒー色に染まってしまった。



「衣装、汚しちゃった。」




それで
チャンミンは椅子から立ち上がって
いきなり

濡れてしまったジャケットを脱いで





「ユノさんっ、

僕、洗ってきます!」


そう言った。


「チャンミン!

待てって!

そんな格好で部屋から出るなよ !」



俺は部屋から出ようとする





チャンミンの腕を掴んで、




引き寄せて




抱きしめた。









もう、無理。



この無自覚で小悪魔な妖精は



俺の理性を無くさせた。




だって、


チャンミンはジャケットの下に


何も着ていなかったんだ。








真っ白で


華奢な身体。






男にしては細すぎる腰…。










…俺はその華奢な身体を




抱きしめずには





いられなかったんだ。


















☆チャユノです☆



あー( ̄◇ ̄;)
ごめんなさい!
鈍い王子と無自覚な妖精のせいで
3話で終わらなかった(^^;;

明日でラストです(o^^o)







リアルの二人はLAに行きましたね。
二人で歌う姿を見れるのが嬉しいな♡

T1STORYのDVD発売も
嬉しい(o^^o)




アンコン…、
ライブビューをしてくれると
いいですね☆彡







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楽園の妖精 2

2015.04.29 (Wed)










「おはようございます。

シウォンさん、
よろしくお願いします。

ユノさんもよろしくお願いしますね。」



チャンミンはそう言って、
俺の隣に立つ。



…。


妖精だ。


妖精が俺の隣にいる。


…男性雑誌でモデルしてる時と
全然違うメイクと衣装。




…可愛すぎるだろ…。



俺はチャンミンに
惚れ直してしまった。





「おー!

チャンミンは
まさに妖精だなー!

綺麗。綺麗。
背中に羽根が生えてそうだなー。
可愛い。


ね、可愛い妖精ちゃん、


今度俺とデートしよ?」



シウォンはデレデレした感じで
言いいながら、

チャンミンの肩に手を回して

抱き寄せた。





っ、チャンミンに触るなよ!







でも妖精みたいな
チャンミンは振り払わずに


「は?

シウォンさん、気持ち悪いですね。

シウォンさんとデートなんてしたら、
何されるかわからないから
しませんよ?

僕、そっちの趣味ないんで。」


そう答えてる。






「アハハ!

相変わらず毒舌だなー。

綺麗な顔してそーゆー毒舌
たまんないね。


な?

ユンホ。」




「…そうですね。」




俺はシウォンがチャンミンの肩に回した手が気にならながらも

少しシウォンが羨ましかった。



チャンミンは相手が
年上だろうが、

割と平気で毒舌。


…もちろん、
お偉いさんとか、
初対面の人に毒舌なセリフは
言わないでちゃんとわきまえてる。



でも、何度か一緒に仕事をしてる
人間とかには、毒舌。



そう。



可愛い顔して毒舌。




でも、俺は毒舌
言われた事ないんだよな。



…何でだろ?


仲は悪くない。


でも、気を使ってるのかな?


俺、後輩には
厳しいからな。





…チャンミンの可愛い顔でドSな事を
言われてみたいとか

思ってるんだけど…。



俺、おかしいかな?





あー…。

そういえば、

チャンミン、今、


"僕、そっちの趣味ないんで"


って、言ったな。



…そっか。


そうだよな。


何気にショックだな。


男なんて全く興味ないんだろう。





俺の気持ちは
隠し通さないとな。

…はあ…。


失恋だな。




告白する前に失恋。


…ショック。




…なんて

ショック受けてる場合じゃなく、


シウォン、いつまで
チャンミンの肩を抱いてるんだよ?




チャンミンもそのままに
されたままだし!



「シウォンさん、
いい加減、チャンミンから
離れて。」


そう言って俺はチャンミンの
腕をひっぱって、
引き寄せて、


一瞬だけ、抱きしめて


それで、すぐ引き離した。


一瞬だけど、
華奢な身体は

折れてしまいそなくらい細かった。


…、


っ…。



抱きしめた感触に
胸が熱くなる。



何でもないフリしないと。



「…チャンミンは俺の
弟みたいなもんだから。

シウォンさんみたいな人から
守らないとな!

チャンミンも気をつけろよ?」



「…はい。

ユノさん…。」


チャンミンは俺には
素直。


「シウォンさんみたいな人って
なんだよ?

ユンホ、お前、失礼過ぎるだろ?


ふっ。弟か。

お前ら仲良いもんな。
本当、兄弟みたいだな。」


シウォンが笑って言った後
チャンミンを見ると、


チャンミンの表情が少し
曇ってる気がした。



何で?



…気のせいかな?





「ま、とにかく
今日の撮影、よろしくな!」


チャンミンの表情が
気になったけど、

シウォンさんの一声で
撮影はすぐに始まった。











俺たちは


赤、紫、

黄色のカラフルに


差咲き乱れた花々をバックに


ポーズを取る。






カシャっ。



カシャっ!


スタジオに鳴り響くシャッター音。



それと、
シウォンの指示。



「もっと、
近づいて。


ユンホ、チャンミンの肩に手を回して。

…花にもたれるように、
床に座って…。

チャンミン、ユノの肩に
寄りかかるようにして。


ユンホ!
妖精みたいな顔して。」



は?


なんだよ?

妖精みたいな顔って!


って思ったけど、

チャンミンと密着できるのが
嬉しい。


俺はともかく、
チャンミンは妖精みたいで綺麗。






俺が知ってるどの女より
綺麗で可愛い。



さっき失恋気分で
ショックを受けたけど、
チャンミンと近づけて嬉しい。



こんな事が嬉しいなんて
俺は重症だな。


…うん。

そうだな。



告白してふられたわけじゃないし、



告白しなければ
失恋する事もないよな。


まだ片思いでいたらいいよな。



シウォン、もっと、チャンミンと、
くっつけって指示しろ。

こんな時じゃないと堂々と
チャンミンの肩なんて
抱けないんだから。





いろんなポーズをして




撮影が進む中、



「…んー、

もっと、自然にできない?」



シウォンがカメラから
視線を外して、

俺とチャンミンを見る。


それで、



「お前らの好きにやって。

ユンホ、チャンミン、

自由に動いて。」



そう言ってきた。


…自然にやってるつもり
だったんだけどな。




もちろん俺は
プロのモデルだから、


そんな指示は当たり前だし、
簡単な事。



…でも、相手がチャンミンだと、
緊張していたのかもしれない。



プロとしてこれじゃ
ダメだよな。


集中できてないんだろう。




そんな俺の気持ちを
知らないチャンミンは


「ユノさん?

…自由にってシウォンさんが
言ってるから、

自由に自然にしましょう?」

俺の耳元で囁く様に言ってきた。


チャンミンからは
いい匂いがした。




…//////////。



だからっ!


耳元で囁くなよ。


余計、自然に出来ないだろ?

罪な奴だよ、妖精チャンミンは。

…妖精じゃないな。


小悪魔だな。



「…ああ。
そうだな。

じゃ、自由にな?」



俺はドキドキする気持ちを
必死で隠して平然と答えた。


それでなんでもない事の様に
チャンミンの肩に手を回したり


さっきより強引に

腰に手を回して引き寄せたりして
キメ顔をしまくった。




チャンミンもノってきたのか、

顔を近づけて

俺の胸にもたれかかる。


って、それヤバイんだけど。






もたれた身体。


華奢な身体から
チャンミンの体温…。




って、あー!


撮影に集中しないと。













カシャっ!


カシャッ!




「いいね!

二人ともいいよ!


今度はチャンミンが
ユンホの肩に手を回して。」






それからは

シウォンもノってきた様で

撮影も無事に終わった。









といっても
まだこの後のインタビューで

撮影があるんだけどな。






俺たちはこの後2人でインタビューを受ける事になっていた。



それまで少し時間があるから
衣装のまま控え室で
待つ事になっていて

俺とチャンミンは
スタッフに控え室に連れてこられた。






で…、今、

控え室に
チャンミンと2人きり 。





…緊張するけど
普通にしないとな。



普通に。



部屋に入るとすぐに、


「…ユノさん、
撮影、楽しかったですね。」


チャンミンが顔を傾げて
言ってきた。


またそれが可愛くて…。




なんで、そんなに
目が大きいんだよ?

睫毛が長いんだよ?


可愛いんだよ?



背丈は俺と変わらないくせに、
上目遣い。




「ユノさん?

聞いてますか?」




すぐに答えない俺の顔を
覗き込むチャンミン。



「え?

ああ。

そうだな。

楽園の妖精ってコンセプトには
びっくりしたけどなー。」




「…本当ですよね。
でも、きっとそう言うタイトルが
雑誌の表紙に書いてあると、
読者が興味を持つんじゃないですか?

楽園とか妖精って
女性が好みそうですよね。


でも、衣装が全然、妖精じゃないけど。


…それに、ユノさんは妖精って言うより

王子様って感じですね。」









チャンミンは俺を見つめながら


なぜか頬を赤らめて


そう言ったんだ。

















☆チャユノです☆


今回はユノがグルグルです♡

妖精チャンミンに片思いのユノを
応援して下さいねー(o^^o)




今日、スッキリに出たんですねっ♡
動画で見ましたー♡
ドキュメンタリー楽しみ(*^o^*)











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楽園の妖精 1

2015.04.28 (Tue)









俺の名前はチョン.ユンホ。

28歳。

職業モデル。



雑誌の専属モデルの他に、
高級ブランドのモデル
その他にも広告やCM。



最近はドラマにも出ていて
役者の道も本格的に勉強中だ。





自分で言うのもなんだけど
俺は人気がある。


そのせいか、モデルだけど
アイドルみたいな扱いで、

とにかくイベントに呼ばれるし、

雑誌の取材も多くて
休む間もなく仕事がくる。







今日は
女性誌「SPUR」の写真撮影。


男性雑誌は
服を売る為のモデルとしてだから、
いかに、洋服がかっこよく見えるか、

どんな風に着こなしたらいいか、
それが大事。

それによって、服が売れるか
売れないか左右される。





…でも、今日は女性誌。




専属モデルをしてる雑誌は
たくさん洋服を着ないといけないけど


女性誌では
服がメインじゃなくて

俺がメイン。


だから数枚の衣装を着るだけで
済むから楽でいい。






…今回は俺だけじゃなくて、
一緒に撮影する相手がいる。


同じモデル事務所の

シム.チャンミン。

27歳。


チャンミンも俺と同じくらい、
売れっ子モデル。


モデル業だけじゃなくて
バラエティの司会もやってる。


顔に似合わず
毒舌が人気の司会者。


…毒舌なくせに、
身振り手振りが可愛い。
笑顔も可愛い。


そのギャップが人気なんだろうな。


…ほんっとに可愛い。


もー、めちゃくちゃ可愛い奴なんだよ。





事務所は俺とチャンミンを
セット売りしたがって

最近、チャンミンと一緒の仕事が多い。


俺とチャンミンが2人並んで
雑誌の表紙を飾ると、

その雑誌は売り切れ続出に
なるとか…。





そう言えば
この前、雑誌で

~ユンホ&チャンミン
永遠のライバル~

とか書かれてたな。




…ライバル?

俺はチャンミンの事を
ライバルなんて思った事がない。


勝手にそんな事を書くなよな。



ライバルなんかじゃない。






チャンミンは
俺の好きな人なんだ。



俺は1年以上
チャンミンに恋してる。


だけど、
好きな気持ちを伝えていない。




チャンミンは俺を兄の様に
慕ってる。


ただそれだけ。


兄弟みたいな関係。




それに、
チャンミンは女の子が
好きに決まってるから、


俺の気持ちを伝えたところで
気持ち悪がられるだけだ。



…俺だって今でも自分の気持ちが
信じられない。

ノーマルな俺が
男のチャンミンを好きなんて。




はあ…。



この想い、どうしたらいいんだ?



諦めようと他の女の
付き合ったけど
やっぱりダメで、


ますますチャンミンへの
想いが強くなって…。




俺に言い寄ってくるたくさんの女を
好きになれたらどんなに楽か…。




…あー。


切ないなー。





切ない片思いって感じ。




でも
今日は仕事で一緒だから
ラッキーだな。


…チャンミン、
さっき、挨拶した時
眠そうだったな。




眠そうなチャンミンも
可愛いんだよ。




…って、
俺、チャンミンの事ばかり
考えてるな…。


仕事に集中しないと。


俺はそんな事を考えながら、

メイクを終えて
衣装に着替えてから
スタジオに入った。






…あ。

今日のカメラマン、
俺の嫌いな奴だった。


そいつの 名前は

チェ.シウォン。

37歳。


腕は確かな奴なんだ。



腕は確かだけど、
シウォンは



ゲイで有名。



やたらと俺にも触ってくる。


俺だけならまだいい。


チャンミンには
触れさせない様にしないとな。



…チャンミンを
あいつから守らないと。







「ユンホー!

久しぶりだな。

今日のコンセプトは

"楽園の妖精"だからな?」


スタジオに入ったと同時に
ゲイのシウォンが俺のそばにやってきて

そう言った。


「…雑誌の担当者から
聞きましたけど、

"楽園の妖精"って何ですか?

意味わかんないんですけど。

俺、アラサーですよ?」


「アハハっ!

まあ、そう言わないでよ。
ユンホ。


セットもたくさんの花で
埋め尽くしたから。

妖精の顔してな?」


シウォンは俺の肩を撫でながら
ニヤニヤして言った。


触るな。

気持ち悪い。


…なんか、いやらしいんだよな。
こいつ。






…妖精とか、
マジで意味わかんないし。




でも仕事だからな。



コンセプト通りにするしかない。




そう思ったその時に


「…ユンホ、
妖精が来たよ。」



シウォンがそう言って
俺の後ろを指差した。


「え?」



妖精なんているわけないだろ?



シウォンは本当に


ウザい。



だけど、



振り向くと



そこには






妖精がいた。






キメの細かい白い肌。



ウェーブがかった茶色い髪。


潤んだ瞳のバンビアイ。



胸元が開いた白色の衣装。



中性的な容姿の



シム.チャンミンは




妖精そのものだった。






























☆チャユノです☆


お久しぶりです♡
皆さんお元気ですか?
私は元気です(o^^o)




前回お休みするって書いて、
それに対して皆さんから優しいコメントを
頂いて本当に嬉しかったです(o^^o)
ありがとうございました(*^o^*)
これからも自分のペースで
ブログを続けるのでよろしくお願いしますね☆彡




まだお休み中ですが、
SPURの2人を見たら
妄想が浮かんで書かずには
いられなくて書いちゃいました。
本当に綺麗な2人ですよね♡

あ、始まり方、
チェリーブロッサムとかぶってて
すみません(^^;;

二人がモデルお話しで
全3話の短編です。
楽しんで頂けたら嬉しいです(o^^o)


(シウォンペンさん、
気を悪くされたらごめんなさい。)




T1STORY、
二人とも楽しそうでしたね♡
やっぱりステージで
歌ってるユノとチャンミンが
大好き(o^^o)



それから1日遅いけど、

☆彡東方神起、
10周年おめでとう☆彡




コメント&拍手コメントの返信は
コメ欄にさせて頂いてます。

では、また明日♡





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