始めに…。

2024.04.17 (Wed)




こんにちは。

管理人のチャユノです。

東方神起が大好きです。

素敵なホミン小説、たくさんありますよね。
全くの素人ですが、自分でも書いてみたくなりました。


東方神起が好きで、BLの意味のわかる方、
あくまで妄想の世界と理解してくれる方のみ、
よかったら覗いて下さい。



(18歳未満の方はお帰り下さい)


※画像は全てお借りしています。
ありがとうございます。
































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プラトニック 58 ~最終話~

2017.07.25 (Tue)








それから俺は
チャンミンの手首を掴んだまま

ひと気のない場所を
無我夢中で探した。

頭の中はとにかくチャンミンに
好きな気持ちを伝える事で
いっぱいで。

だけど春のお台場は
俺の予想に反して平日とは言え

海辺にも
観光客やカップルがたくさんいて

チャンミンと二人に
なれる場所がない。

弱ったな。家に帰ってから
告白する?


どうしたらいいのか
迷ってると


「ま、待ってユンホ君っ…、
手、痛いよっ…。」

チャンミンの声に
ハッとして立ち止まる。



「あ…、ごめん。
ごめん。チャンミンっ。
痛くしてごめん。」

俺は慌てて強く掴んでいた
手を離す事はせずに緩めた。

「…うん…。
…、ね、ユンホ君
いきなりどうしたの?

それに店長さんとの約束
破っちゃったけど大丈夫かな?」


「…店長には俺から
あやまっておくからいいよ。」



「…、ん。
それより大事な話しって何?」


「…ここじゃ
言えない。

どこかふたりきりになれるところ
ないかな。」

「…、ふたりきり?」

「うん。」

俺は周りをキョロキョロと
見渡すと

「…、ね、じゃあ
またホテル泊まる?」



「え?」

「…、だって
この辺のホテル
見晴らしもよさそうだよ?

…、ねえ。ホテル泊まろう?
僕、なんか酔っちゃったし
疲れちゃった。」

チャンミンの甘えた様な顔。


…、そりゃ
あれだけ飲めば酔うだろ。


それにしても江ノ島のホテルの時といい
平気でホテルに誘う相変わらず
俺に警戒心のないチャンミンに
少し凹みながらも

そうか。 ホテルか。
そこなら誰にも邪魔されずに告白できる。

そうだな。
そうしようと決めたんだ。



「…、じゃ、ホテル行こう?
でもごめん。
ホテル代、バイトの給料出るまで
立て替えといて。」

「ふふ?
そんなのいいよ。

…、ね、それより
どこのホテルにする?」







そして

俺とチャンミンは

ベイサイドホテルの一室の前に
やってきた。
ルームキーを差し込んて
部屋を開けて入ると
そこには大きなベッドがひとつ。

と言うのも今日はお台場で
イベントをやってるらしく
ツインの部屋は全て満室。

空いていたのはダブルベッドの
部屋のみ。

しかも、スィートルーム。

俺は金額に迷ったけど
チャンミンがここにしようって言うし
早く二人きりになりたくて
そうしたのはいいんだけど

間接照明に照らされた
豪華な薄暗い部屋と
クイーンサイズのベッド。


なんか…、



めちゃくちゃ
緊張してきた。





トクン

トクン。


…とりあえず
落ち着かないと。

まずは水でも飲もう。

「チャンミン、
ミネラルウォーター飲んで。」

「…、うん。ありがとう。」


冷蔵庫から取り出したペットボトルを
ベッドに腰掛けるチャンミンに渡して

俺もその隣に座る。


するとチャンミンが

「はい。
ユンホ君も飲んで。」

そう言ってミネラルウォーターを
俺に渡してきたから

俺はゴクゴクと飲み干した。


あまりの緊張感で
喉もカラカラだったみたいで

その緊張をときたくて
とりあえずはパーティーでの話しをする。




「…、お姉さんにはびっくりしたな。
俺がダメならチャンミンって
どんだけ軽いんだよな?」


「…ん。そうだね。
でも、なんか羨ましかった。」

「え?何が?」

「…だってなんの迷いもなく
好きな気持ちを伝えて。」



「…。確かにそうだな。」


お姉さんは確かに
突拍子もない告白だったけど
一年以上も片想いの俺より
よっぽどカッコよかった。


…、ましてや
店長だってカッコよ過ぎた。


そうだよ。

もう迷ってないで

言わないと。


これ以上
気持ちを抑えるなんてせずに

言うんだ。





そう決意したところで




「…ユンホ君
大事な話しって?」

チャンミンが
俺を覗き込むように聞いてきた。


トクン


トクン



ドキドキが



ヤバイ。




だって人生初の告白なんだ。






…フーッ…と
俺は深呼吸。


そして


チャンミンに身体を向けて







「…、チャンミン。
俺、チャンミンの事が好き。」





単刀直入に想いを告げた。





「え?」




チャンミンは俺の言ってる意味が
わからないかのような表情。

そんなチャンミンに
続けて想いを伝える。



「…、あ、や、
ごめんっ。いきなりごめんっ…。
俺なんかに好きとか言われても
困るよな?

…わかってる。
そんな事わかってるっ…。
チャンミンが好きな人の事をまだ
諦められない事だってわかってる。」


「何言って…、」



「ごめん、チャンミン、
最後まで聞いてっ…、

…、チャンミン、
さっき、次の恋しようって
お姉さんに言ったよな?

それが
俺じゃダメかな?



好きなんだよ。


チャンミンの事が
ずっとずっと好きだった。」






その瞬間



チャンミンが大きな瞳から

ポロポロと涙を流したと思ったら


いきなり俺に

抱きついてきて




その後に







奇跡が起きた。





「ダメっ…、無理っ…。
次の恋はしないっ…、



だ、だって、僕はやっぱり
今でもユンホ君の事が好きだからっ…、。

今の恋を諦めるなんて
できないよっ…。



ゆ、ユンホくんっ。


僕も…、好きっ…。


僕もずっとユンホ君の事が
好きだった。


ずっと好きでっ…、




諦めるなんてできるわけないっ…。


だって初めて好きになったんだよ。

ユンホ君が
初めての恋だったんだよっ?


諦めるなんてっ…

…うっ…、っく、…、」





え?


初めての恋?


それって…


俺が初恋?




嘘…っ。



「チャンミンっ…、
…、


俺もチャンミンが初恋。」








それから




お互いがどれだけ好きだったかを
告げて




お互いの気持ちがわかって




チャンミンがどれだけ俺の事が
好きかを知った。






チャンミンの


"寂しいから抱きしめて"

それは

"好きだから抱きしめて"
だったんだんだ。



過去のチャンミンの恋人に
嫉妬もした事もあったけど



俺がチャンミンの最初の男って


知ったんだ。




それがわかった今




もう


俺は止まらなかった。


いや俺たちは



止められなかった。








「んっ…、んっ、んんっ。…んあっ…。」





俺はスーツのジャケットを脱ぎながら

チャンミンをベッドに
押し倒して

服を脱がせて


覆いかぶさった。


「ん。ん…っ…、んんっ。」


何度も何度も
舌を絡め合って






ファーストキスに夢中に
なっていた。





…、キスって
こんなに気持ちよくて
愛おしいもんなんだ。


高校時代の文化祭で
視聴覚室で触れただけの事故とは
全然違う。







「っ。んあっ…ん。
…、やっ…、

はあっ、んあっ…
あっ…、あっ…あっ…んあっ…。

や、ちょっ、ゆっくり、
んんっ…、」




身体を重ねる事だって

お互い初めてだった。



「ごめっ…、
痛い?」






「…痛いって言うか
熱くてっ…

っ、あっ…、あっ、

、んっ…やっ…、んあっ…、」



やり方なんてわからなかったけど
始めてしまえば


慣れない行為に戸惑いもしたけど
お互い早くひとつになりたくて。











俺に抱かれながら



俺に揺らされながも







優しいマシュマロ笑顔で





「ユンホ君…。

…好きっ…。

大好きっ…。んっ…、」





手を伸ばして

俺の頬を撫でるチャンミンが、


綺麗で


物凄く綺麗で


愛おしくて


切ない程愛おしくて。







泣きそうな程



大好きで。








「…俺もチャンミンの事が

好き。」












この先一生




チャンミンだけを好きでいる



そう誓ったんだ。


























♡終わり♡









-----------------------------------------------



拍手コメントを下さった

sh◯nochanさん♡ 葉◯さん♡ イチ◯ミチさん♡
き◯さん♡ しまっ○ょさん♡ ぽ◯ちゃ◯さん♡
ちょ○みさん♡ mm◯y◯nkoさん♡ み○チャンさん♡ きな◯さん♡
Miy○さん♡

いつも本当にありがとう♡
プラトニックな関係は卒業しました\(//∇//)\
何度も書いてるけど皆さんのコメントは
本当に励みになってました☆彡
感謝してますT^T♡








改めて皆さん♡こんばんは(*^_^*)

最後まで読んでくださって
ありがとうございましたT^T♡
終わってしまって寂しいけど
無事に完結できてホッとしてます。

このお話しは
"お互いが初めての恋" を
書きたかったんです。
でも読んでる皆さんには
不器用過ぎる二人が焦ったかったと
思いますf^_^;
でも、やっと想いが通じ合いました♡
この先二人はずーっと永遠に
甘々で幸せです(*´ω`*)♡


本当に皆さんが読んで
応援して下さってくれたから
ここまで書き上げる事ができました。
感謝の気持ちでいっぱいです。


そして、恒例の
"あとがき&その後の二人"は

7月31日 月曜日に
更新します。

日にちが空いてしまいますが
まだまだ書きたい事があるので
皆さん、読みに来て下さいね☆彡

その後の二人のお話しは
ユンホ君の20歳のバースデー編です!
やっとお酒が飲めるユンホ君です♡


日にちが空いてしまう理由は
SMTに参戦する為に明日から帰省するからなんです。
なので落ち着くまで少し待っていて下さいね。
東京ドームに行かれる皆さんも
エア参戦の皆さんも
一緒に楽しみましょうね♡
素敵なステージになります様に☆彡




それでは、また来週♡
暑い日が続いてるので
皆さんも体調には気をつけて下さいね。



最終話なのでよかったら
コメ欄をオープンにしたので
感想を聞かせて下さいね(*^_^*)




それから


読んで貰った証に
拍手ポチを押して頂けたら
嬉しいです(*^_^*)


チャユノ






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最後まで本当にありがとうございました♡


プラトニック 57

2017.07.24 (Mon)






"…、お姉さん、
ユンホ君に触らないで。"








チャンミンのその一言で
一瞬にしてその場の雰囲気が
張り詰めた。


お姉さんは振りほどかれた手を
見つめて
アイメイクバッチリの
大きな瞳を見開いたかと思ったら
今にも泣き出しそうな顔になってしまった。


あ…、ヤバイ。

泣かれる。

何かフォローしないと。


するとチャンミンが


「…、あ、ご、ごめんね。
ごめんね。お姉さん。

でも、お姉さん?
…ユンホ君には好きな人がいるから
諦めた方がいいよ?」


さっきの怒った顔が嘘の様に
今度はお姉さんに優しく微笑む。

それを聞いたお姉さんの矛先が
俺に向けられた。



「嘘。
ユンホ君、好きな人がいるの?
…、そんなの聞いてない。
…酷いっ。
じゃあどうして合コンに来たの?

あたし、ユンホ君の事、本気なのにっ。」



お姉さんは
甲高い声で俺を責めると



「そうだよ。ユノ
だったら何で合コンに来たんだよ?

って、まあ、合コンくらい行くか。

な、お前もモテるんだし
ユノに好きな人いるなら
仕方ないじゃん。諦めろ。
また合コン開いてやるからさ。」

シウォン先輩がお姉さんに
そう言ってくれて
助け舟を出してくれた。



でも

ホッとしたもの束の間。


お姉さんは俺を諦めない。


「…、シウォンは黙ってて。

ねえ、
ユンホ君は、彼女がいるわけじゃ
ないんでしょ?

だったらあたしと付き合ってみない?
あたし、ユンホ君とだったら
上手くいきそう。」


「えっ…、。」






何言ってんの?


俺は前向きなお姉さんに
なんて言って返事をしようか
言葉に詰まると

それより先に
チャンミンがお姉さんに



「…、お姉さん。
僕、ずっと好きだった人を
諦めたばかりなんだ。

…、僕の想いが
届かなくて…。


ね、だからお姉さんも僕も同じ。

諦めて次の恋しよう?」


諭す様に言う。





チャンミンのその言葉で
俺の心はギスギスと痛む。


…、諦めたといっても
まだ諦めきれてない事が伝わる。





チャンミンはまだ
他の誰かの事が好き。





…、それでも




俺の気もちは変わらない。





いつまでも弱気な俺じゃダメだ。

ハッキリお姉さんにも
断って

チャンミンに告白するんだ。





「お姉さん。
本当にごめん。

俺、お姉さんとは
付き合えない。
…、それに好きな人に
すぐにでも告白するつもりだし。」



「…え?…告白…?
そっか…。
そうなんだ…。」




「はい。
だから…、悪いんだけど
チャンミンの言うとおり
次の恋をして下さい。」




「ふーん…。
…、わかった。
じゃあ、ユンホ君の事は
諦めるしかないね。
…、

あの…



…、だったら



あたし、チャンミンさんがいいっ。


チャンミンさんを次の恋にする。

ねえ、チャンミンさん
あたしと付き合って下さい。」



と、



わけのわからないお姉さんの
台詞に

俺と店長、シウォン先輩が
目が点になった。


「ちょっ、何言って…、」




何なんだよ。
このまさかの展開は。

お姉さん、軽すぎるだろ?

てか、

ここにいる4人全員がチャンミン狙いって
どういう事だよ?




もう無理。


これ以上ここにいたら
更にややこしい事になる。






シラフの俺が
しっかりして

酔っ払いの大人たちの
この状況から抜け出さないと。






「…、シウォン先輩っ、
お姉さん、相当酔ってると思うので
もう連れて帰ってください。


チャンミン、もう帰ろう?
みんな酔っ払ってるから
会話が成立しないよ。


店長、
チャンミンは連れて帰りますから。」





そしたら




ずっと
黙っていた店長が



「ダメだ。
帰るならユノだけ帰ればいいよ。

チャンミンさんはまだ帰さないよ。」







そう言いながら
チャンミンの腕を掴んで
自分の身体へと引き寄せる。





「チャンミンさん、
俺、話しがあるって言ったよね?
今日は俺に付き合ってくれるんだよね?」



そして

超強引に


ギュッと
チャンミンの肩を抱く。





っ…、







俺はそれを見て



今まで抑えていたものが
吹っ飛んだ。





もう

周りにたくさんの人がいようが


誰になんて思われようが






どうでもよかった。



とにかく



チャンミンを誰にも渡したくなくて


触れさせたくなくて







「 チャンミンに触るなって…。」




俺は店長からチャンミンを
取り返すようにして


チャンミンの腕を掴んで




引き寄せた。





チャンミンは
驚いた顔して俺を見るけど


それには構わず



そして












「チャンミン、
俺、チャンミンに大事な話がある。


だから


俺と一緒に来て。」








そのまま




チャンミンを連れて



パーティー会場を後にしたんだ。



















-----------------------------------------------------


☆チャユノです☆

拍手コメントを下さった

イチ◯ミチさま♡ ユノ◯モさん♡ しまっ○ょさん♡
k○i○oさん♡ sh◯nochanさん♡ ちょ○みさん♡
み○チャンさん♡き○さん♡ atsu○inさん♡
くみちゃんさん♡ mi◯hi◯onさん♡ じゅ◯ぺ◯さん♡

皆さん、ありがとうー(≧∇≦)
皆さんがヤキモキしてるの
めちゃくちゃ伝わりました♡笑
もうヤキモキさせないからね♡
そして、はい♡ 私も東方神起アワード見ました!
生電話ユノにテンション上がりました٩(๑˃̶͈̀ ᗨ ˂̶͈́)۶⁾⁾
チャンミンの話も聞けて嬉しかったね♡











改めて皆さん♡こんばんは(*^_^*)
お待たせしました♡
ユンホ君もやっと行動に出ました(^-^)

皆さん、焦れったい二人をずっと
応援してくれて
本当にありがとうございました。
明日は甘々な二人なので
安心して下さいね♡









"チャンミンは誰にも触れさせない"
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明日が最終話です☆彡


プラトニック 56

2017.07.23 (Sun)








台場駅に着いて
改札に出るとすぐ
チャンミンの姿が目に入った。



外で待ち合わせするなんて殆どないし
なによりも
俺もチャンミンもスーツを
着てるからお互い社会人みたいで
なんだか嬉しい。


「お待たせ。
ごめん。待った?」

「…ううん。大丈夫。」

「チャンミン?
どうかした?」


チャンミンは会って早々に
俺の事をジッと見つめて



「…、ふふ。
ネクタイ似合ってる。」

片目を細めて笑った。


「あ、うんっ。
ありがとう。
自分でも似合ってると思う。」



実はこのネクタイは
チャンミンに借りたもの。

俺が"パーティーに合わせて
ネクタイ買おうかな"って言ったら
"わざわざ買う必要ないよ。"
そう言ってチャンミンが
ライトグレーのストライプのものを
貸してくれたんだ。


「…なんか
ユンホ君じゃないみたい。」

「え?なんで?」

「…、なんとなく。」

「スーツだから
大人っぽく見える?」

「うん。」

「俺ら営業先に向かう二人
みたいじゃない?」

「アハ。そうだね。
じゃあユンホ君は新人で
僕は先輩で新人教育係みたいな。」

「ハハ。なんだよ、その例え。
ふっ。でも、それでもいいや。
じゃ、チャンミン先輩
いろいろ教えて下さい。」


「ふふ。じゃあ、スパルタで…、
あ、ちょっと待って…。」





楽しく会話してたところで
チャンミンが足を止めて
スーツの胸ポケットから
iPhoneを取り出して画面をタップする。

「…、店長さんから
LINEだ…。」


そう言ってチャンミンは
店長からのLINEを読んだあと
返信をして


「…お待たせ。
行こ?
ユンホ君。」

歩き出した。


「…、店長と
LINEしてるんだ?」

「え?
…あ、うん。でも昨日からね。
昨日会計の時にレジで
ID聞かれて。」



知らなかった。
俺が目を離してる隙に。





「ふーん…。
で、店長、
何てLINEしてきたの?」

「…、パーティー終わったら
話しがあるから
ホテルのラウンジで待ってて欲しいって。」

「えっ?」

「…、話しって何だろうね?」



…、鈍感なチャンミンは
店長が自分に気がある事に気がついてない。
俺はチャンミンの問いには答なかった。




「…行くの?」

「うん…。
…、あ、ごめんね。
ユンホ君と一緒に帰れない。」


「いいよ。別に。」






いいわけないだろ?
チャンミンは俺と
一緒に帰るに決まってる。



…、



それにしても

店長ってやる事が早い。

あいつ
恋愛に慣れてる感じだもんな。




けど、チャンミンは客だぞ?



客に手を出そうなんて
店長として失格なんじゃないの?

…ふん。

まあ、いいよ。
店長が今日チャンミンに
告白しようとしてる事は
想定内だったわけだし

どのタイミングで告白するか
先にわかってよかった。




店長

悪いけどチャンミンは
あなたとの待ち合わせ場所には
行かせませんよ。




俺がその前に告白して
連れて帰りますから。









「ユンホ君?
どうかした?」

「別に。
パーティー楽しみだね。」

「…うん…。」


「早くワイン飲みたいな。
喉乾いちゃった。」


ニッコリ微笑むチャンミン。



人の気も知らないで…。



いい気なもんだよ。




そして



俺とチャンミンは
ホテルに着いて受付を済ませて
レストランへと入ると
既にパーティーは始まっていて




そこは海とレインボーブリッチが
見える場所で
夕暮れ時のロケーションは
最高に綺麗だった。


もちろん俺はそのレストランを
リサーチ済みで
室内から外のテラスに出る事が
できるのを確認済み。



そのテラスで俺はチャンミンに
告白しようと思っていて。


だけど、うまくいくかな。
テラスに人がたくさんいたら
それも難しいし…。

…ま、だとしたら
パーティー会場を抜け出して
チャンミンを海辺に連れて行けばいい。

春の海だし平日だ。

そう人もいないはず。






…、なんて

どうしよう。

めちゃくちゃ
緊張してきた。



だって


告白して

チャンミンに拒絶されたら?


気持ち悪いなんて
思われたら?




…、怖い。




「ユンホ君?
どうしたの?」

「え?何が?」

「何がって、急に
黙っちゃうから…。」

「あー…。ごめん。
俺、パーティーとか初めで。
ちょっと緊張しちゃって。」



緊張は
パーティーじゃないけど。



「ふふ。
そんな緊張する事ないよ。
ほら、行こう?」

「うん…。」





それからとりあえずは
店長に挨拶しようと
会場を見渡したその時


「チャンミンさんっ。」


チャンミンを呼ぶ声がして
振り向くとそこには


フォーマルスーツで
バッチリ決めた店長が
髪をかきあげながら
俺たちの方へとさっそうと歩いて来る。


そのまま店長はチャンミンに


「こんばんは。
来て下さってありがとうございます。
あちらに新作ワインが
あるので試飲して貰えますか?」

そう言った後

「ユノもご苦労さん。

あ、ユノは先輩のチェさんと
その連れのOLさんも来てるから
お相手してあげて。」


俺へのあからさまな態度。


「え…、
でも店長、今日俺は仕事じゃないし
別に相手なんて
しなくていいんじゃ…、」


「それはそうだけど
綺麗なOLさんユノの事探してたよ。
"ユンホ君はまだですか?"って
聞かれたよ。
店に来るのもお前目当てなんだし
優しくしてあげないと。

チャンミンさんのエスコートは
俺に任せて。」





っ…、店長のやつ
強引過ぎじゃね?



俺はケバいお姉さんなんて
どうでもいいし
それに
チャンミンに告白しようって時に
チャンミンに変な事言うなよ。




「チャンミンさん。
ワインに合う前菜もたくさんあるので
行きましょう。」





店長はチャンミンの腰に手を回して
料理とワインの並ぶテーブルへ
連れて行こうとした。




「え?あ、あのっ…
店長さんっ…、」


店長の行動にチャンミンは
どうしていいかわからないのか
困った様な顔で俺を見るから




思わずチャンミンの手を掴んで
引き寄せて

今度は俺が
チャンミンの腰に手を回した。


「店長、
チャンミンは俺がエスコートするんで。
店長は他のお客様のお相手
して下さい。」



「それは後でするからいいんだよ。

ほら、ユノはOLさんの相手。
OLさん、待ってるから。

チャンミンさん行きましょう?」

そう言って店長は
またチャンミンの腰に手を回そうと
した



その瞬間



「ユンホくーん!」

「おー、ユノー。」


背後から聞こえてきた声に
振り向くと


完全に酔っ払ってる
ケバいお姉さんとシウォン先輩。



「ユンホ君、遅いよぉー。
お姉さん、待ってたんだからねー。」

お姉さんは淡いピンクのワンピースに
シウォン先輩は派手なネクタイにスーツ。


…、




確かにパーティー映えしそうだな。
派手過ぎる二人に少しひく。





「…、あ、どうも。
こんばんは。」

「ふっ。なんだよ、ユノ。
このお姉さん、ユノに逢いたくて
来たんだからもう少し
気のきいた事言えないの?」



「ウフフ。ユンホ君は
照れ屋なんだもんね?
スーツ似合ってるねー。」

別に照れ屋とか
そんなんじゃなくて


「…あー…、どうも…。」



だからシウォン先輩
お姉さんの気持ちは
ありがた迷惑なんだって察してよ。




「じゃあ、ユノ後はよろしく。」

それをいい事に
店長のそんな台詞に焦る俺。

チャンミンと店長を
二人にするわけにいかない
そう思ったところに




「あっ…。
店長さん待って。待って。
俺、その人に用事あるんだよね。」


シウォン先輩は
チャンミンを連れて行こうとする
店長を呼び止めて



「あの、チャンミンさん。

俺、ユノと同じ大学で
部活の先輩でもある
チェ.シウォンです。
友達になってくれませんか?

俺、あなたみたいな人
タイプなんです。」


唐突に言ってきた。





俺は





前途多難なパーティーを予感した。









結局



俺、チャンミン、店長
シウォン先輩、お姉さんで
ワインの試飲のスペースへと。


そして

すでに出来上がってる二人に
次いで
チャンミンも飲む。

店長も飲む。




店長の奴
チャンミンの側から離れる気ゼロだし
シウォン先輩も
チャンミンにやたらと馴れ馴れしい。

でもってお姉さんは
俺の隣をキープ。


…、何やってんだよ。俺。


そろそろチャンミンを
テラスに連れて行きたいのに




無自覚無防備チャンミンは
アルコールが入って機嫌もいいのか
店長ともシウォン先輩と
楽しそうに話してる。


店長もシウォン先輩も
鼻の下伸びてるし。


俺はソフトドリンクだっていうのに
みんなアルコール入って楽しそう。


…、早く大人になりたい。



仕方なく俺もコーラで
楽しいふりをして
お姉さんの相手をしていると




「ねえー、ユンホ君。
お姉さん、ちょっと酔いを覚ましたいなあー。
ね、テラスに行かない?」


俺の腕にお姉さんの腕を絡めてきた。




えっ…、

…、ちょっ。

やめろよっ


チャンミンが目の前にいるのに

何すんだよ…、



俺は



慌ててその絡みついた
腕を振り離そうとしたんだけど


それよりも早く


お姉さんの腕に


スッと手が伸びてきて



俺の腕から振りほどかれた。




それをしたのは



チャンミン。




そして






「…、お姉さん、
ユンホ君に触らないで。」


今まで色気振りまきながら
ふわふわ笑っていたチャンミンが




少し怒った顔して




そう言ったんだ。



















----------------------------------------------------


☆チャユノです☆

拍手コメントを下さった

yo◯okoさん♡ sh◯nochanさん♡
き◯さん♡ み○チャンさん♡ Miy○さん♡
いつも楽しみにしてくれてありがとう(*^_^*)
やっとここまで来ました!
お一人づつにお返事出来なくて
ごめんね。でも本当に楽しく読んでるし、励みになってます(*´ω`*)♡







改めて、皆さん♡こんばんは(*^_^*)

チャンミンの思わず出てしまった
行動…。
チャンミンの気持ちが
ユンホ君に届く様に
最後まで見守って下さいね。

それではまた明日☆彡






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読んで下さってありがとうございます。
あと2話です(^-^)/


プラトニック 55

2017.07.22 (Sat)






ドクン


ドクンと


痛む心を
抑えながら



俺はバカみたいに
チャンミンの話しを聞いていた。




「…、そうだったんだ。
店長と飲んでたんだ。

ふーん…。
…、バーってどこにあるの?」

「んー…。
どこだっけ?」


「どこだっけじゃないだろ?
チャンミン飲み過ぎじゃない?

…ほら、ミネラルウォーター
飲んで。」


それで俺はミネラルウォーターを
手渡しながら
チャンミンの隣に座る。


「ん…。
ありがとう。
冷たくて美味しい。」





呑気なチャンミンに腹が立つ。




だって俺は早くチャンミンに
逢いたかったのに。






俺がチャンミンを想ってたとき
チャンミンは店長と
楽しく飲んでたってわけ?



そんな気持ちでいっぱいで…。



そして
店長と二人だったことが

不安でどうしようもなくて。



「…、チャンミン。
店長とは何話したの?」




「えー?
…、んー…。何って言われても
覚えてないよー。
あ、でも…、
今度、店長さんの家に遊びに
おいでって誘われて。

なんかね、高級なワインセラーが
あって
好きなだけその中のワイン飲んでいいよって。
ワインセラー、いいなー。」



「…、店長の家に行くの?」

「んー…。行こうかなー。
高層マンションの高層階で
夜景が綺麗なんだって。」


ワインセラーって何?

高層マンション?


…、店長の奴
自慢ばっかり。


そう思うけど
チャンミンは楽しそうで…。

そうだよな。
チャンミンはワイン好きだし。

…、

「…、ふーん。
でも店長の事よく知りもしないのに
家に行くとか危険じゃない?」

「え?知りもしないって
ユンホ君のバイト先の店長さんなんだから
危険も何もないでしょ?」

「そんなのわかんないだろ?」

「…、ユンホ君だって
初めて会った日に一緒に
カレー食べようって僕に言ったくせに。

…、大丈夫だよ。
僕だって、
いい人かそうじゃない人かくらい
直感でわかるよ。

店長さんはいい人。
昨日だってユンホ君のお見舞いに
来てくれたんでしょ?」


「そ、それはそうだけどっ…。」


俺はカレーで店長はワインか…と、
凹む俺。





「…、そんなに心配しなくても
大丈夫だよ?

それに店長さんマンションの下まで
タクシーで送ってくれたんだよ。
危険どころか紳士だよ。


…、そもそも僕は男なんだし…。」



…、嘘っ…。


タクシーで送って貰った?


更に凹む俺…。


…、まあこんな酔っ払いチャンミンを
一人で帰す方が危険か…。





店長はマジで本気出してきたんだ。


このままじゃ
マズイ…。


これ以上チャンミンに
近づけさせない様にしないと。


そうまた俺の頭の中は
グルグルとしているところに




「…、ユンホ君は好きな人の事だけ
考えてればいいよ。」



チャンミンがいきなり
話しを変える。



「えっ?」

「…、告白するんだもんね。
ね、いつ告白するの?」

「…、あー…。
…来週かな。」

「そう…。
じゃあこんな風に
過ごせるのもあと僅かだね…。」

「え?
何で?

何でそうなるんだよ?」



そうじゃなくて

その逆だって。





俺はこの関係よりも
もっとチャンミンに近づきたくて…。






なのにチャンミンは


「だって…
恋人ができたら
この部屋に来るのはその人でしょ?

…、。寂しいな。

…、寂しいよ。

でももうユンホ君に寂しくても
抱きしめて貰うのは
卒業しないとね。

…そうしないと。


…、僕、応援するから。

ユンホ君の恋が
うまくいくように。」


俺が他の誰かに告白すると
思ってる。


そんなチャンミンに
どう答えていいかわからずにいると





不意にチャンミンが

「…、もう遅いから
帰るね。」

そう言っていきなり俺へ
両手を伸ばしてきた。



っ…、



一瞬

"抱きしめられる"


思ったんだけど

それは違って



「…、よかった。
すっかり熱は下がったね。」



綺麗な両手を俺の頬を
包み込むようにして

また体温を確認する。




トクン



トクン




…、だから…、


そうやって無意識な行動が
俺の心をかき乱すんだって…。



でも





店長と飲んで来たチャンミンに
距離を感じていたけど

やっぱりいつもの
マシュマロ笑顔のチャンミンに
ホッとして泣きそうになったんだ。








そして

チャンミンが帰った後


俺は焦っていた。



落ち込んでる場合じゃない。


ウダウダ考えてる場合でもない。



このままじゃ
店長にチャンミンを取られてしまう。



嫌だ。


チャンミンを
誰にも取られたくない。



俺も本気を出さないと。


そう決めたんだ。

















それからの数日間


相変わらず会社帰りに店に来て
食事をするチャンミンを
店長からガードしまくった。



チャンミンが
店の入り口に見えたと同時に俺は
ダッシュでそこまで早歩き。



店長だって負けてないから
先横される日もあって


店長とチャンミンが
親しそうに話すのをハラハラしながら
横目で見るしかない俺。



それでもとにかく
チャンミンが店にいる間は
仕事をしながらも
チャンミンから目を離さなかった。




はたからはわからない様に
店長とのバトル。




チャンミンには
アルコールもあまり飲まない様に
しつこく言った。


にもかかわらず


「ワイン飲みに来てるんだから
飲むなって言われても飲むからね。

…、

ね、これと同じのおかわり。」


…また飲むのかよ。




そんなに色気振りまいて
どうすんだよ。


最近では他の従業員までも
チャンミンの事を
気にしてるって言うのに…。


こんなんじゃ
ワインパーティーが思いやられる。









そしてとうとう






ワインパーティー当日。








俺はその日



緊張しながら
チャンミンとの待ち合わせ場所の





台場駅へと向かっていた。





















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☆チャユノです☆

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ちょ○みさん♡ てん○さん♡ sh◯nochanさん♡
しまっ○ょさん♡ k○i○oさん♡
き○さん♡ 名無しさん♡ じゅ◯ぺ◯さん♡

二人のことを好きでいてくれて
楽しく読んで貰えてるって
伝わってますT^T♡ありがとね(*´艸`*)
それから温かい言葉も本当に
嬉しかったですT^T♡
無理しないであと少し頑張るね♡











改めて皆さん♡こんばんは(*^_^*)

やっとワインパーティー当日です!
店長とシウォン
それとフワフワチャンミンに
ユンホ君は振り回されそうですが
告白できる様に応援して下さいね(*^_^*)




それではまた明日(^-^)/









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